天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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環境効果(銀河の) environmental effect(on galaxies)

銀河の進化に環境が及ぼす影響。銀河団からボイド領域まで、銀河を取り巻く環境は多様である。形態-密度関係に代表されるように、現在の銀河の性質は環境に強く依存することが知られているが、そうした依存性は、先天的な環境効果と後天[…]

干渉 interference

広くは、複数の波が重なり合って新しい波形ができる現象を指す。通常は可干渉性のある波の場合に用いる。同一光源からの光を異なる光路を経て重ねたときに、光の波としての性質から、その位相が一致(山と山が差なり合う)場合に強め合い[…]

干渉計 interferometer

電磁波の干渉を用いて位相差を測定し、波長より短い光路差や波長自体を高精度で測定する装置。天文学では、光路差の測定から電磁波の到来方向を精密測定する装置として用いられることが多い。電波干渉計、マイケルソン干渉計、スペックル[…]

干渉縞 interference fringe

同一光源からの光の干渉によって生じる縞模様。天体観測装置では、ファブリー-ペローエタロンを干渉分光素子として用いたり、薄膜を用いた干渉フィルターとして光の干渉効果を積極的に利用することがある。一方で、ガラス板の裏面反射に[…]

干渉フィルター interference filter

ガラス表面に複数の誘電体薄膜を形成し、空気と誘電体、誘電体とガラス基板、および異なる誘電体どうしの界面で生じる反射光と透過光の干渉の特性が波長に依存することを利用して、必要な波長帯の光のみが透過するように、誘電体成分とそ[…]

慣性系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第一法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていないか、働いている力が釣り合っている(合力が0)物体が、静止し続けるか等速直線運動となるような座標系である。慣性[…]

慣性系の引きずり dragging of inertial frame

一般相対性理論において回転する重力源の周りの時空が遠方の慣性系に対して引きずられるように回転する効果。この効果のため回転する重力源に自由落下する観測者は無限遠で静止している観測者に対して回転方向に角速度を持つ。レンス-チ[…]

慣性座標系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第一法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていないか、働いている力が釣り合っている(合力が0)物体が、静止し続けるか等速直線運動となるような座標系である。慣性[…]

慣性質量 inertial mass

ニュートン(I. Newton)による運動の第2法則で定義される質量。この法則は、質点の運動量 $m\boldsymbol{v}$ の時間変化はそれにかかる力 $\boldsymbol{F}$ に比例するというものである[…]

慣性主軸 principal axis of inertia

一般に、剛体の角運動量ベクトル $\boldsymbol{L}$ と角速度ベクトル $\boldsymbol{\omega}$ には という関係が成立する。一般に $I$ は行列量(慣性モーメントテンソル)になるが[…]

慣性モーメント moment of inertia

慣性能率とも呼び、物体の回転しにくさを示す量である。たとえば、重さを無視できる棒の片方の端に回転軸があり、もう片方の端に質点と見なせる質量 $m$ のおもりが付いているとする。この場合、回転の軸に対する慣性モーメント $[…]

観測的宇宙論 observational cosmology

宇宙の遠方にある天体の分布数、スペクトル、物理状態、運動などや宇宙背景放射の観測データに基づいて、膨張宇宙の構造と進化を実証的に研究する分野。

観測ロケット sounding rocket

赤外線や紫外線観測など地球大気の影響で不可能な観測を行うために打ち上げるロケット。人工衛星のように地球周回軌道に乗るのではなく、弾道飛行を行うロケット自身に観測装置が搭載され、落下までの間に観測を行う。多くの予算と開発期[…]

カント Kant, Immanuel

カント(Immanuel Kant;1724-1804)は『純粋理性批判』(1781)、『実践理性批判』(1788)、『判断力批判』(1799)の3批判書で知られるドイツの哲学者。近世最大の思想家の一人。ケーニヒスベルグ[…]

乾板スケール plate scale

イメージスケールを参照。

乾板測定機 plate-measuring machine

天体写真測光において、写真から天文学に必要な定量的な情報を引き出すために使われたさまざまな測定機の総称。研究用の天体写真はガラスを用いた写真乾板で撮影されたのでこのように呼ばれる。 コンパレータ(comparator)[…]

乾板定数 plate constant

天体画像において、画像上の $(x,y)$ 座標と、その画像に投影された天球面上の座標(標準座標)との対応関係を表す係数のこと。もともとは写真乾板(photographic plate)が検出器として使用されていたため、[…]

ガン-ピーターソン検定 Gunn-Peterson test

宇宙(銀河間空間)の電離度を推定する方法の一つ。ガン(J. Gunn)とピーターソン(B. Peterson)によって1965年に提案された。中性水素はライマンα(アルファ)線(静止系波長121.6 nm)の波長の光子を[…]

ガンマ線 gamma-ray

波長が約0.01 nmよりも短い電磁波(エネルギーでは約120 keV以上)の名称。波長域はX線と重なっている部分があるが、原子核の状態の遷移によって発生するものはガンマ線、電子のエネルギー状態の遷移によって発生するもの[…]

ガンマ線源 gamma-ray source

ガンマ線を放出する天体。GeV (109 eV)領域のガンマ線を観測しているフェルミ衛星の最初のカタログには、1451個のガンマ線源が掲載されており、うち689個がブレーザー、2個が電波銀河、2個がその他の活動銀河、2個[…]