天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"蒙彼利埃大学综合理工学院毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信199959876(Ecole Polytechnique Universitaire de Montpellier毕业证degree offer diploma Transcript)Kg8X"の検索結果(3282件)

慣性系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第一法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていないか、働いている力が釣り合っている(合力が0)物体が、静止し続けるか等速直線運動となるような座標系である。慣性[…]

慣性系の引きずり dragging of inertial frame

一般相対性理論において回転する重力源の周りの時空が遠方の慣性系に対して引きずられるように回転する効果。この効果のため回転する重力源に自由落下する観測者は無限遠で静止している観測者に対して回転方向に角速度を持つ。レンス-チ[…]

慣性座標系 inertial frame of reference

ニュートン(I. Newton)の運動の第一法則(慣性の法則)が成り立つ座標系のこと。つまり、外力が働いていないか、働いている力が釣り合っている(合力が0)物体が、静止し続けるか等速直線運動となるような座標系である。慣性[…]

慣性質量 inertial mass

ニュートン(I. Newton)による運動の第2法則で定義される質量。この法則は、質点の運動量 $m\boldsymbol{v}$ の時間変化はそれにかかる力 $\boldsymbol{F}$ に比例するというものである[…]

慣性主軸 principal axis of inertia

一般に、剛体の角運動量ベクトル $\boldsymbol{L}$ と角速度ベクトル $\boldsymbol{\omega}$ には という関係が成立する。一般に $I$ は行列量(慣性モーメントテンソル)になるが[…]

慣性モーメント moment of inertia

慣性能率とも呼び、物体の回転しにくさを示す量である。たとえば、重さを無視できる棒の片方の端に回転軸があり、もう片方の端に質点と見なせる質量 $m$ のおもりが付いているとする。この場合、回転の軸に対する慣性モーメント $[…]

観測的宇宙論 observational cosmology

宇宙の遠方にある天体の分布数、スペクトル、物理状態、運動などや宇宙背景放射の観測データに基づいて、膨張宇宙の構造と進化を実証的に研究する分野。

観測ロケット sounding rocket

赤外線や紫外線観測など地球大気の影響で不可能な観測を行うために打ち上げるロケット。人工衛星のように地球周回軌道に乗るのではなく、弾道飛行を行うロケット自身に観測装置が搭載され、落下までの間に観測を行う。多くの予算と開発期[…]

カント Kant, Immanuel

カント(Immanuel Kant;1724-1804)は『純粋理性批判』(1781)、『実践理性批判』(1788)、『判断力批判』(1799)の3批判書で知られるドイツの哲学者。近世最大の思想家の一人。ケーニヒスベルグ[…]

乾板スケール plate scale

イメージスケールを参照。

乾板測定機 plate-measuring machine

天体写真測光において、写真から天文学に必要な定量的な情報を引き出すために使われたさまざまな測定機の総称。研究用の天体写真はガラスを用いた写真乾板で撮影されたのでこのように呼ばれる。 コンパレータ(comparator)[…]

乾板定数 plate constant

天体画像において、画像上の $(x,y)$ 座標と、その画像に投影された天球面上の座標(標準座標)との対応関係を表す係数のこと。もともとは写真乾板(photographic plate)が検出器として使用されていたため、[…]

ガン-ピーターソン検定 Gunn-Peterson test

宇宙(銀河間空間)の電離度を推定する方法の一つ。ガン(J. Gunn)とピーターソン(B. Peterson)によって1965年に提案された。中性水素はライマンα(アルファ)線(静止系波長121.6 nm)の波長の光子を[…]

ガンマ線 gamma-ray

波長が約0.01 nmよりも短い電磁波(エネルギーでは約120 keV以上)の名称。波長域はX線と重なっている部分があるが、原子核の状態の遷移によって発生するものはガンマ線、電子のエネルギー状態の遷移によって発生するもの[…]

ガンマ線源 gamma-ray source

ガンマ線を放出する天体。GeV (109 eV)領域のガンマ線を観測しているフェルミ衛星の最初のカタログには、1451個のガンマ線源が掲載されており、うち689個がブレーザー、2個が電波銀河、2個がその他の活動銀河、2個[…]

ガンマ線天文学 gamma-ray astronomy

ガンマ線の観測により行われる天文学。熱的過程からは、エネルギーが足りないためにガンマ線は発生しない。数MeVまでのガンマ線は原子核の放射性崩壊からも発生するが、さらに高いエネルギーでは高エネルギー粒子の関与した過程から放[…]

ガンマ線バースト gamma-ray burst

米国の核実験探知衛星 「Vela」が発見したガンマ線の突発現象。秒程度から数時間にわたってガンマ線がバースト的に放出され、その後数日間にわたりアフターグロー(残光)が観測されることもある。英語のgamma-ray bur[…]

かんむり座R(R CrB)型変光星 R CrB-type variable

R CrB 型星は小質量(~1太陽質量)の超巨星(表面温度;6000 - 8000 K; 光度おおよそ1万太陽光度 )で、その表面には水素がほとんど存在せず、おもにヘリウムと炭素を主な組成とする外層をもつ(水素欠乏星)。[…]

緩和時間 relaxation time

系が平衡からずれた状態から平衡状態に近づく時間の目安を与える時間尺度。具体的には、平衡状態からのずれが指数関数的に減少する際の時定数。この場合、緩和時間が $\tau$ であれば、平衡状態からのずれは $\exp(-t/[…]

キーナン,フィリップ Keenan, Philip

キーナン(Philip Childs Keenan;1908-2000)は恒星スペクトルの二次元分類MK法で知られるアメリカの天文学者。1943年、モルガンやケルマンと一緒に「An Atlas of Stellar Sp[…]