天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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周波数帯域幅 frequency bandwidth

電波望遠鏡が一つの受信機で、同時に観測できる最高周波数と最低周波数の間の周波数域をいう。周波数帯域幅が広いほど連続波電波の場合は感度が高くなり、線スペクトルの場合はその帯域にある多くのスペクトル線を観測することができる。[…]

重力波 gravitational wave

一般相対性理論などの相対論的な重力理論一般に予言される重力場の波動的振動。流体力学における重力波(gravity wave)とは別のものである。 一般相対性理論では、重力波は物質の四重極モーメント以上の高次モーメン[…]

重力波検出器 gravitational wave detector

一般相対性理論において予言される重力波を検出する検出器。重力波望遠鏡ということもある。特定の振動数の重力波を検出する共振型検出器と、レーザー光を直交する2方向に分けて往復させ、干渉を測るレーザー干渉計型がある。重力波の効[…]

重力マイクロレンズ gravitational micro-lensing

偏向角がわずかで画像としては変化が観測できないが増光によってその存在が観測可能な重力レンズのこと。例えば、太陽程度以下の比較的低質量の天体が起こす重力レンズの場合が該当する。光の進路は重力によって曲がるため、重力源の背後[…]

重力マイクロレンズ法 gravitational microlensing method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。単にマイクロレンズ法と言うことも多い。一般相対性理論では、天体の重力によりその周囲の時空が歪む。背景の天体からの光がその歪んだ時空を通過することにより、光の進む経路が変わる。これを観測者から[…]

シュミット Schmidt, Bernhard Voldemar

シュミット(Bernhard Voldemar Schmidt;1879-1935)はドイツの天文光学技術者。エストニア系のドイツ人で、15歳の少年時代に事故で右腕を失った。スウェーデンのイェーテボリ、ドイツのミッテワイ[…]

シュミット則 Schmidt's law

星間物質の平均密度とそこでの星形成率(星生成率ともいう)とのあいだにべき乗則が成り立つとする法則。観測による裏付けをケニカットが示してからはケニカット・シュミット則ともいうようになった。もともとは、星間物質が自発的に収縮[…]

シュミット望遠鏡 Schmidt telescope

球面鏡を主鏡とし、その曲率中心においた非球面の補正板によって広視野撮像を可能とした望遠鏡。シュミットカメラと呼ぶこともある。明るい口径比と数度角にわたる視野を持ち、主にサーベイ観測のために使用される。ドイツの光学技術者シ[…]

すばる望遠鏡 Subaru Telescope

アメリカのハワイ島のマウナケア山頂(標高4205 m)に日本の国立天文台が建設した経緯台方式の光学赤外線望遠鏡。直径8.2 m、厚さ20 cmの主鏡はコンピュータ制御された261本のアクチュエータで裏面から支持され、望遠[…]

線幅 line width

スペクトル線(輝線、吸収線)の線輪郭の幅のこと(線幅を形成する機構については、線幅拡大を参照)。線幅を表す量として、半値全幅(FWHM。半値幅ともいう)、1/10全幅、ゼロレベル全幅(FWZM)などが用いられる。半値全幅[…]

帯域幅 bandwidth

周波数帯域幅のこと。

大マゼラン雲 Large Magellanic Cloud

局所銀河群に属する銀河の1つで、銀河系(天の川銀河)の伴銀河の一つとされる。肉眼で見ると夜空に照らし出された白雲のように見えるため、「雲」というが、実際は銀河である。このため、大マゼラン銀河ともいう。可視光で見ると非対称[…]

ダストトレイル dust trail

彗星の軌道に沿って分布するダストの分布。赤外線天文衛星IRASによって観測されている。これが地球の公転軌道と交差する場合には流星群として観測される。 彗星は太陽系の内側の近日点付近でのダスト放出量が多い。周期彗星では回[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

中性鉄K𝛂線 K alpha line of neutral iron

まったく電離していない電気的に中性の鉄原子1個には26個の電子があるが、そのうち、最も原子核に近く最もエネルギー準位が低い電子軌道をK殻、次に近い2番目にエネルギー準位が低い電子軌道をL殻と呼ぶ。K殻には電子が2個まで、[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

月 Moon

月は地球を周回する衛星である。平均距離は38万 kmで、これは地球の重力圏の半径(ヒル半径)の約4分の1、太陽までの距離の400分の1である。月の半径は1738 km、扁平率は1/776で地球よりも球に近い。質量は7.3[…]

月の位相 lunar phase

新月から次の新月に至る月の満ち欠けの様相のこと。直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値を月齢といい、0 から約29.5までの値をとる。月齢のことを月の位相という場合もある。月と太陽の黄経の差が0°、90°、180[…]

月の満ち欠け waxing and waning of the moon

月の位相のこと。 2022年の元日から大晦日までの「月の満ち欠け」の様子を1時間間隔で再現した約5分間の動画。月までの距離(中央の横線)の単位は地球の直径(28と32はそれぞれ約356,400 kmと406,7[…]