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ブルーマーブル The Blue Marble

アポロ計画最後の有人ミッションであるアポロ17号の乗組員によって、1972年12月7日に地球からおよそ45000 kmの距離から撮影された地球の写真。英語の意味は「青いビー玉」である。 同様の写真が以前に人工衛星から撮[…]

プロトン現象 solar proton event

太陽から相対論的エネルギーに加速された陽子を発生させる現象をいう。太陽フレアの際に太陽近傍で加速されるか、コロナ質量放出に伴う衝撃波によって加速されると考えられている。大規模なプロトン現象は、陽子がもつエネルギーの大きさ[…]

分子雲 molecular cloud

星間ガスの主要な構成元素である水素が主に水素分子状態(H2ガス)で存在している星間ガス雲のこと。星間分子ガス雲あるいは星間分子雲の略称。星間ガスは水素の状態によって、電離ガス、中性原子ガス、分子ガスの3通りに分けられるが[…]

分子雲コア molecular cloud core

星間分子雲中で密度が高い領域を指す言葉。主要な成分である水素が主に水素分子状態(H2ガス)で存在している星間分子雲の温度は絶対温度 10 K 程度であるため、水素分子成分を輝線で観測することは困難である。そのため、比較的[…]

平均太陽 mean sun

黄道上を運動する太陽の平均速度と等しい速度で赤道上を運動する仮想の天体のこと。実際の太陽は地球の公転軌道が円でなく楕円であること、地球の自転軸が公転面に垂直な方向に対して約23.4°の傾きを持っていることから、南中してか[…]

ペイルブルードット Pale Blue Dot

1990年2月14日に約60億キロメートルのかなたからボイジャー探査機(ボイジャー1号)によって撮影された地球の写真。当初計画にはなかったが、カール・セーガン(Carl Sagan)の強い希望でこの撮影が実現した。青、緑[…]

並列計算機 parallel computer

複数の処理ユニットをもつ計算機。フリン(M. Flynn)の分類では、命令列が複数かどうか、データ列が複数かどうかで計算機は SISD, SIMD, MISD, MIMD の4種になるが、近年の並列計算機のほとんどは命令[…]

BeppoSAX(ベッポーサックス)衛星 BeppoSAX satellite

イタリア宇宙機構(Italian Space Agency(ASI))とオランダ宇宙プログラム機構(Netherlands Agency for Aerospace Programs(NIVR))がドイツの協力を得て開発[…]

ペバトロン PeVatron

陽子や原子核をPeV(=1015 eV ~ 10-4 J = 10 3 erg)を超えるエネルギーまで加速する天体。粒子加速器となっている天体の呼称として、「PeV」と、サイクロトロンなど加速器の名称の接尾辞に用いられて[…]

HEMT High Electron Mobility Transistor (HEMT)

高電子移動度トランジスタを参照。

ベラルービン天文台 Vera C. Rubin Observatory

チリのセロ・パチョンに建設中のサーベイ観測専用の大型シノプティック・サーベイ望遠鏡 (Large Synoptic Survey Telescope: LSST) を運用する天文台。渦巻銀河の平坦な回転曲線の観測からダー[…]

ホーキング Hawking, Stephen

スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking; 1942-2018)はイギリスの理論物理学者、数学者。相対性理論、量子力学を用いた時間と空間の性質に関する研究で有名。オックスフォードに生まれ、幼少の頃から数学[…]

ボイジャー探査機 Voyager

アメリカ航空宇宙局(NASA)が1977年に打ち上げた2機の外惑星探査機。9月5日に打ち上げられたボイジャー1号は、木星(1979年3月5日)、土星(1980年11月12日)を探査、それに先立ち8月20日に打ち上げられた[…]

ボイド void

宇宙の中で、30-50 Mpc(1-1.5億光年)程度のスケールにわたって銀河がほとんど存在しない巨大な空間のこと。アメリカのカーシュナー(R. Kirshner)らによって、うしかい座の方向に初めて発見された。彼らはう[…]

放射性元素 radionuclide

その核種に特有のある寿命で自発的に放射線を放出して別の核種に変化する元素。この変化を放射性崩壊あるいは壊変といい、もとの元素を親元素、壊変後の元素を娘元素という。親元素が放射性崩壊して存在量が半分になるまでの時間を半減期[…]

放射平衡温度 radiative equilibrium temperature

放射平衡状態にある物体の温度。地球の放射平衡温度は以下のようにして推定できる。太陽からの放射エネルギーは地球の全表面の太陽を向いた半分に入射する。地球のアルベドを仮定すれば入射するエネルギーの総量がわかる。一方、地球を黒[…]

暴走的ガス捕獲 runaway gas accretion

水素とヘリウムからなる外層(エンベロープ)をもつ木星型惑星の形成についてのコア集積モデルでは、微惑星の集積によって成長した固体の原始惑星が重力によって周囲の原始惑星系円盤ガスを捕獲したと考える。このとき、原始惑星の質量が[…]

北斗七星 Big Dipper

おおぐま座の腰から尻尾を形作る七つの星がつくる柄杓(ひしゃく)の形をしたパターン。春から夏の北天でよく目立つので広く親しまれている。この時期に北極星を探すよい目印となる。秋から冬にかけてはW型をしたカシオペヤ座が北極星を[…]

星 star

日本語の「星」という語は一般社会でも天文学でも、使う人の立場や使われる文脈によって意味が異なるため、その使用や解釈には注意が必要である。特に、一般社会と天文学では異なる意味で使われることが多い。天文学では宇宙に存在する物[…]

星計数法 star count

天空での種々の星の数密度(単位立体角あたりの星の数)を調べること。 観測された星の分布に基づく天の川銀河(銀河系)のモデルの構築に使われる手法。また星の数密度から減光量を推定することも可能となるため、星の光を減光する([…]