天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"Telegram 频道订阅(SMMFS.COM)群组克隆帖子浏览,663"の検索結果(49件)

3体問題 three-body problem

三体問題を参照。

時刻同期 time synchronization

ある時計の時刻を異なる時計の時刻に合わせることを時刻同期と呼ぶ。たとえば、長波標準電波(JJY)などの報時信号やネットワークによる時刻情報提供サービス(NTPサービス)、全地球測位システム(GPS)などから得られる正確な[…]

時刻標準 time standard

時刻の基準となるもの。国際的な時刻標準は国際度量衡局(BIPM)の維持する協定世界時である。国内の時刻標準である中央標準時あるいは日本標準時は、国立天文台(NAOJ)、情報通信研究機構(NICT)、産業技術総合研究所(A[…]

信号対雑音比 signal to noise ratio

観測しようとしている信号が、雑音に対してどの程度の振幅ないしパワーを持っているかを示す指標。信号雑音比、あるいはS/N比、SN比、SNRともいう。信号対雑音比が高いものほど確度が高い情報であるといえる。雑音等価電力、ダイ[…]

水晶発振器 quartz oscillator

水晶は、延ばしたり縮めたりといった機械的な力を加えると表面に電圧が生じ(圧電現象)、逆に水晶に電圧を加えると物理的な変形をおこすという特徴を持っている。後者の特徴を利用して水晶片を振動させ、高精度で一定な周波数の発信をと[…]

ステラーコロナグラフ stellar coronagraph

明るい恒星のごく近傍にある伴星や惑星など暗い天体を観測するために用いられる装置。太陽系外惑星の直接撮像法による検出で広く用いられる。もともと、太陽の明るく光る部分の外側にある、コロナと呼ばれる薄い大気の観測のために開発さ[…]

SPICA SPICA

2030年前後の打ち上げを目指して、日本、ヨーロッパ各国、カナダ、アメリカなどが共同で開発を進めている次世代の宇宙赤外線望遠鏡。Space Infrared Telescope for Cosmology and Ast[…]

スピッツアー Spitzer, Lyman Strong, Jr.

スピッツアー(Lyman Spitzer Jr.;1914-97)はアメリカの理論物理学者・天文学者。オハイオ州トレド生れ、イェール大学に学び、プリンストン大学で1938年に天体物理学で学位を取得。33歳でラッセルの跡を[…]

セシウム原子時計 cesium (caesium) atomic clock

原子時計を参照。

太陽日 solar day

太陽日とはいわゆる「1日」のことである。太陽の動きに基づく時刻(太陽時)で測った1日、すなわち太陽が一度南中してから次に南中するまでの時間を視太陽日(あるいは真太陽日)と呼ぶ。黄道上の太陽の動きはケプラーの法則(第2法則[…]

中央標準時 Central Standard Time(CST)

協定世界時+9時間で定められる日本の標準時を法律上は中央標準時、一般には日本標準時(JST: Japan Standard Time)と呼ぶ。後者(JST)が広く用いられている。もともと時刻は平均太陽時に代表されるように[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

直線偏光 linear polarization

光の偏光状態の一つで、電場が、進行方向に垂直な面内で特定の方向に振動する成分が多い状態。全体の光強度に対するこの成分の比を直線偏光の偏光度という。天体からの光の偏光方向(電場の振動方向)は天球面上の位置角(北を0°として[…]

電磁シャワー electromagnetic shower

高エネルギーのガンマ線、電子または陽電子が物質中で引き起こすカスケードシャワー(粒子の増殖現象)。ガンマ線による電子-陽電子対生成と、電子-陽電子の制動放射という電磁相互作用の繰り返しで粒子数が増大し、粒子の平均エネルギ[…]

天文電報中央局 Central Bureau for Astronomical Telegrams(CBAT)

彗星や小惑星など新天体の発見や、新星や超新星や注目すべき変光星の増光などの突発現象の情報を発信する活動を行っている非営利組織。CBATと略称されることが多い。「IAUサーキュラー」を不定期に印刷物(葉書サイズ)で発行して[…]

動圧 ram pressure

相対的に運動している流体から受ける進行方向に逆向きの圧力のこと。ラム圧ともいう。その強さは流体の密度 ρ と速度 v の2乗 ρv2 に比例する。銀河団では、落下してくる銀河が、銀河団ガスからこの動圧を受け、ガスをはぎ取[…]

日周運動 diurnal motion

地球が1日に1回、西から東に自転していることによって、天球が天の北極と南極を結ぶ軸を中心に、東から西に、ほぼ1日に1回転するように見える現象。日周運動の見え方は、地球上の緯度によって変わる。北半球の中緯度(北緯約35度)[…]

ハッブル分類 Hubble classification

銀河を見かけの形によって分類する形態分類の一つ。 ハッブル(E. Hubble)が基本概念を1926年の論文に発表し、1936年の著書(The Realm of the Nebulae)で、それを可視化する有名な音叉図と[…]

ハドロンシャワー hadronic shower

高エネルギーのハドロンが物質中で引き起こすカスケードシャワー(粒子の増殖現象)。原子核との強い相互作用により生成されるパイオンなどの2次粒子は、一部は再び強い相互作用を繰り返し起こして増殖し、一部はガンマ線や電子と陽電子[…]

パラナル天文台 Cerro Paranal Observatory

チリのアンデス山中標高約2600mのセロパラナルにあるヨーロッパ南天天文台(ESO)が運営する天文台。口径8.2 mの望遠鏡4台からなるVLT、これに口径1.8 mの望遠鏡4台を加えた光赤外線干渉計VLTI、さらにVIS[…]