天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"Shuafensi➡️【SMMFS.COM】飞机粉丝刷粉渠道,626"の検索結果(34件)

炭素フラッシュ carbon flash

Ⅰa型超新星を引き起こす、白色矮星内での暴走的な炭素の核融合反応。連星系において、白色矮星に相手の星からガスが降り積もり、チャンドラセカール限界質量($\sim1.4\,M_{\odot}$)を超えると中心部の炭素の核融[…]

地平線(宇宙の) horizon(cosmic)

地球上のある場所にとどまっている限り地平線の向こう側を見ることができないのと同様に、宇宙でもある距離以上の場所とは因果関係を持てない。これは、相対性理論の要請により光速以上で情報が空間中を伝わらないことに起因する。 因[…]

地平線問題 horizon problem

古典ビッグバン宇宙論では宇宙は常に減速的な膨張をするため、スケール因子を時間のべきで表した場合、そのべき指数は必ず1より小さくなる。一方、粒子の地平線もハッブル地平線も時間に比例して増大するので、より遠くの座標距離にある[…]

ツリーPM法 tree-PM method

ツリー法と PM(Particle-Mesh)法を組み合わせ、重力相互作用の遠距離成分は高速フーリエ変換を使い、近距離成分はツリー法で求める方法である。基本的な考え方は P3M 法(Particle-Particle P[…]

電子捕獲 electron capture

原子核が電子を捕獲し、原子核内の陽子が中性子に変わる反応。これにより原子番号が一つ減少する。原子核が陽子過剰になった場合は安定核になるまで自発的に起こる。一方、電子縮退の起こっている環境で密度が高くなると、エネルギーの高[…]

電磁ポテンシャル electromagnetic potential

電磁場に対するポテンシャルで、スカラーポテンシャル $ \phi$ とベクトルポテンシャル $\boldsymbol{A}$ からなる。電場と磁場はポテンシャルを使って次のように書ける。 ポテンシャルの選び方には、[…]

天の極 celestial pole

地球の自転軸が天球と交わる点のこと。北側の点を天の北極、南側の点を天の南極という。赤道座標系で赤緯が+90°と-90°になる点である。 天の極は長期的には歳差によって黄道の極を中心に約23.4°の大きさで約26,000[…]

年周運動 annual motion

地球が太陽の周りを公転することによって起きる1年を周期とする天体の見かけの動き。一般には、太陽が星座の中を黄道に沿って1年で天球上を西から東へ1周すること(太陽の年周運動)、およびそれを反映して、真夜中に南中する星座が東[…]

白色矮星 white dwarf star

恒星の進化において、中小質量星が外層を失った後の段階にある星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。赤色巨星に進化し、ヘリウム燃焼段階を経た中小質量星は、水素の豊富な外層を質量放出によって失い、電子の縮退[…]

バンドヘッド bandhead

バンドスペクトルのうち、バンドを構成するスペクトル線が特定 の波長を境に短波長側もしくは長波長側にだけ分布するスペクトルがある。 これはバンドを構成するスペクトル線の回転準位による波長ずれが特定の波長で折り返すことによる[…]

ブラックホールシャドウ balck hole shadow

光子球を参照。

プロミネンス prominence

太陽コロナ中に存在する5000-10000 Kのプラズマ。皆既日食時には、水素のHα線を強く放射して赤く見えるため紅炎とも呼ばれる。太陽面上で観測されると、暗い筋状の構造として見えるためダークフィラメントと呼ばれる。プロ[…]

ベガ等級 Vega magnitude system

広く使われる標準的な測光システムに対して定義された等級。歴史的には観測データが得やすい北極星を含む周極星の明るさに基づいていたが、1953年にジョンソン(Johnson, H. L.)とモルガン(Morgan, W.W.[…]

ペバトロン PeVatron

陽子や原子核をPeV(=1015 eV ~ 10-4 J = 10 3 erg)を超えるエネルギーまで加速する天体。粒子加速器となっている天体の呼称として、「PeV」と、サイクロトロンなど加速器の名称の接尾辞に用いられて[…]