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天の極

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よみ方

てんのきょく

英 語

celestial pole

説 明

地球自転軸が天球と交わる点のこと。北側の点を天の北極、南側の点を天の南極という。赤道座標系で赤緯が+90°と-90°になる点である。
天の極は長期的には歳差によって黄道の極を中心に約23.4°の大きさで約26,000年かけて運動するが、短期的には章動によってさまざまな周期の運動をする。歳差のみを考慮した天の極の位置を平均の極、章動まで考慮した位置は天文中間極(以前は暦表極と呼ばれていた)と呼ぶ。
黄道座標系銀河座標系にも極があり、それぞれ北(南)黄極、北(南)銀極という。

2019年01月07日更新

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    天の北極/南極/赤道
    * 天の北極と天の南極
    片山真人「天体位置の表現」、シリーズ現代の天文学第13巻、福島登志夫編『天体の位置と運動』第2版 2章 図2.5より改変 (日本評論社)
    歳差2
    * 天の極は、長期的には歳差により黄道の極の周りを破線のような軌跡を描いて移動する。その瞬時の位置は平均の極と呼ばれる。
    片山真人「天体位置の表現」、シリーズ現代の天文学第13巻、福島登志夫編『天体の位置と運動』第2版 2章 図2.11 (日本評論社)
    章動楕円
    * 天の極は、短期的には章動により平均の極の周りを楕円状の軌跡を描いて移動する。その瞬時の位置は天文中間極と呼ばれ、この軌跡を章動楕円と呼ぶ。