天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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多層膜干渉 multi-layer interference coating

屈折率の異なる媒質の薄膜を交互に重ねることで多数の反射層をつくり、それらの光干渉を用いて、所望の透過特性、あるいは反射特性を持たせる技術。多層膜干渉フィルターは、色ガラスフィルターなどに比べて透過波長域と反射波長域の切れ[…]

多天体分光器 multi-object spectrograph

一度に多数の天体を分光できるように工夫した分光器。分光だけでなく撮像観測機能も備えたものは多天体分光撮像装置などとも呼ばれる。望遠鏡の焦点面に天体位置に合わせた多数のスリットを通して分光するタイプ(マルチスリット型)と、[…]

多波長天文学 multi-wavelength astronomy

電磁波の全ての波長による観測から天体現象を多面的に解明する天文学。観測の角度分解能や感度においては長い間、可視光観測が他の波長帯の観測を大きく凌いでいたが、1980年代頃から次第に可視光以外の波長による観測の感度と分解能[…]

南中高度 meridian altitude

南中を参照。

ニューホライズンズ探査機 New Horizons

2006年1月19日にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げた冥王星探査機。打ち上げから1年余りで木星に到達して、2007年2月28日に木星のスイングバイで加速した。2015年7月14日に冥王星に到達して、冥王星と衛星[…]

白色矮星 white dwarf star

恒星の進化において、中小質量星が外層を失った後の段階にある星(英語名称の最後の star は省略されることが多い)。赤色巨星に進化し、ヘリウム燃焼段階を経た中小質量星は、水素の豊富な外層を質量放出によって失い、電子の縮退[…]

ハッブル宇宙望遠鏡 Hubble Space Telescope(HST)

アメリカ航空宇宙局(NASA)がヨーロッパ宇宙機関(ESA)との協力の下で開発し運用する口径2.4 mの宇宙望遠鏡。1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられ、高度約600 kmを約10[…]

パルサータイミング法 pulsar-timing method

中性子星(パルサー)の周りを公転する惑星の検出方法。もし中性子星に惑星があると、中性子星は惑星の重力を受け、惑星との共通重心の周りを公転する。惑星の軌道面が視線方向に対して垂直でない限り、中性子星は視線方向に運動し、中性[…]

ブルーマーブル The Blue Marble

アポロ計画最後の有人ミッションであるアポロ17号の乗組員によって、1972年12月7日に地球からおよそ45000 kmの距離から撮影された地球の写真。英語の意味は「青いビー玉」である。 同様の写真が以前に人工衛星から撮[…]

ボイジャー探査機 Voyager

アメリカ航空宇宙局(NASA)が1977年に打ち上げた2機の外惑星探査機。9月5日に打ち上げられたボイジャー1号は、木星(1979年3月5日)、土星(1980年11月12日)を探査、それに先立ち8月20日に打ち上げられた[…]

マルチビーム受信機 multi-beam receiver

焦点面に多数の受信部を並べた受信機のこと。電波望遠鏡では、従来、アンテナの焦点面には技術的な理由から1点のみを観測できる受信機を1台のみ配置することが多かった。しかし、これではマッピング観測を行う場合には時間効率が低く、[…]

マルチミラー望遠鏡 Multi-Mirror Telescope(MMT)

アメリカ合衆国アリゾナ州のホプキンス山の山頂にある、口径6.5m反射望遠鏡。正式名称は「MMT」。スミソニアン研究所とアリゾナ大学によって共同で設立されたMMT観測所によって運用されている。 この望遠鏡は、2000年に[…]

マルチメッセンジャー天文学 multi-messenger astronomy

天体現象によって発生する電磁波、宇宙線やニュートリノなどの粒子および重力波、を情報を運ぶ運び手(メッセンジャー)と見立てて、複数のメッセンジャーを用いて天体現象を総合的に解明する天文学のこと。 宇宙から届く電磁波は、ガ[…]

LAMOST Large Sky Area Multi-Object Fiber Spectroscopic Telescope (LAMOST)

中国科学院国家天文台の河北省興隆観測所にある、多天体分光専用の準子午儀型の反射式シュミット望遠鏡。望遠鏡の光軸は子午面内にあり、南側に置かれた口径4 mの固定球面反射鏡とシュミット補正板の役目をする北側に置かれた補償光学[…]

惑星状星雲 planetary nebula

中小質量星が進化の結果赤色巨星となりその最終段階で噴き出した外層が、高温の中心星からの紫外線で電離されて光って見えるもの。この名前の由来は、小さな望遠鏡を使って肉眼で観測していた頃に惑星のように見えていたことの名残であり[…]