天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"电报号码(购号TG:@zd44444)飞机账号手机号,ORE"の検索結果(56件)

重力崩壊型超新星 core-collapse supernova

太陽質量の約8倍以上の大質量星が進化の最後に起こす大爆発。超新星の分類ではⅡ型、Ⅰb型、Ⅰc型である。この中で親星の外層が剥ぎ取られた後で爆発したものは水素欠乏型超新星(stripped-envelope superno[…]

シュペーラーの法則 Spörer's law

横軸に時間、縦軸に緯度をとった図面内に太陽黒点の出現する場所を記録していくと、11年ごとに時間とともに黒点の出現緯度が中緯度から赤道に向かって近づくパターンが現れる。これを発見者であるドイツのシュペーラー(G. Spör[…]

Swift Swift Gamma-Ray Burst Mission

スイフト衛星を参照。

スイフト衛星 Swift Gamma Ray Burst Explorer

2004年11月20日にデルタIIロケットによって高度600 km、軌道傾斜角20.56度の略円軌道に打ち上げられたガンマ線バースト観測衛星。NASAのエクスプローラー計画、MIDEX(Medium-class Expl[…]

セファイド Cepheid

脈動変光星の一種。セファイド変光星あるいはケフェウス座𝛅型変光星ともいう。中質量星がヘリウム燃焼段階にセファイド不安定帯を横切る際に起こる外層の脈動により変光する。多くは星全体が膨張、収縮する基準振動をしているが、なかに[…]

装置回転機構 instrument rotator

経緯台方式の望遠鏡の焦点面では天体の視野が回転するので、これを補正するため焦点面装置自体を視野の回転に合わせて回転させる装置のこと。装置を回転させずに光学的に像の回転を打ち消す装置は像回転機構という。

第一のコア first core

原始星になる前の主に水素分子でできた準静水圧平衡の天体のこと。 分子雲コアの中で進む星生成過程において、自己重力により収縮する中心領域では、密度が10-10 g cm-3 くらいになると圧力が十分大きくなり、重力収[…]

大気蛍光法 atmospheric fluorescence method

空気シャワー中の高エネルギー荷電粒子が大気中の窒素分子を励起あるいは電離すると、励起された窒素分子やイオンは紫外から青色のシンチレーション光(蛍光)を放出して基底状態に戻る。このシンチレーション光を望遠鏡により集光し、像[…]

第二のコア second core

第一のコア、原始星を参照。

たたみ込み定理 convolution theorem

2つの関数のたたみ込み合成後の関数のフーリエ変換は、合成前の個々の関数のフーリエ変換の積に等しいという定理。ある画像を特定のカーネル(たたみ込みを参照)を用いてぼかし処理をする場合、カーネルサイズが大きいと演算回数が増え[…]

中心核 core

惑星や衛星の中心部を占める領域。地球型惑星と月では、中心部は鉄とニッケルを主成分とする金属核である。酸素、硫黄、水素などの軽元素も含まれている。金属核は、惑星質量に対して地球、金星、火星では3分の1程度を占める。水星では[…]

超流動コア superfluid core

中性子星内部のコアの領域では、密度が非常に高いために中性子が超流動状態になっていると考えられている。これを超流動コアと呼ぶ。 よく知られている超流動は、スピン1/2のフェルミ粒子が対をつくって合成スピン0となると、[…]

特異点定理 singularity theorem

一般相対性理論では重力崩壊や宇宙初期における超高密度の極限状態で、時空の曲率が無限に大きくなる状況が出現する。この状況を特異点、あるいは空間的に点とは限らずリング状の場合もあるので特異領域とも呼ばれる。 どのような状況[…]

TRACE衛星 Transition Region and Coronal Explorer

アメリカ航空宇宙局(NASA)が太陽遷移層とコロナの高解像度画像観測のために打ち上げた小型衛星である。この衛星は航空機上から切り離されたペガサスロケットで1998年4月2日に打ち上げられた。長期間の連続観測を可能とするた[…]

ナイキスト-シャノンの定理 Nyquist-Shannon sampling theorem

標本化定理のこと。

パルサー pulsar

強い磁場を持ち回転する中性子星。回転軸に対して磁軸が傾いているため、中性子星の自転に同期して周期的な電磁放射が観測される(灯台モデル, 模式図を参照)。放射は電波からガンマ線に至る幅広い波長帯域で観測されている。 […]

パルサー星雲 pulsar wind nebula(PWN)

太陽から太陽風が吹いているように、パルサーからはパルサー風というプラズマ風が吹き出している(パルサーの項目を参照)。パルサー風とそのパルサーを形成した際の超新星残骸で放出された物質とが衝突して、衝撃波を形成する。そこで衝[…]

標本化定理 sampling theorem

連続的に変化する信号を離散的に標本抽出する(サンプリングする)場合、抽出頻度を νmax とした標本からは、元の信号のうち [0, νmax] の周波数範囲だけは完全に再現可能であるという定理。ナイキスト-シャノンの定理[…]

ビリアル定理 virial theorem

有限の範囲を運動する多粒子系においてポテンシャルエネルギーが座標の同次関数であるとき、定常状態において成り立つ運動エネルギー $K$ とポテンシャルエネルギー $W$ の関係。ポテンシャルがすべての粒子の位置座標 $(x[…]

分子雲コア molecular cloud core

星間分子雲中で密度が高い領域を指す言葉。主要な成分である水素が主に水素分子状態(H2ガス)で存在している星間分子雲の温度は絶対温度 10 K 程度であるため、水素分子成分を輝線で観測することは困難である。そのため、比較的[…]