天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3200語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"Universit�� di Lecce���������������������������CXFK69���d88Ib7b"の検索結果(667件)

CMB Cosmic Microwave Background radiation (CMB)

宇宙マイクロ波背景放射を参照。

CDMモデル CDM (cold dark matter) model

ビッグバン宇宙論に基づいて宇宙の進化を記述する宇宙モデルの中で、冷たいダークマター(Cold Dark Matter: CDM)の密度ゆらぎがもとになって現在の銀河、銀河団などの構造が形成されたとするモデル。 ダー[…]

ジーンズ Jeans, James Hopwood

ジェームズ・ジーンズ(Sir James Hopwood Jeans;1877-1946)はイギリスの物理学者・天文学者。理論天文学において幅広く先駆的な業績を残し、イギリス王立天文学会長、王立協会副会長を歴任している。[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

ジェミニ望遠鏡 Gemini Telescopes

米国(+ハワイ)、カナダ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、期間限定でオーストラリア、韓国の7か国の国際協力(国際ジェミニ天文台)で、ハワイ島マウナケア山頂(ジェミニ北望遠鏡)とチリのセロ・パチョン(ジェミニ南望遠鏡)に建設[…]

紫外線電離 photoionization(by ultraviolet radiation)

光電離のこと。電離を参照。

磁気共鳴放射 gyro-resonance radiation

磁場中で熱運動をする電子の、磁力線周りのラーモア運動によって発生する放射。太陽黒点の暗部では数千ガウスの磁場のため、サイクロトロン周波数をもつこの放射(またはその高調波)はマイクロ波帯で検出される周波数となる。黒点暗部の[…]

磁気双極子放射 magnetic dipole radiation

磁気双極子の振動による電磁波(光)の放出過程。電気双極子放射に比べ遷移確率が低く、磁気双極子放射による遷移は禁制線となる。磁気双極子放射による遷移の典型的な寿命(つまりアインシュタイン係数Aの逆数)はおおよそ10-3秒で[…]

始原ガス primordial gas

宇宙の初期に存在していたガスで、水素とヘリウムのみで構成され重元素を含まないものを指す。始原ガスから宇宙の第一世代の星(初代星)が形成され、宇宙の再電離が起こったと考えられている。

始原星 primordial star

宇宙が生まれたときと同様の始原的な物質で形成された星という意味であり、主に水素とヘリウムのみからなり、重元素をまったく含まない物質から形成されたと考えられる天体である。第一世代の星を指す初代星と同じ意味で使われることが多[…]

子午環 meridian circle

子午儀と同じように、観測精度を高めるため子午線方向にしか動かない望遠鏡であるが、大きな目盛環(と読み取り用の顕微鏡)がついていることで天体の南中高度も測定できることに特徴がある。天体の南中高度から、観測地点の緯度がわかっ[…]

子午線 meridian

地心と観測者と天の極を含む面を観測者の子午面と呼び、子午面と天球の交わる交線を子午線と呼ぶ。つまり、観測者から見て北と南を指す方向である。かつて、方角は十二支を使って表していたので子(北)と午(南)を結ぶ線であることから[…]

子午線通過 meridian transit

天体が子午線を通過する現象あるいはその時刻のこと。とくに天頂より南側で子午線を通過する場合を南中という。天頂より北側で子午線を東から西に通過する場合を上方通過、西から東に通過する場合を下方通過という。

子午面 meridian plane

子午線を参照。

子午面還流 meridional circulation

還流は環流と書くこともある。もともとは回転する星の熱力学的考察からその存在が推論された、星の子午面内を循環して熱を運ぶ流れ。太陽に関しては、局所的日震学の手法などにより、表面付近の浅い層で極向きに最大20 m s-1程度[…]

事象の地平線 event horizon

時間方向に無限の未来まで行っても見えない時空の閉じた領域がある場合、その境界面を事象の地平線または事象の地平面という。イベントホライズンという英語名がそのまま用いられることも多い。 事象の地平線は未来方向に終点をもたな[…]

視線速度 radial velocity

天体の空間運動速度の視線方向成分。ドップラー効果によるスペクトル線のずれから測定できる。観測者から遠ざかる向きを正(赤方偏移)、近づく向きを負(青方偏移)と定義する。 天の川銀河(銀河系)内の恒星に対しては地球の公[…]

視線速度曲線 radial velocity curve

天体の視線速度の時間変化を表す曲線。連星系のように周期的な視線速度変化を示すものは、位相ごとに視線速度をプロットしたものを指す。

視線速度法 radial velocity method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。ドップラー法を参照。

視直径 apparent diameter

天体の見かけの直径を天球上の角度で表現した値。天体の真の半径をa、天体までの距離をrとすると、視半径sは sin s = a/r であり、視直径はその2倍の 2sとなる。 たとえば、太陽は月の400倍の大きさを持っている[…]