モーンダー
よみ方
もーんだー
英 語
Maunder, Edward Walter
説 明
エドワード・モーンダー(Edward Walter Maunder;1851-1928)はイギリスの天文学者。しばしばマウンダーとも表記される。ロンドンに生まれ、キングスカレッジに入学したが卒業せずに銀行に勤め、1873年グリニッジ天文台の分光観測助手となり、以後40年間、太陽黒点の写真観測などに従事した。太陽面上の黒点の出現位置が11年周期で変化することを示す蝶型図を発表した。モーンダーの蝶形図とも呼ばれる。古い黒点観測を集めて長期間の太陽活動を調べ、1645-1715年の約70年間は太陽活動が異常に不活発であったことを見出した(モーンダー極小期)。兄弟のトーマスとともにアマチュアを含めた大英天文協会(British Astronomical Association, BAA)を創立し、会長や編集長を務めた。王立天文学会会員。
2024年12月03日更新
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