バブコック
よみ方
ばぶこっく
英 語
Babcock, Harold Delos
説 明
アメリカの天文学者(1882-1968)。カリフォルニア大学バークレー校を卒業し、ウィルソン山天文台で1907年から1948年まで研究した。ウィルソン山天文台の太陽観測用のブルース望遠鏡、塔望遠鏡を用いて、太陽の磁場を観測した。磁場の検出は、分光観測におけるゼーマン効果を利用した。さらに進んで、太陽表面磁場の分布図も描いた。また、同じ磁場の観測法を応用して、恒星にも強い磁場を持つものがあることを発見した。1953年に補償光学の可能性を初めて指摘した。
2018年05月14日更新