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「画像説明文」に含まれる"telegram虚拟号怎么购买(买号联系电报:@zd44444)怎么注销飞机号账号啊,irC"の検索結果(19件)

IRCS Infrared Camera and Spectrograph

すばる望遠鏡の近赤外線撮像分光装置。観測波長は 0.9-5.6 μm で撮像、グリズム分光、およびエシェル分光(最高の波長分解能 =20000)の3つの観測モード持つ。1024x1024画素のインジウムアンチモン赤外検出[…]

円偏光 circular polarization

光の偏光状態の一つで、光の進行に従い電場ベクトルが進行方向 に垂直な面内で回転する状態のこと。角運動量を持ち、光子スピンに対応する。 光源から光が進行する方向を見た場合に、電場ベクトルが右回転する場合を右円偏光、左回 転[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

キルヒホッフ Kirchhoff, Gustav Robert

グスタフ・キルヒホッフ(Gustav Robert Kirchhoff;1824-87)はドイツの物理学者、化学者。ケーニヒスベルク(現在のロシア/カリーニングラード)で生まれ、ケーニヒスベルク大学で学び、学生時代にオー[…]

キルヒホッフの法則 Kirchhoff's law

放射平衡にある状態では、物質から放射されるエネルギーと物質に対して照射される外部放射の吸収率の比が、光の波長や物質に関係なく一定で温度のみの関数になるというもの。すなわち、特定の波長の光を吸収しやすい物質は、同じ波長の光[…]

最小錯乱円 minimum confusion circle

収差のある光学系での点像分布関数は焦点の近くではほぼ円形で、光軸上の位置によって分布半径が変わる。その半径が最小となる位置の円を最小錯乱円と呼ぶ。

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

子午環 meridian circle

子午儀と同じように、観測精度を高めるため子午線方向にしか動かない望遠鏡であるが、大きな目盛環(と読み取り用の顕微鏡)がついていることで天体の南中高度も測定できることに特徴がある。天体の南中高度から、観測地点の緯度がわかっ[…]

子午面還流 meridional circulation

還流は環流と書くこともある。もともとは回転する星の熱力学的考察からその存在が推論された、星の子午面内を循環して熱を運ぶ流れ。太陽に関しては、局所的日震学の手法などにより、表面付近の浅い層で極向きに最大20 m s-1程度[…]

周極星 circumpolar stars

たとえば日本において北の空の星の日周運動を観測すると、星は北極星の周りを反時計回りに回っているように見える。そのような星のうち地平線の下に沈まないものを周極星と呼ぶ。

スウィング増幅機構 swing amplification

銀河の渦巻腕を維持、増強する機構の一つ。局所的で線形近似した密度波理論では扱えないが、数値シミュレーションではしばしば目にする現象として知られる。銀河回転に対して先行する渦巻型(中心から外側へ行くほど回転方向に対して先行[…]

星周円盤 circumstellar disk

星の周りに存在する、ガスを主成分とする円盤のこと。若い星の周りに存在するガスを主成分とする星周円盤は、惑星形成の現場という意味を込めて、原始惑星系円盤と呼ばれる。恒星の周りに存在しガス成分をほとんど含まず固体微粒子を主成[…]

星周エンベロープ circumstellar envelope

星周外層のこと。星周物質も参照。

星周外層 circumstellar envelope

星の近傍に存在している物質とその分布する空間のこと。星周エンベロープとも呼ばれる。星周物質も参照。

星周塵 circumstellar dust

星周ダストを参照。

星周ダスト circumstellar dust

進化した星がその一生を終えるまでに星風として放出した物質から作られる固体微粒子(ダスト)が星の周りに溜まっているもの。星の近傍を離れて星間空間に漂うようになると星間ダストと呼ばれるようになり、銀河の中での物質循環と進化を[…]

星周物質 circumstellar material

星の近傍に存在している物質のこと。物質とその分布する星の周りの空間を含めて言う場合には星周外層あるいは星周エンベロープと呼ばれる。 星生成過程に関する文脈では、星生成の現場となる分子雲コアの中で星が誕生した後も星に降着[…]

比較スペクトル wavelength calibration spectrum

天体の分光観測で得られるスペクトルに波長の対応をつけるために用いる比較光源のスペクトル。比較スペクトルのスペクトル線の位置から、波長と検出器上の位置の関係を求め、その関係を天体スペクトルに適用して波長目盛りを割り当てる。[…]

ローランド円 Rowland circle

凹面回折格子の表面と同じ曲率半径を持ち、凹面回折格子がその一部となる円のこと。すなわち、ローランド円の円弧の一部に凹面回折格子の表面が置かれる形となるような円。ローランド円上で回折格子の斜め前方に入射スリットを置き、光を[…]