天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ICME Interplanetary Coronal Mass Ejection (ICME)

惑星間空間擾乱を参照。

アインシュタイン衛星 Einstein satellite

アメリカの高エネルギー天文衛星(High Energy Astronomical Observatory)シリーズの2番目となるX線天文学衛星で、HEAO-2と呼ばれた。1978年11月13日にフロリダから、高度ほぼ50[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

宇宙論的分散 cosmic variance

宇宙のある領域内で観測された観測量が宇宙全体の平均値からずれていること、あるいはそのずれの大きさ。 宇宙は一つしか観測できないため、宇宙の大構造を特徴づけようとすると十分な統計精度を確保することができなくなる。このため[…]

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]

NFWプロファイル NFW profile

ナバーロ(J.F. Navarro)、フレンク(C.S. Frenk)、ホワイト(S.D. M. White)の3人が1996年に提唱したダークマターハローが持つ普遍的な密度分布プロファイルの名前であり、3名の頭文字を取[…]

エマルションチェンバー emulsion(cloud)chamber

原子核乾板やX線フィルムなどの感光材料を鉛板の間に挿入したもので、高エネルギー粒子の相互作用により発生する電磁シャワーの発達を測定し、エネルギーを決めるカロリメータと呼ばれる種類の粒子検出器の一種である。優れた位置分解能[…]

エンタルピー enthalpy

熱力学関数の一つで、内部エネルギーに圧力と体積の積を加えたもの。値は記号 H で表されることが多い。圧力を一定に保ったときのエンタルピーの変化は、系に加えられた熱量に等しい。エントロピーも参照。

OH hydroxyl radical

水素原子1個が酸素原子1個と結合したヒドロキシ基(水酸基)に対応するラジカルであり、ヒドロキシルラジカルと呼ばれる。星間空間のOHは1963年に米国のワインレブ(S. Weinreb)らが発見した。OHの基底状態は不対電[…]

会合周期 synodic period

ある中心天体の周りを回る2天体があるとき、中心の天体から見た2つの天体の方向が一致する現象を会合と呼び、会合から次の会合までの平均時間間隔を会合周期と呼ぶ。具体的には、太陽から見て2惑星が合となる平均間隔や、惑星から見て[…]

カスケード cascade(shower)

高エネルギー粒子が物質中で原子核と相互作用すると、多数の2次粒子が発生する。高エネルギーの2次粒子群は、物質中を進行しながらさらに相互作用を起こし、その総粒子数をネズミ算的に増加させていく。この現象をカスケード(またはカ[…]

気候変動に関する政府間パネル Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC)

通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて[…]

矩 quadrature

矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。 太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑[…]

空気シャワー (extensive)air shower

高エネルギーの宇宙線が地球大気に入射すると、大気の原子核と相互作用を起こし、パイオンなどの高エネルギーの2次粒子が発生する。2次粒子もさらに原子核と相互作用を起こすというように、連鎖的なカスケード反応により多数の2次粒子[…]

ゲージ変換 gauge transformation

電磁気学における電磁ポテンシャルには任意関数分の不定性があり、この不定性を取り直す変換をゲージ変換と呼ぶ。電磁気学は U (1) ゲージ理論で記述されるので、この不定性すなわちゲージ自由度はスカラー関数値をとるが、SU […]

合 conjunction

ある天体から見た2天体の黄経または赤経が一致するときを指す。たとえば、惑星が地球から見てちょうど太陽方向に来るような場合がこれであり、地球よりも内側の軌道を回る内惑星(水星や金星)の場合、惑星が地球から見て太陽の向こう側[…]

光年 light year

天文学で用いられる距離の単位。光が1年間かかって進む距離。 1光年=9.46×1012 km。 天文学では正式には距離の単位としてパーセク (pc)や天文単位(au)を用いるが、光年の方がなじみやすいので一般には広く用[…]

最大離角 greatest elongation

水星や金星のような内惑星は地球よりも内側の軌道を公転しているので、太陽の方向から大きく離れることがない。最も太陽から離れる、すなわち、太陽と内惑星との地心真角距離が最大となる瞬間を最大離角と呼ぶ。地球から見て内惑星が太陽[…]

3点相関関数 three-point correlation function

多変数確率分布において、任意の3つの変数値に対する相関のこと。とくに2点相関関数では表すことのできない相関の情報を3点相関関数として定義することが多い。平均値がゼロになるような3つの確率変数x1, x2, x3 があった[…]

重力波検出器 gravitational wave detector

一般相対性理論において予言される重力波を検出する検出器。重力波望遠鏡ということもある。特定の振動数の重力波を検出する共振型検出器と、レーザー光を直交する2方向に分けて往復させ、干渉を測るレーザー干渉計型がある。重力波の効[…]