天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アークスペクトル arc spectrum

水銀灯やナトリウムランプなど、ガス中の放電により励起されて出る輝線放射。天文学においては分光観測を行うときの波長校正に用いられる。可視光ではトリウム、近赤外線ではアルゴンを封入した放電管が用いられることが多い。

アイーダ計画 AIDA collaboration

小惑星の軌道を変更する実験を行う計画。英語のAsteroid Impact and Deflection Assessment(小惑星への衝突による軌道変化の評価)の頭文字からAIDAの名前がついた。米国のダート探査機に[…]

IRCS Infrared Camera and Spectrograph

すばる望遠鏡の近赤外線撮像分光装置。観測波長は 0.9-5.6 μm で撮像、グリズム分光、およびエシェル分光(最高の波長分解能 =20000)の3つの観測モード持つ。1024x1024画素のインジウムアンチモン赤外検出[…]

ISW効果 Integrated Sachs-Wolfe effect

積分ザックス-ボルフェ効果の略号。ザックス-ボルフェ効果を参照。

ICME Interplanetary Coronal Mass Ejection (ICME)

惑星間空間擾乱を参照。

あかり衛星 AKARI satellite

宇宙航空研究開発機構・宇宙科学研究本部(現・宇宙科学研究所)が中心となって開発した赤外線天文衛星。2006年2月22日にM-Vロケットで高度約750 km の太陽同期軌道に打ち上げられた。口径68.5 cm の炭化ケイ素[…]

アストロバイオロジー astrobiology

宇宙において生命の起源、進化、分布、および将来について研究する学問分野。1996年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が「アストロバイオロジー・プログラム」を立ち上げて発展を主導した。この時のキャッチフレーズとなった学問名称[…]

アストロメトリ法 astrometric method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出され[…]

圧電効果 piezoelectric effect

物質に圧力をかけるとそれに比例した電圧が生じる効果をいい、ピエゾ効果ともいう。逆に電圧をかけると機械的な変形(応力)を受ける効果を逆圧電効果というが、両方の現象を合わせて圧電効果ともいう。圧電効果を起こす物質のことを圧電[…]

アポロ計画 Apollo Project

アメリカ航空宇宙局(NASA)による、月への有人宇宙探査計画である。1966年から1972年にわたり実施され、1969年のアポロ11号にはじまり、計6回の有人月面着陸と帰還に成功した。12名の宇宙飛行士が月面に降り立って[…]

アリストテレス Aristotle(Aristoteles)

アリストテレス(Aristotle; BC384-BC322)はギリシャの植民都市スタギロス生まれの古代ギリシャ最大の哲学者、自然学者。彼が対象とした分野は、論理学、形而上学、神学、物理学、心理学、生物学まで及ぶ。プラト[…]

𝛂効果 alpha effect

アルファ効果を参照。

アルファ効果 alpha effect

ダイナモ機構において、磁場のあるプラズマ(電磁流体)がねじれ運動することで、もとの磁場と平行な起電力が生じて、元の磁場に巻き付くような新たな磁場成分を生じる効果のこと。天体ダイナモにおいては、恒星の対流層、銀河内の星間物[…]

アルファ磁気分光器 Alpha magnetic spectrometer

磁場を利用して高エネルギー宇宙線や未知の粒子の電荷と運動量を測定する装置。Alpha Magnetic Spectrometer の頭文字をとって AMSと略称される。米国エネルギー省が主スポンサーで、代表研究者サミュエ[…]

E補正 E-correction

銀河を構成する星々が仮に一斉に生まれたとすると、大質量星は素早く進化し、小質量星の進化には時間がかかるので、銀河全体の恒星からの放射は初期には高温の大質量星による紫外光が強いが、時間とともに紫外線成分が減じて全体に赤くな[…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

イメージスライサー image slicer

望遠鏡焦点面上の天体像を複数の短冊状に分割して、分光器の入射スリットに導入する光学素子。ボウエン-ウォルラーベン型とリチャードソン型に大別される。ボウエン-ウォルラーベン型は焦点面に配置した細長い斜平面鏡群と対向するプリ[…]

移流優勢流 advection-dominated accretion flow

降着円盤内の降着流のモデルの一つで、移流が優勢なもの。英語のAdvection-Dominated Accretion Flowを略してADAFともいう。(乱流や熱拡散などを伴わない流れを移流という。) 高温で低密度の[…]

ウィーンスペクトル Wien spectrum

ウィーンの近似式で表されるスペクトルのこと。