天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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EGRET検出器 Energetic Gamma Ray Experiment Telescope (EGRET) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたGeV領域ガンマ線の検出器。スパークチェンバーとNaIシンチレーション検出器を用いたカロリメータ、および反同時計数検出器を備え、ガンマ線を検出器内で起こした対生成過程でつくられた電子・陽[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

核ガンマ線 nuclear gamma-ray

原子核が放射性崩壊を起こす際に発生するガンマ線のこと。天文学では 26Al (アルミニウム26)が半減期約100万年で逆ベータ崩壊するときや軌道電子捕獲する際に生じる1.8 MeVのガンマ線が有名。大質量星の中には 26[…]

ガモフ Gamow, George

ガモフ(George Gamow;1904-68)はウクライナ生まれでアメリカで活躍した理論物理学者。ウクライナのオデーサに生まれ、1923年からレニングラード大学で学んだ後、ゲッチンゲン大学に行き量子論を原子核に応用し[…]

カンガルーガンマ線望遠鏡 Collaboration of Australia and Nippon for a Gamma Ray Observatory in the Outback(CANGAROO)

日本とオーストラリアの共同によりオーストラリアのウーメラ近郊の砂漠地帯に設置された大気チェレンコフ望遠鏡。第1世代は3.8 m口径で1992年から、第2世代は10 m口径で1999年から、第3世代は10 m口径4台のシス[…]

ガンマ線 gamma-ray

波長が約0.01 nmよりも短い電磁波(エネルギーでは約120 keV以上)の名称。波長域はX線と重なっている部分があるが、原子核の状態の遷移によって発生するものはガンマ線、電子のエネルギー状態の遷移によって発生するもの[…]

ガンマ線源 gamma-ray source

ガンマ線を放出する天体。GeV (109 eV)領域のガンマ線を観測しているフェルミ衛星の最初のカタログには、1451個のガンマ線源が掲載されており、うち689個がブレーザー、2個が電波銀河、2個がその他の活動銀河、2個[…]

ガンマ線天文学 gamma-ray astronomy

ガンマ線の観測により行われる天文学。熱的過程からは、エネルギーが足りないためにガンマ線は発生しない。数MeVまでのガンマ線は原子核の放射性崩壊からも発生するが、さらに高いエネルギーでは高エネルギー粒子の関与した過程から放[…]

ガンマ線バースト gamma-ray burst

米国の核実験探知衛星 「Vela」が発見したガンマ線の突発現象。秒程度から数時間にわたってガンマ線がバースト的に放出され、その後数日間にわたりアフターグロー(残光)が観測されることもある。英語のgamma-ray bur[…]

コンプトンガンマ線衛星 Compton Gamma Ray Observatory(CGRO)

1991年4月にアメリカ航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられたガンマ線 衛星。EGRET検出器、COMPTEL検出器、OSSE検出器、BATSE検出器の4種類の検出器を搭載し、総重量が17トンに及ぶ巨大な衛星で、ス[…]

CGRO衛星 Compton Gamma Ray Observatory(CGRO)

コンプトンガンマ線衛星を参照。

Swift Swift Gamma-Ray Burst Mission

スイフト衛星を参照。

スイフト衛星 Swift Gamma Ray Burst Explorer

2004年11月20日にデルタIIロケットによって高度600 km、軌道傾斜角20.56度の略円軌道に打ち上げられたガンマ線バースト観測衛星。NASAのエクスプローラー計画、MIDEX(Medium-class Expl[…]

チベットASγ実験 Tibet AS-gamma experiment

日中共同で中国チベット自治区の羊八井 (ヤンパーチン) 宇宙線観測所 (東経90.5度、北緯30.1度、標高4,300 m) に建設された宇宙線観測装置。面積 0.5 m$^2$ の地表粒子検出器 597台を約65,00[…]

対消滅ガンマ線 pair annihilation gamma-ray

粒子と反粒子が対消滅する際に放出されるガンマ線。たとえば電子と陽電子が衝突すると、2個あるいは3個のガンマ線が生成される。静止状態で対消滅しガンマ線が2個生成される場合には、電子(陽電子)の静止質量エネルギーと同じ511[…]

軟ガンマ線リピーター soft gamma-ray repeater

通常の宇宙論的なガンマ線バーストと異なり、短時間に繰り返し軟ガンマ線(エネルギーの低いガンマ線)を放射する強磁場の中性子星(マグネター)。Soft Gamma-ray Repeater を略してSGRとも書く。最も強力な[…]

フェルミ衛星 Fermi Gamma-ray Space Telescope

2008年6月にアメリカ航空宇宙局(NASA)によって打ち上げられ、2019年現在も観測を続けているガンマ線天文衛星。フェルミ(E. Fermi)の名を冠して呼ばれるが、打ち上げ前はGLAST(Gamma-ray Lar[…]

フェルミガンマ線宇宙望遠鏡 Fermi Gamma-ray Space Telescope

フェルミ衛星を参照。

ホイップルガンマ線望遠鏡 Whipple Gamma-ray Telescope

アメリカなどのグループがガンマ線天文学のために米アリゾナのホプキンス山(標高2320 m)のホイップル(Fred Lawrence Whipple)天文台に建設した口径10 mの大気チェレンコフ望遠鏡。1968年から観測[…]

MAGIC Major Atmospheric Gamma Imaging Cherenkov Telescope(MAGIC)

マジックガンマ線望遠鏡を参照。