天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ICME Interplanetary Coronal Mass Ejection (ICME)

惑星間空間擾乱を参照。

Eコロナ E corona

輝線で観測される太陽コロナ。コロナ(太陽の)、Kコロナも参照。

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

温室効果ガス greenhouse gas

温室効果を引き起こすガスのこと。地球大気中で温室効果を引き起こすガスは多数あるが、効果の小さいものや、水蒸気のように効果は大きくても人間の活動では大気中の含有量がほとんど変化しないものは地球温暖化に大きな影響はない。人間[…]

共回転 corotation

一般には、本来、独立な運動をする2つの系の回転角速度が一致することを指す。連星系周囲の力学を論じる際には、共通重心の周りに星の公転運動とともに回転する座標系を想定すると便利なことが多く、これを共回転座標系と呼ぶ。また、回[…]

Kコロナ K corona

連続光で観測される太陽コロナ。コロナ(太陽の)、Eコロナも参照。

コルモゴロフスペクトル Kolmogorov spectrum

コルモゴロフ則に従う波数スペクトルのこと。

コルモゴロフ則 Kolmogorov law

コルモゴロフ(A. Kolmogorov)がエネルギー散逸の考察により導いた乱流のエネルギースペクトル。3次元の一様で等方的な乱流の場合、波数 k~k+dk の範囲に含まれるエネルギー E(k)dk はk-5/3 に比例[…]

コロー衛星 Convection, Rotation and planetary Transits (CoRoT)

恒星の振動から内部構造を探る星震学の研究と、太陽系外惑星の探査という2つの目的のために、フランスを中心とする国際協力で開発された天文衛星。ヨーロッパ宇宙機関(ESA)により、2006年12月27日打ち上げられた。口径30[…]

コロナ(太陽の) solar corona

電磁波で直接観測が可能な恒星の大気のうち、コロナは100万度を越える高温の外層大気である。太陽の場合、皆既日食時に明るい光球や彩層が月に隠されることで淡いコロナの様子を肉眼で見ることができる。太陽大気の温度は、太陽中心核[…]

コロナ加熱 coronal heating

星の外層大気に存在する100万度を超す高温のコロナを形成するための物理機構のこと。太陽の場合は6000度の光球の約2000  km上空からコロナ領域となる。加熱に使われるのは粒状斑に代表される表面乱対流のエネルギーである[…]

コロナ輝線 coronal emission line

コロナから放射される輝線のこと。

コロナグラフ coronagraph

日食時以外に太陽のコロナを観測するために考案された観測装置で、焦点面に明るい太陽を遮る円盤を置いてすぐ近くの暗いコロナの観測を可能にする。瞳位置には太陽の回折光や散乱光を遮る絞り(リオストップ)を設置して太陽光の減光率を[…]

コロナ質量放出 coronal mass ejection(CME)

太陽コロナ中のプラズマが大量に放出される現象。英語名称の短縮形でCMEとも呼ばれる。米国のOSO-7(Orbiting Solar Observatory 7号機)衛星に搭載されたコロナグラフで発見された。その質量は10[…]

コロナ磁場 coronal magnetic field

コロナ中の磁場のことで、太陽光球面で観測される磁場がコロナの高さにまで達したもの。コロナ磁場の値は10-100ガウスである。コロナの磁場を観測データより推定する最も直接的な測定は、コロナ輝線のゼーマン効果による円偏光を検[…]

コロナホール coronal hole

コロナからの放射が極端に少ない領域のことで、太陽全体のコロナ像を見るとコロナにあいた穴のように見えるためにこのような名前で呼ばれている。この存在は地上のコロナグラフによる太陽極領域の観測により1950年代に発見された。極[…]

コロナループ coronal loop

コロナ中にある半環状のプラズマ構造で、その一方の端点の直下の光球ではN極が観測され、もう一方はS極に位置している。このため、一方の極性をもつ光球上の点から上空のコロナを経由して、それが再び光球の別の極性をもつ点へとつなが[…]

コロナレイン coronal rain

コロナ中で冷却したプラズマが彩層温度まで冷えて凝縮し、低温で高密度のプラズマとなって重力により磁力線に沿って雨滴のように彩層に向かって流れ落ちる現象。コロナ中に浮かぶプロミネンス物質がさらに冷却された場合や、密度の高い1[…]

CME coronal mass ejection(CME)

コロナ質量放出を参照。

ステラーコロナグラフ stellar coronagraph

明るい恒星のごく近傍にある伴星や惑星など暗い天体を観測するために用いられる装置。太陽系外惑星の直接撮像法による検出で広く用いられる。もともと、太陽の明るく光る部分の外側にある、コロナと呼ばれる薄い大気の観測のために開発さ[…]