天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アーロンソン Aaronson, Marc

マーク・アーロンソン(Marc Aaaronson; 1950-1987)はアメリカの天文学者。キットピーク天文台の4mメイヨール望遠鏡で観測中の事故で死亡した。 アーロンソンはロスアンジェルスで生まれ、カリフォルニア[…]

アインシュタイン衛星 Einstein satellite

アメリカの高エネルギー天文衛星(High Energy Astronomical Observatory)シリーズの2番目となるX線天文学衛星で、HEAO-2と呼ばれた。1978年11月13日にフロリダから、高度ほぼ50[…]

ウィルソン-バップ効果 Wilson-Bappu effect

星のスペクトル中にあるカルシウムのK線およびH線の吸収線の中心に現れる輝線幅と星の光度とのあいだに見られる相関。輝線は同じカルシウムのスペクトル線であり、星の彩層で形成されると考えられる。1957年にウィルソン(O. W[…]

宇宙の距離はしご cosmological distance ladder

伝統的な天体の距離測定法につけられた名称。天体までの距離に応じて異なる手法を次々につないで遠方の距離を測る様子が、あたかも「はしご」をつないで高いところまで届く様子に似ていることからつけられた呼び名(図1)。最終目標は宇[…]

宇宙の大規模構造 large-scale structure of the universe

宇宙空間における銀河の分布には特徴的な疎密が見られる。大部分の銀河は、銀河団及び銀河団をつなぐフィラメント状構造に属しており、このフィラメントに囲まれるようにしてボイドと呼ばれる低密度の領域が存在する。銀河団とそれらをつ[…]

宇宙の夜明け cosmic dawn

宇宙の晴れ上がり直後から物質密度の粗密を種としてバリオンからなる天体と宇宙の大規模構造の形成がはじまるが、しばらくは天体がなく真っ暗な時代が続く。これを宇宙の暗黒時代と呼ぶ。ある時点で最初の星(初代星)ができその集まりで[…]

SED spectral energy distribution(SED)

スペクトルエネルギー分布を参照。

S型星 S-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。表面温度はR型星、N型星よりも低くく、M型星に近い。炭素の多い星のうち、大気の炭素と酸素の組成比がC/O>1のとき炭素星、C/O<1のときS型星とされる[…]

おとめ座銀河団への落ち込み運動 Virgo infall motion

局所超銀河団の銀河がおとめ座銀河団の重力に引かれて落ち込んでいる運動のこと。多数の銀河の距離と視線速度(後退速度)を測定し、視線速度がハッブル流からどれくらいずれているかを調べる過程で1980年頃に発見された。天の川銀河[…]

球状星団 globular cluster

数10万個の星がほぼ球状に密集する星団。中心に行くほど急速に星の密度が高くなる。銀河を取り巻くハローの中に分布し、種族Ⅱに典型的な色-等級図を示す(両者の色-等級図の比較については散開星団を参照)。銀河形成の初期段階にで[…]

局所超銀河団 Local Supercluster

天の川銀河(銀河系)の属する超銀河団。1950年代にドゥ・ボークルールによってその存在が指摘されたが、実際に存在するかどうかについては議論が続いた。明るい銀河の赤方偏移サーベイが進んでその存在が実証された。 半径20メ[…]

銀河円盤 galactic disk

銀河の中で渦巻銀河とレンズ状銀河に見られる円盤状の構造。ディスクと呼ばれることも多い。また、銀河を構成する基本成分の観点からは、楕円体成分に対して円盤成分という。 銀河円盤の星の表面輝度プロファイルは、スケール長をパラ[…]

近接連星 close binary

連星のうちで、2つの星が互いに影響を及ぼすくらいに接近した系。ロッシュモデルも参照。

XRISM衛星 XRISM (X-Ray Imaging and Spectroscopy Mission) satellite

2016年に姿勢制御系の不具合のため短期間で運用終了したX線天文衛星「ひとみ衛星(Astro-H)」の後継機。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 宇宙科学研究所 (ISAS) がアメリカ航空宇宙局 (NASA)、ヨーロッ[…]

形態分類 morphological classification

見かけの形状に基づいて銀河を分類する手法。銀河研究の初期から、写真乾板に写った銀河の画像を熟練した天文学者がルーペなどで詳細に観察して分類体系を提案してきた。この手法による形態分類が行われた銀河は1万個に満たない。 1[…]

形態-密度関係 morphology-density relation

銀河の形態別の存在割合と銀河数密度の間に見られる相関。銀河を楕円銀河、レンズ状銀河、渦巻銀河+不規則銀河の3つの形態に分けて存在割合を調べると、銀河密度が高くなるにつれて、渦巻+不規則銀河の割合が減り、楕円銀河とレンズ状[…]

COBE衛星 COBE satellite

1989年に打ち上げられたアメリカの人工衛星で、Cosmic Background Explorer(宇宙背景放射探査衛星)の頭文字を取ってCOBE衛星と呼ばれた。 FIRAS(Far-Infrared Absolut[…]

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

光度階級分類(銀河の) luminosity class(of galaxies)

渦巻腕の発達の度合いと渦巻銀河の光度(絶対等級)に相関があることを利用して、渦巻腕の見え方に基づいて銀河を5段階の光度階級に分類したもの。ヴァンデンバーグ(S. van den Bergh)によって考案された。光度階級は[…]

コラプサー collapsar

重力崩壊した星のこと。崩壊星とも呼ぶ。昔は、星が重力崩壊した後に残るもの、つまり今でいうブラックホールのことを指す言葉として使われていた。最近では、ガンマ線バーストや爆発エネルギーの大きい超新星などのコラプサーモデルの崩[…]