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アルゴル型変光星 Algol-type variable

連星の食現象に起因する変光星(食連星)の分類型の一つ。食以外のときは一定の光度を示し、食の出入りの位相がよく決まる。2つの星が比較的離れている連星系である。アルゴル(ペルセウス座ベータ星)は有名な明るい食連星系で、68.[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

アレシボ天文台 Arecibo Observatory

米国の自治領であるプエルトリコのアレシボにある米国立天文電離層センター(NAIC)の電波天文台。コーネル大学とアメリカ空軍研究所の研究者らが中心となり、アメリカ国防高等研究計画局が資金を出して建設、1963年に完成した口[…]

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

LBV luminous blue variable

高光度青色変光星を参照。

おとめ座W星型変光星 W Virginis variable

脈動型変光星の一種で、種族 IIの天体。タイプIIセファイドともいう。HR図上では主系列から赤色巨星に向かう赤色巨星分枝にあたり、セファイドよりも主系列に近い。セファイドと同じように周期-光度関係を持つが、同じ変光周期の[…]

可視激変クェーサー OVV(optically violent variable)quasar

可視光でも劇的に明るさを変えるクェーサーをいう。ブレーザーと呼ばれる天体の一種で巨大質量ブラックホールから放出される相対論的ジェットを真正面から見ているため、見かけの強度が増幅され、変動時間が圧縮されると考えられている。

可変形鏡 deformable mirror

補償光学系の構成要素で波面センサーからの光波面誤差の信号を得て、光波面の補正を行うため、表面形状を高速に可変駆動できる鏡。可変形状鏡とも言う。 連続薄膜鏡面の裏面に多数のバイモルフ型ピエゾ素子を配置した鏡や、多数の積層[…]

激変星 cataclysmic variable(star)

白色矮星とロッシュローブを満たす晩期型主系列星からなる近接連星系の総称。大きな変光現象を伴う。連星間距離は太陽半径程度、軌道周期は1~10数時間。白色矮星表面で降り積もったガスが起こす水素の熱核暴走反応による新星、降着円[…]

ケフェウス座𝛅型変光星 𝝳 Cephei-type variable

セファイドを参照。

高光度青色変光星 luminous blue variable

光度が非常に高く、表面温度の高い変光星。英語名からLBVと略称されることもある。HR図上で左上方に位置し、大質量星のなかでも特に質量の大きな星が主系列段階を終えた後の進化段階に対応していると考えられている。光度は太陽の3[…]

光度曲線(変光星の) light curve (variable star) 

変光星の光度の時間変化を表す曲線(光度曲線を参照)。変光星の中でも特に、食連星とセファイドなどの脈動変光星の研究で、光度曲線が重要な役割を果たす。 食連星(食変光星)の光度曲線は一般に連星の公転周期の位相を横軸に取って[…]

こと座RR型変光星 RR Lyrae variable

脈動変光星の一種で、HR図上で、水平分枝のセファイド不安定帯に位置する種族Ⅱ(星の種族を参照)の変光星。RRライリとも呼ばれる。天の川銀河(銀河系)の球状星団やハローに見られる。スペクトル型はA-F型、典型的な周期は0.[…]

持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、持続可能な世界を実現するための国際目標。国連加盟193か国が2016年-2030年の15年間で達成することを目指してい[…]

写真天頂筒 photographic zenith tube (PZT)

天頂付近を通る恒星の位置を写真によって精密に観測する特殊な望遠鏡。英語名の頭文字からPZTとも呼ばれる。光学系は、鉛直に固定した対物レンズとその下に置かれた水銀面からなる。水銀面を用いるのは反射面を厳密に水平にするためで[…]

周期表(元素の) periodic table

元素はその原子番号にしたがってその化学的性質が一定の周期で変化する(これを元素の周期律と呼ぶ)。性質の似た元素が同じ列にくるように並べた表が周期表で、1869年ロシアのメンデレーエフ(D. Mendelejev)によって[…]

食変光星 eclipsing variable

食現象による変光を示す星。光度曲線に二度の減光が現れる。地球から観測して、伴星が主星の手前を通過して起こる減光を主極小、主星が伴星を隠して起こる減光を副極小という。食連星を参照。

星座 constellation

天球上の星の並びを人、動物、物などに見立てて呼び名をつけたもの。古代メソポタミア文明が起源とされるが、さまざまな文明がさまざまな時代にそれぞれの星座を作り上げた。北天の多くの星座のルーツは古代ギリシャ文明にあるが、南天の[…]

生存可能圏 habitable zone

ハビタブルゾーンを参照。

星団型変光星 cluster variables

こと座RR型変光星(RRLyr)のこと。セファイド不安定帯にある種族Ⅱの水平分枝星である。ほぼ決まった絶対等級を有するので、種族Ⅱの一次距離指標として、球状星団や銀河ハロー天体までの距離を決めるのに古くから使われている。[…]