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一酸化炭素(CO) carbon monoxide

炭素原子と酸素原子が1個ずつ結合した分子である。永久電気双極子モーメントを持つため電波のミリ波領域に回転エネルギー準位間の遷移による輝線を放射する。星間空間では水素分子(H2)の10-4 程度の存在量であるが、他の分子よ[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

QCC Quenched Carbonaceous Composite (QCC)

急冷炭素質物質を参照。

急冷炭素質物質 quenched carbonaceous composite

プラズマを用いて実験室で生成された炭素質物質で、低温度天体の赤外線スペクトルの細かいバンド構造をよく再現することが知られている。メタンを原料とし、赤色巨星の表面温度である3000 K程度に加熱されてプラズマ状態になったガ[…]

スニヤエフ-ゼルドビッチ効果 Sunyaev-Zel'dovich effect

宇宙マイクロ波背景放射(CMB)からの光が、銀河団のプラズマ中にある大量の高温電子の中を通るときに、逆コンプトン散乱を受けその黒体放射のスペクトルに歪みが生じる効果を指す。略してSZ効果とも呼ばれる。このとき、エネルギー[…]

スペックル干渉計 speckle interferometer

大気ゆらぎにより、星像は高速で変化するさまざまなスペックル形状として観測されるが、非常に近接した連星のスペックル像は、単一の星のスペックル像を少しずらして異なる明るさにして重ね合わせたものとなる。この場合、スペックル形状[…]

多環式芳香族炭化水素 polycyclic aromatic hydrocarbon(PAH)

ベンゼン環を多数持つ一群の分子で、星間ダストのモデルとして考えられている炭素系の微粒子。 赤外線放射による銀河面の表面輝度スペクトルにおいて、6-14 μm 帯に見られるいくつかの放射ピークからなるバンド構造が見られる[…]

炭素鎖分子 carbon chain molecule

複数の炭素原子が直線状に連なった「炭素鎖分子」は、星間分子の分光で発見された宇宙に特有の分子種族である。野辺山宇宙電波観測所の45 m宇宙電波望遠鏡の分光装置や最近ではアルマ望遠鏡の電波分光計による観測的研究で大量のスペ[…]

炭素質隕石 carbonaceous meteorite

炭素質コンドライトを参照。

炭素質コンドライト carbonaceous chondrite

石質隕石のうち、有機物などさまざまな化合物の形で炭素原子を含むコンドライトを指す。化学組成や酸素同位体組成に基づき、CI, CM, CO, CV, CR, CK, CHに分類される。コンドリュールのほかに、太陽系初期の高[…]

炭素星 carbon star

炭素が酸素より多いことにより、スペクトル中に炭素に関連した分子の吸収帯が顕著に見られる恒星。太陽組成に見られるように、酸素は炭素よりも一般に多く、低温度星ではTiO分子や水分子などの吸収帯が強くなる。これに対し、漸近巨星[…]

炭素フラッシュ carbon flash

Ⅰa型超新星を引き起こす、白色矮星内での暴走的な炭素の核融合反応。連星系において、白色矮星に相手の星からガスが降り積もり、チャンドラセカール限界質量($\sim1.4\,M_{\odot}$)を超えると中心部の炭素の核融[…]

PAH Polycyclic Aromatic Hydrocarbon(PAH)

多環式芳香族炭化水素を参照。

ボン掃天星表 Bonner Durchmusterung

1852年から1859年にかけて、ドイツのボン天文台での観測に基づいてアルゲランダー(F. Argelander)が中心となって編纂した星表と星図。北天の9.5等より明るい星324,000個の位置と等級が記載されている。[…]

ボンディ Bondi, Hermann

オーストリア出身のイギリスの理論天文学者(1919-2005)。定常宇宙論を提唱し、ビッグバン宇宙論に対抗した。ボンディ、ホイル(F. Hoyle)、ゴールド(T. Gold)の1948年の定常宇宙論は、連続的な物質生成[…]