天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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AMR法 Adaptive Mesh Refinement (AMR)

適合格子細分化法を参照。

オズマ計画 Project Ozma

アメリカの天文学者ドレイク(F. Drake)によって1960年に、ウェストバージニア州グリーンバンクにあるアメリカ国立電波天文台で始められた世界初の地球外知的生命探査(SETI)プロジェクト。ドレイクは口径26 mの電[…]

海王星 Neptune

木星、土星、天王星とともに巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約30 au、質量は地球質量の約17倍、自転周期は約16時間、平均密度は約1640 kg m-3である。海王星は大部分が水、アンモニア、メタンの氷からできて[…]

解適合格子 solution adaptive grid

適合格子細分化法を参照。

カプタイン Kapteyn, Jacobus Cornelis

カプタイン(Jacobus Cornelius Kapteyn;1851- 1922)はオランダの天文学者。ユトレヒト郊外のバルネベルトで生まれ、ユトレヒト大学にて物理学で学位を取得した。その後、ライデン天文台に入所して[…]

グールド Gould, Benjamin

グールド(Benjamin Apthorp Gould;1824-96)はアメリカの天文学者。ボストンに生まれ、1844年にハーバード大学卒業後ドイツに渡ってガウスに学び、彗星と小惑星の運動について研究した。1848年に[…]

K殻電子捕獲 K-electron capture

原子核の放射性崩壊の一種で、原子のK電子殻(最も内側の軌道)にある電子が原子核に取り込まれ、原子核内の陽子と反応して中性子となり、同時に電子ニュートリノが放出される。この過程では、質量数は変化せず原子番号が一つ減少する。[…]

選択天域 Selected Area

カプタイン(J. Kapteyn)が1906年に、銀河系(天の川銀河)(当時は宇宙そのものと考えられていた)の形と大きさを決めることを目的として提唱した計画で示された、全天に分布する206個の天域。Selected Ar[…]

大気ゆらぎ atmospheric turbulence

地上からの天体観測では大気のゆらぎが解像力の妨げとなる。可視光と赤外線では大気中の温度ゆらぎが屈折率の非一様性の要因となり光波面を乱す。電波では水蒸気の分布のムラが位相の乱れの要因となる。光束中のこのような乱れを実時間計[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

中性子捕獲 neutron capture

原子核が1個または複数の中性子を捕獲して、より重い原子核に変わる反応。熱核融合反応では作ることができない鉄より重い元素(超重核)は、恒星の内部のs過程や、重力崩壊型超新星爆発の際のr過程と呼ばれる中性子捕獲反応で合成され[…]

中性子捕獲元素 neutron capture elements

鉄より重く、中性子捕獲とベータ崩壊の繰り返しにより形成される元素。中性子捕獲元素の形成過程にr過程とs過程の2種類がある。中性子捕獲がベータ崩壊に比べ速く(rapid)進行するのがr過程、遅く(slow)進行するのがs過[…]

適合格子細分化法 adaptive mesh refinement

偏微分方程式を差分法を用いて解くとき、細かい格子が必要な部分だけに選択的に細かい計算格子を用い、それ以外の部分には粗い計算格子を用いる方法。AMR法と省略されることが多い。解適合格子と呼ばれることもある。細かい格子が必要[…]

電子捕獲 electron capture

原子核が電子を捕獲し、原子核内の陽子が中性子に変わる反応。これにより原子番号が一つ減少する。原子核が陽子過剰になった場合は安定核になるまで自発的に起こる。一方、電子縮退の起こっている環境で密度が高くなると、エネルギーの高[…]

ニュートリノ捕獲 neutrino capture

ニュートリノと原子核の間の弱い相互作用の一種。電子ニュートリノの捕獲の例としてはデービス(R. Davis, 2002年ノーベル賞受賞)が太陽ニュートリノの検出に用いた $^{37}{\rm Cl}+\nu\righta[…]

ニュートン焦点 Newtonian focus

反射望遠鏡の焦点の一つ。反射望遠鏡主鏡の焦点(=主焦点)の手前に、主鏡光軸に対して角度を持った反射鏡(斜鏡(副鏡))を置いて光路を曲げ、焦点面を望遠鏡の筒より外に出すようにした焦点のことをいう(右図参照)。一般に斜鏡は主[…]

補償光学 adaptive optics

大気のゆらぎによる光波面の乱れをリアルタイムで測定して、波面補正素子で矯正することにより、望遠鏡の回折限界の空間解像力を実現するシステム。1953年にバブコック(H.W. Babcock)がその概念を提案した。補償光学系[…]