天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アーチフィラメント arch filament

太陽の光球下から浮上してきた磁気ループ構造が彩層に達し、H𝛂線で暗い筋状構造として観測されるもの。その両端はH𝛂線で明るい斑点として観測され、暗状構造の端点での磁場の極性は二つの端で異なっている。黒点がポアという小黒点と[…]

IPCC IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change)

気候変動に関する政府間パネルを参照。

アフターグロー afterglow

残光のこと。天文学ではガンマ線バーストの後に、X線、可視光でしばらく輝く現象をいう。X線アフターグローはガンマ線増光にくらべ継続時間が数日と長いので、位置決定が可能になり、その結果ガンマ線バーストが天の川銀河(銀河系)外[…]

天の川 Milky Way

月のない暗い晩に肉眼で見ると、夜空を大きく横切るように見える淡く輝く帯状の天体で、その正体は天の川銀河(銀河系)の円盤部にある無数の恒星の集団である。我々(太陽系)が中心から離れた円盤部に位置しているので、内部から見た円[…]

暗黒エネルギー dark energy

ダークエネルギーを参照。

EGRET検出器 Energetic Gamma Ray Experiment Telescope (EGRET) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載されたGeV領域ガンマ線の検出器。スパークチェンバーとNaIシンチレーション検出器を用いたカロリメータ、および反同時計数検出器を備え、ガンマ線を検出器内で起こした対生成過程でつくられた電子・陽[…]

SED spectral energy distribution(SED)

スペクトルエネルギー分布を参照。

エッフェルスベルク電波天文台 Effelsberg Radio Observatory

ドイツのボンにあるマックスプランク電波天文学研究所(MPIfR)が運用している、ボンから約40 km離れた谷にある電波天文台。口径100 mの電波望遠鏡を持つ。この望遠鏡は1972年に観測を開始し、周波数が600 MHz[…]

エネルギー運動量テンソル energy-momentum tensor

時間あるいは空間一定面を横切るエネルギーおよび運動量の流束を表す物理量で、 2階のテンソルで表現される。流体静止系では、エネルギー密度(時間・時間成分) および運動量密度(空間・時間成分)、エネルギー流束(時間・空間成分[…]

エネルギー準位 energy level

原子、分子、イオンの量子力学的な微視的状態を表す用語。 量子力学によると粒子の微視的状態は離散的な多数のレベルに分かれる。その各レベルは対応するエネルギーで区別されるため、それらをエネルギー準位と呼ぶ。これらのうちで、[…]

エネルギー積分 energy integral

運動方程式を積分して得られる積分定数の1つ。運動エネルギーと位置エネルギーの和となり、普通は保存される量である。

エネルギー等分配の法則 law of energy equipartition

熱平衡においては各自由度に kBT/2 のエネルギーが等しく分配されることを表す統計物理学の法則。ここで kB はボルツマン定数、T は温度である。考えている自由度において kBT に比べて十分に狭いエネルギー間隔で多数[…]

エネルギーフラックス(放射の) energy flux

放射が運ぶエネルギー流束量を表す量である。具体的には、ある微小面素を通過する放射が運ぶエネルギー量を、単位面積、単位時間あたりで換算したものとして定義される。

エネルギー分解能 energy resolution

検出器に単一エネルギーの粒子が入射したときに、出力されるエネルギー(波高値)のばらつきの程度を示す数値。エネルギー換算した波高値分布曲線の標準偏差を入射エネルギーで割ったものを%単位で示すことが多いが、標準偏差の代わりに[…]

エネルギー保存則 law of energy conservation

運動、重力、電気、熱のように形態は変化しても、これらのエネルギーの総和は系全体では保存することを述べた物理法則。外界への仕事や摩擦熱の発生により、一見成り立たないように思える場合も、その外界や摩擦熱を含めて系を再定義する[…]

エルゴ球 ergosphere

エルゴ領域を参照。

エルゴ領域 ergo region

回転するブラックホールでは、重力と回転の両方の効果によってブラックホールからある距離までは無限遠に対して静止した状態が取れずブラックホールの回転に引きずられて運動する。その限界面を定常限界面というが、事象の地平面(事象の[…]

オウムアムア 'Oumuamua

史上初めて観測された恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)。2017年10月19日、マウイ島のハレアカラ山頂にあるサーベイ観測専用のパンスターズ望遠鏡(Pan-STARRS1:PS1)によって発見された。 太陽からの脱[…]

温室効果 greenhouse effect

大気を持つ惑星では、惑星表面からの熱放射が、宇宙空間(大気圏外)に到達する前に、大気中の物質に吸収・散乱され、エネルギー輸送が妨げられるため、大気内の温度が上昇する。これを温室効果という。ビニールやガラスで覆われた温室の[…]

温室効果ガス greenhouse gas

温室効果を引き起こすガスのこと。地球大気中で温室効果を引き起こすガスは多数あるが、効果の小さいものや、水蒸気のように効果は大きくても人間の活動では大気中の含有量がほとんど変化しないものは地球温暖化に大きな影響はない。人間[…]