天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"TG上粉(SMMFS.COM)刷订阅电报高级会员,hAP"の検索結果(10件)

オズマ計画 Project Ozma

アメリカの天文学者ドレイク(F. Drake)によって1960年に、ウェストバージニア州グリーンバンクにあるアメリカ国立電波天文台で始められた世界初の地球外知的生命探査(SETI)プロジェクト。ドレイクは口径26 mの電[…]

カッシーニ探査機 Cassini

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1997年に打ち上げた土星探査機。当初は、小惑星彗星探査機(Comet Rendezvous Asteroid Flyby(CRAF))と同じ[…]

球状星団 globular cluster

数10万個の星がほぼ球状に密集する星団。中心に行くほど急速に星の密度が高くなる。銀河を取り巻くハローの中に分布し、種族Ⅱに典型的な色-等級図を示す(両者の色-等級図の比較については散開星団を参照)。銀河形成の初期段階にで[…]

銀河サーベイ galaxy survey

銀河に対するサーベイ観測のこと。一定の明るさ以上の銀河、あるいは輝線を出すなどの特定の性質を持つ銀河をすべて検出するために、ある天域を覆い尽くす観測。覆い尽くす天域の広いものは「ワイドサーベイ」(全天に近い広さなら「全天[…]

シャピロ遅延 Shapiro delay

一般相対性理論では空間の曲がりの効果のためにニュートン重力に比べ重力場中で電磁波の伝播速度が遅くなる。 1964年、アメリカの物理学者シャピロ(I.I. Shapiro)は、レーダーから発射された電波が太陽近傍を通過し[…]

シャプレー Shapley, Harlow

シャプレー(Harlow Shapley;1885-1972)は、球状星団の研究から、現代知られている天の川銀河(銀河系)の構造と規模を最初に明らかにしたアメリカの天文学者。ミズーリ州ナッシュビルに生まれ、ミズーリ大学を[…]

大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

タマン Tammann, Gustav

グスタフ・タマン(Gustav Tammann; 1932-2019)はドイツ生まれの天文学者。ゲッチンゲンに生まれ、第二次世界大戦中はババリア地方などに住んだが終戦後母親の生まれ故郷であるスイスのバーゼルに戻った。バー[…]

ニュートン焦点 Newtonian focus

反射望遠鏡の焦点の一つ。反射望遠鏡主鏡の焦点(=主焦点)の手前に、主鏡光軸に対して角度を持った反射鏡(斜鏡(副鏡))を置いて光路を曲げ、焦点面を望遠鏡の筒より外に出すようにした焦点のことをいう(右図参照)。一般に斜鏡は主[…]

波形弁別 pulse shape discrimination

粒子検出器の出力信号パルスの形状により放射線の種類を弁別する方法。たとえば液体シンチレーション検出器では、中性子の入射に対してはシンチレーション光の遅発成分が多くなるため、ガンマ線の入射の場合に比べ出力パルスの減衰時間が[…]