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アタカマ・パスファインダー実験機 Atacama Pathfinder Experiment

南米チリのアタカマ砂漠にある口径12mのサブミリ波電波望遠鏡。英語名 Atacama Pathfinder EXperiment の頭文字を取って APEX と呼ばれることが多い。ドイツのマックスプランク電波天文学研究所[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

アンテナ開口能率 aperture efficiency

アンテナの物理的な面積 $A_{\rm{p}}$ に対する、電波を受信するのに有効に使われる面積 $A_{\rm{e}}$ の比($\eta_{\rm A}=\frac{A_{\rm{e}}}{A_{\rm{p}}}$)[…]

HD星表 HD(Henry Draper)Catalog

ヘンリードレーパー星表を参照。

APEX APEX (Atacama Pathfinder EXperiment)

アタカマ・パスファインダー実験機を参照。

開口合成 aperture synthesis

空間的に離れた位置にある複数の望遠鏡(=開口)もしくは1つの望遠鏡主鏡の複数の部分(=開口)からの光を干渉させて得られる干渉縞から天体像についての情報を引き出すこと。少数の開口の組み合わせからでは、天体像の形状(強度分布[…]

開口合成望遠鏡 aperture synthesis telescope

現在の電波干渉計の主流となる、開口合成技術を利用した望遠鏡。相関型干渉計ともいう。開口合成望遠鏡を構成する各素子アンテナで受信した電波波形に対して、2個のアンテナを1組とした相互相関をとると、対応するアンテナ間での幾何学[…]

開口測光 aperture photometry

測定する天体の中心にその中心を置いた一定の半径の仮想円(開口(aperture))内の天体からの光を積分して、その天体の明るさを定量的に見積もる測光手法。恒星などの点光源の明るさを測定する場合、通常は星像直径の2.5倍か[…]

開口能率 aperture efficiency

アンテナ開口能率を参照。

カッシーニ探査機 Cassini

アメリカ航空宇宙局(NASA)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が共同で開発して、1997年に打ち上げた土星探査機。当初は、小惑星彗星探査機(Comet Rendezvous Asteroid Flyby(CRAF))と同じ[…]

GRAPE GRAPE

東京大学と国立天文台などで開発されてきた重力多体シミュレーション専用計算機。 基本的に、粒子間のニュートン重力相互作用の計算を専用ハードウェアで行うことで、汎用計算機に比べて安価で高性能を実現する。1989 年に完成し[…]

K殻電子捕獲 K-electron capture

原子核の放射性崩壊の一種で、原子のK電子殻(最も内側の軌道)にある電子が原子核に取り込まれ、原子核内の陽子と反応して中性子となり、同時に電子ニュートリノが放出される。この過程では、質量数は変化せず原子番号が一つ減少する。[…]

コーデッドマスク coded(aperture)mask

X線やガンマ線検出器の前に置かれるランダムなパターンの穴を開けたマスク。穴一つ一つがピンホールカメラの穴に相当すると考えれば、検出器には複数のピンホールカメラの画像が写っていると考えることができるため、フーリエ変換など数[…]

500メートル球面電波望遠鏡 Five-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope (FAST)

中国科学院国家天文台により、中国南西部のミャオ族自治州平塘県に建設された口径500 の固定型電波望遠鏡。英語名称のFive-hundred-meter Aperture Spherical radio Telescope[…]

代表色表示 representative color

人間の目が感じる赤、緑、青の3原色に、それとは異なる波長の電磁波の強度を割り当てて作った仮想的なカラー画像のこと。可視光に限らず、目に見えない波長の電磁波で得られた画像を割り当てることによって、実際は目に見えない情報をカ[…]

太陽圏 heliosphere

太陽から流出する太陽風の勢力圏を太陽圏という。太陽風は太陽系外縁部で天の川銀河(銀河系)内の星間物質や星間磁場と衝突し、終端衝撃波(termination shock)を形成する。この外側をヘリオシース(helioshe[…]

太陽向点 solar apex

太陽運動の方向。太陽の周りの星々は平均的な動きとして天の川銀河の中心の周りをほぼ円運動している。これを完全な円軌道で近似したとき、その円運動する仮想の天体を局所静止基準(LSR)と呼ぶ。それに対する太陽の運動を太陽運動と[…]

脱出速度 escape velocity

宇宙速度を参照。

ツリー法 tree method

粒子間の重力相互作用を計算する方法の一つ。粒子分布を立方体を再帰的に分割する8分木構造で表現し、ある粒子からみて遠くにある粒子グループからの力を対応する適当なサイズの立方体内の粒子の重心(あるいはその粒子群がつくるポテン[…]

トラペジウム trapezium system

オリオン大星雲(M42)に含まれる星の集まりの一つ。中心にある4つのO型星の並びが四辺形(トラペゾイド状)であることからその名がある。オリオン大星雲自体、巨大な電離水素領域(HII領域)であるが、トラペジウムはその中でも[…]