天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"谷歌seotg(seo999888),ERO"の検索結果(113件)

アイーダ計画 AIDA collaboration

小惑星の軌道を変更する実験を行う計画。英語のAsteroid Impact and Deflection Assessment(小惑星への衝突による軌道変化の評価)の頭文字からAIDAの名前がついた。米国のダート探査機に[…]

アエンデ隕石 Allende meteorite

1969年2月8日にメキシコ北部に落下した隕石で炭素質コンドライトに分類される。現地の村の名前をとってアエンデ(Allende)隕石と呼ばれる。数千個以上の破片となって落下したが回収された総重量は3000 kg近くにおよ[…]

アストロメトリ法 astrometric method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出され[…]

アポログループ Apollo group

地球接近小惑星のうち、軌道長半径が1.0 au(au は天文単位)以上で、近日点距離が1.017 au(地球の遠日点距離)以下の小惑星をアポログループと呼ぶ。アポロ群、アポロ型と呼ばれることもある。小惑星1862 Apo[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

アメリカ航空宇宙局 National Aeronautics and Space Administration(NASA)

アメリカ合衆国の宇宙開発に関わる活動と研究を行うために1958年に設立された政府組織。アポロ計画、スカイラブ計画、スペースシャトル、国際宇宙ステーションなど宇宙開発の巨大プロジェクトとともに、ハッブル宇宙望遠鏡など人工衛[…]

アモールグループ Amor group

地球接近小惑星のうち、軌道長半径が1.0 au (au は天文単位)以上で、近日点距離が1.017 au(地球の遠日点距離)から1.3 au の小惑星をアモールグループと呼ぶ。アモール群、アモール型と呼ばれることもある。[…]

アンドロメダ銀河 Andromeda galaxy

矮小銀河を別にすれば、大小マゼラン雲に次いで天の川銀河(銀河系)に近い銀河。カタログ番号では、M 31(メシエカタログ)あるいはNGC 224(NGCカタログ)とも呼ばれる。アンドロメダ座にあり、距離は約770キロパーセ[…]

eROSITA望遠鏡 eROSITA telescope

ドイツのマックス・プランク地球外物理学研究所 (MPE) が開発したX線宇宙望遠鏡。2019年にロシアのバイコヌール基地から打ち上げられたロシアとドイツの共同ミッション「Spectrum-Roentgen-Gamma ([…]

1平方キロメートル電波干渉計 Square Kilometre Array

周波数50 MHzから14 GHzの電波に対する超大型望遠鏡。SKA(エスケーエー)と略されることが多い。この周波数帯の観測は他の周波数帯に比べて角分解能または感度のいずれかが不足している現状を打開するために建設の必要性[…]

いて座A* Sagittarius A star (Sgr A*)

天の川銀河(銀河系)の中心に位置するブラックホールに対応する天体。いて座Aと呼ばれる電波源の中にあり、電波、近赤外線、X線で観測され、点状で強度変動を示す。いて座A*周囲の恒星の運動を10年程度継続的に観測した結果、多く[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

宇宙航空研究開発機構 Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA)

2003年10月に、宇宙開発事業団、航空宇宙技術研究所と宇宙科学研究所の三機関を統合して発足した独立行政法人。日本の宇宙航空分野の研究開発とその技術・知識を社会のさまざまな分野に活かす活動を行っている。東京都調布市にある[…]

エスケーエー SKA(Square Kilometre Array)

1平方キロメートル電波干渉計を参照。 Square Kilometre Array (SKA) Official Animation https://youtu.be/8BBoDw2qVD0

エタロン etalon

干渉計として動作する、一定距離だけ離れた半透明な平面境界面に挟まれた層。その層の境界にある反射面での多重反射干渉によって、高分散(高分解能)のスペクトルを得ることができる。もともとは石英の薄板などが層材料として使われてき[…]

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]

M87 (NGC4486) M87

おとめ座銀河団の中心部にある巨大楕円銀河。1781年に出版されたメシエカタログの87番目の天体なので M87と呼ばれる(NGCカタログの番号は4486)。電波源としては「おとめ座A」とも呼ばれ、歴史的には最も初期に可視光[…]

大型双眼望遠鏡 Large Binocular Telescope(LBT)

大型双眼望遠鏡LBT(Large Binocular Telescpe)は、アリゾナ、イタリア、ドイツ、オハイオなどの合計18の大学などの国際協力事業で、アリゾナ州グラハム山(3267m)に建設、2005年にファーストラ[…]

おとめ座銀河団 Virgo cluster

おとめ座の方向に見える銀河団。太陽系からの距離は約18メガパーセク(18 Mpc=5900万光年)であるが、10-25メガパーセクの範囲にほぼ視線に沿って細長い領域に銀河が分布している。銀河団としては最も近いため、12等[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]