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オーロラ aurora

磁場を持つ惑星の極域に見られる大気の発光現象。惑星磁気圏中のプラズマ粒子が、磁力線に沿って惑星に降下して大気粒子と衝突すると、大気粒子を励起し、励起状態から戻るときに発光する。降下粒子の種類及びエネルギーと大気粒子(原子[…]

外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系外縁天体を参照。

海王星 Neptune

木星、土星、天王星とともに巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約30 au、質量は地球質量の約17倍、自転周期は約16時間、平均密度は約1640 kg m-3である。海王星は大部分が水、アンモニア、メタンの氷からできて[…]

海王星以遠天体 trans-Neptunian object

太陽系外縁天体を参照。

カシオペヤ座 Cassiopeia (constellation)

英文字のWの形に5個の星が並ぶ特徴的なパターンを示す星座。秋から冬の北天でよく目立つ。北極星を探す目印となる。

ガリレオ衛星 Galilean satellites

木星の衛星のなかで、サイズが大きい、イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストを指す。直径はそれぞれ、3632 km、3138 km、5262 km、4820 kmである。公転周期はそれぞれ、1.76日、3.55日、7.16日、[…]

共鳴外縁天体 resonant trans-Neptunian object

海王星軌道の外側に軌道を持つ太陽系外縁天体のうち、海王星と平均運動共鳴の位置にあるものを共鳴外縁天体と呼ぶ。共鳴の関係のため、共鳴外縁天体が海王星軌道を横切ったり海王星軌道に近づいたりするときには海王星自身はその天体から[…]

クレーター crater

隕石や小天体の衝突で形成される、円形の窪地とそれを取り囲むリムと呼ばれる円環状の高まりから構成される地形。隕石孔とも言う。断面がおわん型のもの、平底型のもの、中央に高まり(中央丘)があるもの、多重のリムから構成されている[…]

K殻電子捕獲 K-electron capture

原子核の放射性崩壊の一種で、原子のK電子殻(最も内側の軌道)にある電子が原子核に取り込まれ、原子核内の陽子と反応して中性子となり、同時に電子ニュートリノが放出される。この過程では、質量数は変化せず原子番号が一つ減少する。[…]

太陽系外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含ま[…]

太陽面通過 transit across the Sun

水星、金星が地球から見て太陽の前を通過し太陽を部分的に隠す現象のこと。日面経過とも呼ぶ。太陽系外惑星の探査法の一つであるトランジット法は、まさに太陽以外の恒星に対して起きるこの現象をとらえる手法である。掩蔽(えんぺい)も[…]

中性子捕獲 neutron capture

原子核が1個または複数の中性子を捕獲して、より重い原子核に変わる反応。熱核融合反応では作ることができない鉄より重い元素(超重核)は、恒星の内部のs過程や、重力崩壊型超新星爆発の際のr過程と呼ばれる中性子捕獲反応で合成され[…]

中性子捕獲元素 neutron capture elements

鉄より重く、中性子捕獲とベータ崩壊の繰り返しにより形成される元素。中性子捕獲元素の形成過程にr過程とs過程の2種類がある。中性子捕獲がベータ崩壊に比べ速く(rapid)進行するのがr過程、遅く(slow)進行するのがs過[…]

電子捕獲 electron capture

原子核が電子を捕獲し、原子核内の陽子が中性子に変わる反応。これにより原子番号が一つ減少する。原子核が陽子過剰になった場合は安定核になるまで自発的に起こる。一方、電子縮退の起こっている環境で密度が高くなると、エネルギーの高[…]

トランスネプチューニアン天体 trans-Neptunian object

太陽系外縁天体を参照。

夏の大三角 Summer Triangle

デネブ(はくちょう座α(アルファ)星:α Cyg)、アルタイル(わし座α星: α Aql)、ベガ(こと座α星:α Lyr)の三つの明るい星を結ぶ細長い大きな三角形の星のパターンのこと。七夕伝説と結びついて広く親しまれてい[…]

ニュートリノ捕獲 neutrino capture

ニュートリノと原子核の間の弱い相互作用の一種。電子ニュートリノの捕獲の例としてはデービス(R. Davis, 2002年ノーベル賞受賞)が太陽ニュートリノの検出に用いた $^{37}{\rm Cl}+\nu\righta[…]

冬の大三角 Winter Triangle

シリウス(おおいぬ座α(アルファ)星: α CMa)、プロキオン(こいぬ座α 星: α CMi)、ベテルギウス(オリオン座α 星: α Ori)の三つの明るい星を結ぶ大きな三角形のことである。三角形の中を天の川が通ってい[…]

ベテルギウス Betelgeuse

オリオン座のベテルギウスは太陽の約20倍の質量を持つM型の赤色超巨星で、脈動変光星の中の半規則型に分類されている。恒星の進化の最終段階にあり、寿命が終わるとⅡ型超新星爆発を起こすと考えられている。ベテルギウスは1等星の中[…]

北斗七星 Big Dipper

おおぐま座の腰から尻尾を形作る七つの星がつくる柄杓(ひしゃく)の形をしたパターン。春から夏の北天でよく目立つので広く親しまれている。この時期に北極星を探すよい目印となる。秋から冬にかけてはW型をしたカシオペヤ座が北極星を[…]