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アイーダ計画 AIDA collaboration

小惑星の軌道を変更する実験を行う計画。英語のAsteroid Impact and Deflection Assessment(小惑星への衝突による軌道変化の評価)の頭文字からAIDAの名前がついた。米国のダート探査機に[…]

エウロパ Europa

木星のガリレオ衛星の一つ。表面は厚さ3 km以上の氷に覆われており、ひび割れが多数見える。木星との間の潮汐加熱により氷が溶けて、表面下には水が存在すると考えられている。

XMM-ニュートン衛星 X-ray Multi-Mirror Mission-Newton satellite

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1999年12月に打ち上げたX線天文衛星で、ニュートン(I. Newton)の名を冠している。軌道傾斜角40度、遠地点高度99,000-114,000 km、近地点高度6,000-22,00[…]

エッジワース-カイパーベルト天体 Edgeworth-Kuiper-belt object

冥王星が発見された後、海王星以遠の太陽系外縁部に多数の小天体が円盤状に分布しているという考えを1943年にアイルランドのエッジワース(K.E. Edgeworth)が、また1957年にオランダ出身でアメリカのカイパー(G[…]

ngVLA ngVLA (next generation Very Large Array)

合計263台のパラボラアンテナを北米全域に分散させて設置し、最大で約9000キロメートルの口径の電波望遠鏡とおなじ分解能を実現しようという次世代の大型電波干渉計計画。 観測周波数帯域は、1平方キロメートル電波干渉計(S[…]

MMT Multi-Mirror Telescope(MMT)

マルチミラー望遠鏡を参照。

エンケの間隙 Encke gap

土星のリング(環)の主要リング(A, B, Cリング)のうち一番外側のAリング中にある、幅約325 kmの溝状の構造。溝中に軌道をもつ小衛星パンが、周囲のリング粒子を重力作用により跳ね飛ばすことによって、この構造を形成維[…]

カイパー飛行機搭載天文台 Kuiper Airborne Observatory

地上からは困難な赤外線観測を行うための望遠鏡を搭載した飛行機天文台。軍用輸送機C-141Aの民間改良型をベースに防震装置に載せられた口径91.5 cmの望遠鏡を機体前部側面に搭載する。大気中の水蒸気による吸収のために近赤[…]

狭帯域測光 narrow-band photometry

中心波長の1/50-1/200程度の幅しかない非常に透過幅の狭い狭帯域フィルターを用いた測光観測のこと。これに対し中心波長の数分の1の波長幅を持つフィルターでの測光観測は広帯域測光と呼ばれる。狭帯域測光は主に水素や酸素な[…]

銀河中心核 galactic nucleus

銀河の中心にある極めて高密度な質量源。 天の川銀河(銀河系)を含むいくつかの近傍銀河については、中心核のごく近くにある星やガスの運動が高角分解能で観測されており、高密度な質量源の正体は超大質量ブラックホールであると推定さ[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

原始惑星状星雲 protoplanetary nebula

原始惑星状星雲は、太陽質量の1-8倍程度の星が漸近巨星分枝(AGB)段階 から惑星状星雲へ進化する途中の天体である。前惑星状星雲ということもある。中心の星は厚いダストやガスで覆われているので、可視光では見えなくなっている[…]

光電子増倍管 photomultiplier

電子増倍機能によって高い感度を達成した光検出器。真空ガラス管内部に光電面と各種電極を納めた構造をしている。光電面の光電効果により入射した光子当たり1つ(実際は量子効率が掛かるので、平均的には1つ以下)の光電子が発生する。[…]

重力レンズ gravitational lensing

遠くの天体から出た光が、途中にある銀河や銀河団などの重力場によって曲げられる現象。重力場が凸レンズのように働くことから名づけられた。一般相対性理論の帰結の一つであり、重力レンズ方程式で記述される。重力場となる天体をレンズ[…]

成層圏赤外線天文台 Stratospheric Observatory for Infrared Astronomy(SOFIA)

有効口径2.5 mの望遠鏡をジャンボジェット改造機B747SPの後部側面に搭載した天文台。 アメリカ航空宇宙局(NASA)とドイツ航空宇宙センター(DLR)に より、カイパー飛行機搭載天文台の後継機として開発された。 2[…]

太陽系外縁天体 trans-Neptunian object

太陽系の天体の中で海王星よりも外側にある天体の総称。単に外縁天体という場合もある。2006年にプラハで開催された国際天文学連合(IAU)総会で定義された。エッジワース-カイパーベルト天体、散乱円盤天体、オールトの雲に含ま[…]

多重銀河 multiple galaxies

数個の明るい銀河が天球面上で近接しているもの。たとえば3個が近接している場合は、全体を3重銀河という。多重銀河は、構成する銀河が物理的に結びついた1つの銀河群であることが多いが、たまたま天球面上で近接しているだけで物理的[…]

多重散乱 multiple(Coulomb)scattering

物質中を進む荷電粒子は、原子核の電場により散乱(クーロン散乱)されて進行方向が曲げられる。(ハドロンの場合は強い相互作用による散乱も寄与する)。1回あたりに散乱される角度は小さいが、多数回散乱を受けることにより大きく曲げ[…]

多重星 multiple star

天球上で2個以上の恒星が極めて接近している場合にそれらの恒星を呼ぶのに使われる用語。2個の場合は二重星と呼ぶ。一般にはそれらが重力的に束縛されているかどうかを問わない。重力によって束縛しあっている恒星系を呼ぶ場合、2個の[…]

多層膜X線反射鏡 multi-layer X-ray mirror

X線望遠鏡を参照。