天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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R型星 R-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。N型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。漸近巨星分枝進化でヘリウム殻フラ[…]

アストロメトリ法 astrometric method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出され[…]

アルファ元素 alpha nuclei

原子核のなかで12C, 16O, 20Neのように、 中性子数と陽子数が偶数で等しいもの。α粒子(4He)の集まりと見なせることから、この名前で呼ばれる。これらの元素は重い星の中心部で、ヘリウム燃焼および、それに続く炭素[…]

イベントホライズンテレスコープ Event Horizon Telescope

多数のミリ波・サブミリ波望遠鏡による地球規模の超長基線電波干渉計(VLBI)を構成して、ブラックホールのごく近傍、事象の地平線(イベントホライズン)近くまでの画像を高い空間分解能で撮像し、ブラックホールの物理の解明を目指[…]

WIMP Weakly Interacting Massive Particles (WIMP)

(Weakly Interacting Massive Particle) 冷たいダークマターの候補とされる仮説上の粒子。電磁相互作用と強い相互作用は働かず、重力相互作用と弱い相互作用のみ働くものと考えられている。 安[…]

宇宙の距離はしご cosmological distance ladder

伝統的な天体の距離測定法につけられた名称。天体までの距離に応じて異なる手法を次々につないで遠方の距離を測る様子が、あたかも「はしご」をつないで高いところまで届く様子に似ていることからつけられた呼び名(図1)。最終目標は宇[…]

AGN Active Galactic Nucleus (AGN)

活動銀河核を参照。

SPH法 Smoothed Particle Hydrodynamics (SPH) method

流体を粒子で表現するグリッドレス法の一つである。圧力項を大きさをもった粒子間の力として表現し、粒子は局所的な速度に従って運動するラグランジュ的計算法であり、密度のコントラストが大きい圧縮性流体の扱いに優れている。単純な取[…]

N型星 N-type star

ハーバード分類で化学組成の違いに対応する系列の低温度星。R型と共にC型(炭素型)と呼ばれる。CとOの原子数の比C/Oは太陽では∼0.5であるが、C型はC/O>1であるような低温の星である。C2、CN、CH分子による[…]

欧州原子核研究機構 European Organization for Nuclear Research(CERN)

1954年にヨーロッパの11ヵ国により、「Science for Peace(平和のための科学)」を掲げ設立された素粒子・原子核分野の世界最大規模の国際研究所。ヨーロッパ合同原子核研究機構などとも呼ばれるが、一般には、機[…]

オウムアムア 'Oumuamua

史上初めて観測された恒星間天体(太陽系外から飛来した天体)。2017年10月19日、マウイ島のハレアカラ山頂にあるサーベイ観測専用のパンスターズ望遠鏡(Pan-STARRS1:PS1)によって発見された。 太陽からの脱[…]

核宇宙年代学 nucleocosmochronology

宇宙年齢に匹敵するほど長い半減期を持つ放射性元素を核時計として用い、古い世代の星における元素組成から宇宙・銀河・恒星などさまざまな天体の進化史を研究する学問分野。トリウム232(232Th; 半減期140.5億年)やウラ[…]

核ガンマ線 nuclear gamma-ray

原子核が放射性崩壊を起こす際に発生するガンマ線のこと。天文学では 26Al (アルミニウム26)が半減期約100万年で逆ベータ崩壊するときや軌道電子捕獲する際に生じる1.8 MeVのガンマ線が有名。大質量星の中には 26[…]

核子 nucleon

原子核を構成する陽子と中性子の総称。

核図表 nuclear chart

縦軸に陽子数(原子番号)、横軸に中性子数をとってさまざまな原子核(元素)を示した図。この図の1つのマス目で指定される原子核の種類を核種と呼ぶ。 元素の化学的性質の理解に役立つ周期表に対して、核図表は原子核中の陽子と中性[…]

核スピン nuclear spin

原子核が持つ量子力学的な角運動量のこと。原子核を構成する陽子と中性子の持つスピン角運動量と、それらが原子核内部で運動することに対応する角運動量とを合成した角運動量になる。電子などが磁気モーメントを持つのと同様に、原子核も[…]

核分裂 nuclear fission

原子核は陽子と中性子の集合体であるが、これらは必ずしもすべてが安定ではない。 不安定核が安定な核種になる過程には以下のものがある。 1.原子核中の中性子が電子と反電子ニュートリノを放出して陽子になる(ベータ崩壊)[…]

核融合 nuclear fusion

軽い原子核同士が融合して、重い元素が生成される核反応。天文学では熱核融合反応、あるいは核燃焼という言い方もしばしばなされる。陽子同士が融合して重水素が生成される反応や、重水素同士が融合してヘリウム3を生成する反応、3つの[…]

核力 nuclear force

原子核は陽子と中性子(総称して核子と呼ぶ)で構成されるが、これら核子どうしを結合して原子核を形作らせている力を核力という。湯川秀樹は中間子理論により核力を説明したが、その実体はグルーオンが媒介してクォーク間を結びつける強[…]

活動銀河核 active galactic nucleus

銀河の中には、中心部の非常に狭い領域から銀河全体を凌駕するような強い電磁波を放射しているものがある。このような銀河中心部領域を活動銀河核(しばしば AGN と略称される)といい、活動銀河核を持つ銀河を活動銀河という。活動[…]