天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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渦巻銀河 spiral galaxy

渦巻腕を持つ銀河。渦状銀河ということもある。レンズ状銀河(円盤は持つが渦巻腕は持たない:近年はS0(エスゼロ)銀河と呼ばれることが多い)と合わせて円盤銀河(disk galaxy)と総称されることがある。 現在の宇宙に[…]

宇宙背景放射 cosmic background radiation

宇宙にはビックバン起源の放射である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)だけでなく、別の起源による背景放射がさまざまな波長域で検出されいる。これを総称して宇宙背景放射という。たとえば、X線の波長領域では人工衛星の観測により宇宙[…]

EXOSAT衛星 European X-ray Observatory SATellite (EXOSAT)

ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が1983年3月に打ち上げた長楕円軌道のX線天文衛星。角分解能5秒角のX線望遠鏡の焦点面にマイクロチャンネルアレイ、位置検出型比例計数管と透過型回折格子を配した撮像望遠鏡2台と、比例計数管、お[…]

エジンバラ王立天文台 Royal Observatory, Edinburgh(ROE)

エジンバラの中心部にあったカールトン・ヒルにエジンバラ大学が持っていた天文台が、1822年にイギリス国王ジョージ4世が訪れたのを機に王立天文台となりROE(Royal Observatory, Edinburgh)の名称[…]

エミッションメジャー emission measure

放射量度のこと。この語「エミッションメジャー」をそのまま用いることも多い。

円偏光 circular polarization

光の偏光状態の一つで、光の進行に従い電場ベクトルが進行方向 に垂直な面内で回転する状態のこと。角運動量を持ち、光子スピンに対応する。 光源から光が進行する方向を見た場合に、電場ベクトルが右回転する場合を右円偏光、左回 転[…]

OSSE検出器 Oriented Scintillation Spectrometer Experiment (OSSE) detector

コンプトンガンマ線衛星に搭載された硬X線からMeV領域のガンマ線検出器。NaI(Tl)とCsI(Na)の二種類のシンチレーション検出器の組み合わせによるフォスウィッチ構造を二組備え、両者の信号の立ち上がり時間の違いを利用[…]

オリオン大星雲 Orion Nebula

オリオン座にある大きくて明るい星雲。単にオリオン星雲ともいう。三つ星の南に南北に並ぶ小三つ星(オリオンの剣に当たる)の中央に、4等星に相当する明るさで輝いており、肉眼でも認められる。M42(実際には北に隣接するM43も含[…]

オリオンBN-KL天体 Orion BN-KL Object

1965 年、エリック・ベックリン(Eric Becklin)とノイゲバウアーによりオリオン大星雲中に発見された波長 2μm の近赤外線で明るく輝く点源(BN 天体)。 彼らは1967 年までに1.6μm から10μm[…]

オルソ水素 ortho-hydrogen

水素分子には、2つの原子核(陽子)の核スピンの向きが揃っている場合と反平行の場合の2種類の状態が存在する。 揃っているものをオルソ水素(オルト水素ということもある)、反平行の場合をパラ水素と呼ぶ。 2つの状態間の変換は核[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

回転量度 rotation measure

対応する英語をそのまま読む「ローテーションメジャー」も広く用いられている。ファラデー回転を参照。

ガスのはぎ取り(銀河の) gas stripping

銀河団の外部にあった渦巻銀河が銀河団の重力に引かれて中心部に落ち込んでいく際に、高温の銀河団ガスから動圧(ラム圧)を受けて銀河円盤のガスがはぎ取られること。銀河に働く環境効果の1つ。動圧は銀河団ガスの密度に比例し、銀河の[…]

カッシーニの間隙 Cassini division

土星の主要リングであるAリングとBリングの間にある領域。カッシーニの空隙ともいう。1675年にカッシーニ(G. Cassini)が地上からの観測により、リング中に暗い溝のように見える領域のあることを発見したため、この名が[…]

活動銀河核 active galactic nucleus

銀河の中には、中心部の非常に狭い領域から銀河全体を凌駕するような強い電磁波を放射しているものがある。このような銀河中心部領域を活動銀河核(しばしば AGN と略称される)といい、活動銀河核を持つ銀河を活動銀河という。活動[…]

乾板測定機 plate-measuring machine

天体写真測光において、写真から天文学に必要な定量的な情報を引き出すために使われたさまざまな測定機の総称。研究用の天体写真はガラスを用いた写真乾板で撮影されたのでこのように呼ばれる。 コンパレータ(comparator)[…]

季節の変化 seasonal variation

季節の変化は、地表面に入射する太陽エネルギーの変化による地表温度の変化が主な原因である(説明図1)。北緯約35度(東京付近の緯度)の地点において、南中時の太陽光の入射角度は、冬至で約32度、春分と秋分で約55度、夏至で約[…]

客星 guest star

中国や日本での古い記録上で、突発的に現れた天体の総称として用いられた言葉。「かくせい」と読むこともある。新星や超新星、彗星などが対応している。

逆行惑星 retrograde exoplanet

太陽系の惑星は、その自転軸と公転軸がなす角度は約10 度以内で一致する。また、標準的な惑星形成モデルによれば、恒星の自転軸と惑星の公転軸は一致し、かつ、同じ向きを持つと考えられる。この角度を天球上に射影した角度は、ロシタ[…]

共生星 symbiotic star

赤色巨星と白色矮星の連星系で、スペクトルに特異な特徴を持つ星。低温度星の分子吸収スペクトルと高温ガスからの輝線が同時に観測される。輝線は赤色巨星から白色矮星への質量移動によって形成された白色矮星周りの降着円盤から発せられ[…]