天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"电报引流(SMMFS.COM)强拉 引流代开会员,PLe"の検索結果(51件)

宇宙原理 cosmological principle

宇宙論において、「宇宙には中心も端もなく、宇宙空間の各点は本質的に同等である」という原理で、宇宙が大域的に一様かつ等方であることを意味するものである。細かなスケールで見ればこれが正しくないことは明白であるが、数10メガパ[…]

カップラ coupler

結合器のこと。

カプラー coupler

結合器のこと。

球状星団 globular cluster

数10万個の星がほぼ球状に密集する星団。中心に行くほど急速に星の密度が高くなる。銀河を取り巻くハローの中に分布し、種族Ⅱに典型的な色-等級図を示す(両者の色-等級図の比較については散開星団を参照)。銀河形成の初期段階にで[…]

銀河サーベイ galaxy survey

銀河に対するサーベイ観測のこと。一定の明るさ以上の銀河、あるいは輝線を出すなどの特定の性質を持つ銀河をすべて検出するために、ある天域を覆い尽くす観測。覆い尽くす天域の広いものは「ワイドサーベイ」(全天に近い広さなら「全天[…]

偶力 couple

等しい大きさで向きが反対方向、そして作用線が平行で一致していないような2つの力のこと。偶力が働くと物体は回転を始めるが、並進運動の加速度は生じない。

結合器 coupler

マイクロ波やミリ波を混合する装置または回路。英語のままカプラー、カプラ、あるいはカップラと呼ぶこともある。ヘテロダイン受信機では、天体からの電波と局部発振器の信号を結合するときに使われる。導波管による結合器や、ワイヤーグ[…]

欠乏(欠乏量) depletion factor

ある特定の元素に関して、星間ガス中に実際に存在している量を本来存在すべきと予想される量(参照量)で割って対数を取ったもの。欠乏量などとも呼ばれる。以下の式で定義する。 ここで、参照量とは、元素がすべてガスになってい[…]

ケプラー Kepler, Johannes

ケプラー(Johannes Kepler;1571-1630)は近代天文学を切りひらいたドイツの天文学者。太陽系のまわりの惑星の公転運動に法則性があることを発見した。このケプラーの法則は、コペルニクス(Nicolaus […]

ケプラー運動 Keplerian motion

ケプラー(K. Johannes)によって調べられた惑星の運動のことをケプラー運動と呼ぶが、厳密には古典力学のもとで2つの質点が万有引力の相互作用で運動するときの運動のこと。万有引力の法則、ケプラーの法則、ケプラー方程式[…]

ケプラー衛星 Kepler satellite

太陽系外惑星探査を目的として、アメリカ航空宇宙局(NASA)により2009年3月6日に打ち上げられた衛星。特にハビタブルゾーンにある地球型惑星を発見し、地球型惑星の存在頻度、なかでも生命の存在する可能性のある惑星の頻度を[…]

ケプラー式望遠鏡 Keplerian telescope

屈折望遠鏡の一種で、対物レンズと接眼レンズの両方に凸レンズを用いる。ガリレオ式望遠鏡と異なり、倒立像(上下がさかさまになった像)が見える。望遠鏡光軸に対して傾いた入射光線も、接眼部の瞳位置で見ることができるため、広い視野[…]

ケプラーの法則 Kepler's laws

ケプラー(J. Kepler)がティコ・ブラーエ(Tycho Brahe)による惑星の観測データを解析して発見した惑星の軌道や運動についての法則のこと。第1法則、第2法則、第3法則がある。これらは、それぞれ次のようになる[…]

ケプラー方程式 Kepler's equation

時間の関数である平均近点角と離心近点角の関係を表す式。平均近点角を$M(t)$ 、離心近点角を$u(t)$ とすると、楕円軌道の場合のケプラー方程式は となる。ここで$e$ は離心率である。ケプラー方程式を解く[…]

ケプラー惑星 Kepler planet

アメリカ航空宇宙局(NASA)のケプラー衛星が発見した太陽系外惑星のこと。一般に、トランジット法による太陽系外惑星の検出では偽陽性である場合も含まれるので、追加観測などによる確認が必要である。ケプラー衛星が発見した惑星候[…]

高速度雲 high velocity cloud

太陽系から観測される天の川銀河の中性水素原子ガス雲は、ほとんどが、円盤部が示す回転運動にしたがっているが、それから大きく外れた視線速度を示すものがある。これを高速度雲という。便宜上、銀河回転からの視線速度の差が50-90[…]

光速度不変の原理 principle of invariant light speed

真空中での光の伝播速度は一定の値(真空の光速度)で、光を放出した物体や観測者の速度に依存しないという原理。歴史的にはマイケルソン-モーリーの実験により確立された。アインシュタイン(A. Einstein)はこの原理に基づ[…]

光波結合器 optical wave coupler

光を干渉させるために2つの光波を重ね合わせる光学素子。 透過率と反射率がほぼ50%の半透鏡を用いる方法(マイケルソン型) や結像レンズの瞳の異なる部分に光を入射し焦点部で干渉させる 方法(フィゾー型)がある。干渉計も参照[…]

三重アルファ反応 triple alpha reaction

恒星の中心部でおきる核融合反応の一つ。3つのヘリウム原子(4He、α(アルファ)粒子ともいう)から炭素(12C)が合成される反応。トリプルアルファ反応とも言う。 この反応は、(1)2つの4Heから8Beが合成される[…]

CNOサイクル CNO cycle

恒星の中心部でおきる核融合反応の一つ。炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)を触媒として4つの陽子(水素, p)をアルファ粒子(ヘリウム, He)に変換する一連の水素燃焼反応。 右図に示すように(p, γ)反応や逆ベー[…]