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IPCC IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change)

気候変動に関する政府間パネルを参照。

青色はぐれ星 blue straggler

年齢の高い恒星の系に現れる異常に高温(青色)の恒星。球状星団や矮小銀河、天の川銀河(銀河系)のハローなど、一般に年齢の高い恒星からなる系では、太陽質量程度以上の星はすでに進化が進み、主系列を離れている。しかし、こういった[…]

アストロメトリ法 astrometric method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。恒星に比べると惑星は非常に軽いが、恒星のまわりを惑星が公転すると、惑星の引力により恒星自体も微小にふらつく。この恒星の微小な運動が天球上の位置の周期的な変化として、固有運動に重なって検出され[…]

αケンタウリ星系 Alpha Centauri system 

南天の星座、ケンタウルス座で最も明るいα星(αCen)は3個の星からなる三重連星であり、αケンタウリ星系と呼ばれる。太陽系に一番近い恒星系(距離4.3光年)でもある。αケンタウリA、Bと呼ばれる二つの星が、周期79.9年[…]

X線連星系 X-ray binary

通常の恒星と中性子星やブラックホールなどの高密度星との近接連星系で、相手の星から高密度星への質量降着で強いX線が放射されるもの。近接連星系の一方が巨星となりロッシュローブを超えて膨張すると、伴星への質量移動が起こる。 […]

FK5カタログ Fundamental Katalog 5

1988年に刊行された星表で、1976年から国際天文学連合(IAU)が制定した天文定数系の採用や春分点の位置の補正が行われるなど、FK4カタログから大きな改訂がなされた。FKとはドイツ語のFundamental Kata[…]

環境効果(銀河の) environmental effect(on galaxies)

銀河の進化に環境が及ぼす影響。銀河団からボイド領域まで、銀河を取り巻く環境は多様である。形態-密度関係に代表されるように、現在の銀河の性質は環境に強く依存することが知られているが、そうした依存性は、先天的な環境効果と後天[…]

気候変動に関する政府間パネル Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC)

通常、Intergovernmental Panel on Climate Changeの略号であるIPCCの呼称が広く用いられている。人為的な気候変動のリスクに関する最新の科学的・技術的・社会経済的な知見をとりまとめて[…]

基本星表 fundamental catalogue

天球上の座標系を定めるために選ばれた天体の座標が掲載されているものを位置星表と呼ぶが、その中でも最も精度の高い星表を基本星表と呼ぶ。FK3カタログ、FK4カタログ、FK5カタログ、ヒッパルコスカタログ(ヒッパルコス衛星を[…]

基本平面(銀河の) fundamental plane

楕円銀河の速度分散、平均表面輝度、有効半径の間に見られる強い相関関係で、銀河のスケーリング則の1つ。この相関関係を対数で表すと平面の式になること、および相関関係の分散が観測誤差と区別できないほど小さいことから名づけられた[…]

クォーク quark

陽子や中性子などのハドロンの基本構成要素でアップ(u)、ダウン(d)、ストレンジ(s)、チャーム(c)、トップ(t)、ボトム(b) の6種類がある。このうち u と d は電子や電子ニュートリノとともに第1世代に属し、s[…]

グルーオン gluon

強い相互作用におけるゲージ粒子であり、ゲージ SU(3) の八重項の表現に従う。質量はゼロであるが、量子色力学(QCD)におけるカラー閉じ込め機構により、単体で取り出すことはできない。

ゲージボソン gauge boson

ゲージ粒子を参照。

ゲージ粒子 gauge boson

ゲージ相互作用(ゲージ理論を参照)によって素粒子間に働く力を媒介する粒子のこと。ゲージボソンとも呼ばれる。スピン1を持つボース粒子であり、ベクトル場によって記述される。素粒子の標準模型のゲージ粒子には、電磁気力(電磁相互[…]

ケンタウルス族 Centaur

小惑星の族一つの名称。木星の軌道の外側にあり、他の巨大惑星である土星、天王星、海王星のどれかと軌道交差する氷天体(小惑星)のグループをケンタウルス族と呼ぶ。ケンタウルス族は太陽系外縁天体が摂動を受けて軌道が内側に移動した[…]

光子 photon

電磁波をその粒子性から見たたときの粒子の名称。電磁気力を媒介する粒子。量子力学で記述されるミクロな世界では、すべての素粒子は波動と粒子の性質を兼ね備えている。これを波動と粒子の二重性(wave-particle dual[…]

自然放射 spontaneous emission

自発放射を参照。

自発的対称性の破れ spontaneous symmetry breaking

理論自体はある対称性を持っているが、実際に実現する状態はその対称性が保たれていない状態になることを自発的対称性の破れという。これを直観的に理解するには図のようなワイン瓶の底にぱちんこ玉を置くことを考えると良い。瓶は円い筒[…]

自発放射 spontaneous emission

励起状態にあるガス構成粒子(原子、分子)が、より低いエネルギー準位の量子状態へと自然に遷移すると同時にエネルギー準位の差に対応する波長の光子を放出する現象。自然放射とも呼ばれる。

水平分枝 horizontal branch

HR図に現れる恒星の系列の一つ。小質量星が中心部でのヘリウム燃焼段階(燃焼を参照)に達すると、赤色巨星よりも光度の低い恒星として安定的に輝く。この段階の光度はヘリウム燃焼の始まる中心核で決まるためほぼ一定となるが、温度は[…]