天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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アボガドロ定数 Avogadro constant

物質1モル(mol)に含まれる構成要素(原子、分子など)の数。12 g (グラム)の炭素12Cに含まれる原子の総数として定義されている。一般に記号 $N_{\rm A}$ で表される。イタリアの化学者アボガドロ(A. A[…]

天の川銀河 Milky Way Galaxy

太陽系が属している銀河のこと。銀河系とも言う。その一部が地球からは天の川として見えるので、この名がある。同じものを指す「天の川銀河」と「銀河系」という二つの用語の歴史については銀河系の項で解説している。 天の川銀河は渦[…]

ガイア衛星 Gaia satellite

天の川銀河(銀河系)の詳細な三次元地図を作ることを目的としてヨーロッパ宇宙機関が2013年12月に打ち上げたアストロメトリ専用の衛星。ヒッパルコス衛星の後継機である。太陽と地球のラグランジュ点 L2 の周りで観測を行う。[…]

矩 quadrature

矩(く)とは、ある天体から見た2天体の黄経または赤経の差が90°となるときを指す。地球中心から見た外惑星の方向が太陽からちょうと90°ずれた方向にあるときに使われることが多い。 太陽の方向から東に90°ずれた方向に外惑[…]

クォーク-ハドロン相転移 quark-hadron phase transition

強い相互作用の理論であるQCD(量子色力学)によれば、宇宙初期の高温高密度時にはハドロン(バリオンと中間子の総称)は、クォークの自由粒子ガスとして存在していたはずである。宇宙の温度がQCDスケール(102 MeV 程度)[…]

四重極子モーメント(CMBの) quadrupole moment

宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の温度ゆらぎの解析においては、天球面上のゆらぎを球面調和関数 Yml(θ, φ) で展開する多重極展開が有用である。展開係数の振幅の2乗はパワースペクトルと呼ばれ、これを調べることが基本的[…]

西矩 western quadrature

矩を参照。

ディラック Dirac, Paul Adrien Maurice

ポール・ディラック(Paul Dirac; 1902-1984)はイギリスの理論物理学者。1902年、イギリス、ブリストル生まれ。1921年にブリストル大学に入学し電気工学を専攻するが、翌年、ケンブリッジ大学に進学し物理[…]

電気四重極子放射 electric quadrupole radiation

水素分子(H2)のような電気双極子モーメントを持たない分子であっても、電子の分布は非球対称なので、質量中心周りの回転に対して電子分布の形は変化する。水素分子のように電子分布が左右対称ならば、1/2回転ごとに元に戻り、1/[…]

東矩 eastern quadrature

矩を参照。

パイオン pion

ハドロンのうち、クォークと反クォークの対から構成される中間子の一種で、最も軽い中間子であり、正、負の電気素量(素電荷)をもつ荷電パイオン($\pi^+$、$\pi^-$: 質量は2.49x10-28 kg)と、電荷をもた[…]

ハドロン hadron

強い相互作用を行う粒子の総称。重粒子ともいう。クォーク(と反クォーク)とグルーオンから構成されており、3つのクォークから構成されるバリオン(baryon, 強粒子)と、クォーク-反クォークの対から構成される中間子(mes[…]

ハドロンシャワー hadronic shower

高エネルギーのハドロンが物質中で引き起こすカスケードシャワー(粒子の増殖現象)。原子核との強い相互作用により生成されるパイオンなどの2次粒子は、一部は再び強い相互作用を繰り返し起こして増殖し、一部はガンマ線や電子と陽電子[…]

ブラーエ Brahe, Tycho

ブラーエ(Tycho Brahe;1546-1601)は16世紀のデンマークの天文学者。当時としては革新的に高い精度の天体観測を行ない、そのデータは「ケプラーの法則」を導いた。 デンマークの有力な貴族家系の子として[…]