天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"九龙城OTCtg:(@hkotccc),487"の検索結果(40件)

宇宙 universe

1. 時間と空間(時空)及びそこに存在するすべての物質とエネルギーの総体を指す言葉。英語ではuniverseあるいはcosmosという(哲学でいう「宇宙」の英語名には秩序のある世界を意味するcosmosが使われることが多[…]

エスディージーズ SDGs

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)を参照。

SDGs SDGs

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)を参照。

逆転分布 population inversion

反転分布を参照。

極域プルーム polar plume

太陽極域にあるコロナホールから噴出しているように見える明るい羽毛状の構造。極域プルームは温度100万度程度で形成される真空紫外線域の輝線で最も高いコントラストで観測することができる。皆既日食時には、可視光で同様の構造が観[…]

極紫外線 extreme ultraviolet ray

紫外線のうちで波長が短い(10-100 nm)ものの名称。真空紫外線の一部である。電磁波も参照。

キロノバ Kilonova

新星の約1,000倍の明るさに達する爆発現象。中性子星の連星または中性子星とブラックホールの連星が合体することによって発生すると考えられていたが、2017年8月17日に40メガパーセク(40 Mpc=1.3億光年)という[…]

銀河団 cluster of galaxies

明るい銀河を100個程度以上含む銀河の集団。銀河以上の階層構造のうち自己重力系としては最大の構造。ただし、小規模な銀河団と大規模な銀河群との間に明確な境界はない。天の川銀河(銀河系)から最も近い銀河団は、距離約18メガパ[…]

計量 metric

メトリックともいう。一般相対性理論における計量とは、時空間の局所的な構造を特徴づける基本的な量である。たとえば$x-y$ 座標の張られた平坦な2次元平面において、微小な間隔 $(dx,dy)$ だけ離れた2点間の物理的距[…]

光度階級 luminosity class

星の光度の違いを区別するための分類。1940年代にヤーキス天文台のモルガン(William Morgan)とキーナン(Phillip Keenan)によって導入された。 ローマ数字を用いて明るい方から、Ia, Iab,[…]

光路差 optical path difference

2つの経路に沿った電磁波の伝播経路の光学的な長さの差。伝播する媒質が真空の場合は幾何学的な長さの差となるが、一般には、光路の微小距離 $ds$ にその場での屈折率 $n$ を掛けて光路に沿って積分した $\int\,{n[…]

ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡 James Webb Space Telescope(JWST)

宇宙最初の星や銀河の形成、宇宙の再電離、太陽系外惑星の形成や生命の起源などの解明を目指すアメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙天文台。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機。 対角が1.3 mの六角形をした軽量化ベリリウム製のセグメ[…]

ジオット彗星探査機 Giotto

1986年に回帰したハレー彗星に接近して観測するため、1985年7月2日にヨーロッパ宇宙機関(ESA)が打ち上げた探査機。1301年に出現したハレー彗星を描いたイタリアの画家ジオットにちなんで命名された。1986年3月1[…]

紫外線 ultraviolet ray

波長が1 nmから400 nm程度の電磁波の名称。この波長範囲で波長が短いもの(1-200 nm)を真空紫外線と呼ぶことがある(波長範囲によって、遠紫外線、極紫外線、極端紫外線などの呼び方もある)。 1801年に、前年[…]

持続可能な開発目標 Sustainable Development Goals

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている、持続可能な世界を実現するための国際目標。国連加盟193か国が2016年-2030年の15年間で達成することを目指してい[…]

ジョルダーノ・ブルーノ Bruno, Giordano

ジョルダーノ・ブルーノ(Giordano Bruno;1548-1600)はイタリアの哲学者、天文学者。ナポリ近郊のノラに生まれ、ナポリ大学に学ぶ。17歳でドミニコ会修道院に入り修道士となった。しかし、当時主流だったアリ[…]

スーパームーン super moon

大きく見える満月をスーパームーンと称することが多いようであるが、スーパームーンは学術用語ではなく、科学的な定義はない。地球の周りを回る月の軌道は楕円形なので、地球に近い位置で起きる満月と遠い位置で起きる満月は直径で14%[…]

ステラーコロナグラフ stellar coronagraph

明るい恒星のごく近傍にある伴星や惑星など暗い天体を観測するために用いられる装置。太陽系外惑星の直接撮像法による検出で広く用いられる。もともと、太陽の明るく光る部分の外側にある、コロナと呼ばれる薄い大気の観測のために開発さ[…]

スペクトル分類(星の) spectral classification

恒星のスペクトルを吸収線の種類と強度によって分類したもの。現在のスペクトル分類の基になったのはハーバード分類である。これは1901年にハーバード大学天文台のキャノン(A.J. Cannon)とピッカリング(E.C. Pi[…]

積分球 integrating sphere

一様な明るさの面光源を作り出す装置。球体の内側に散乱性の高い白い塗料(硫酸バリウム(BaSO4)やフッ素系樹脂など)を塗布した構造をしており、球体に開けた小さな穴の一つが光源の入射ポート(窓)、もう一つが観測装置への出射[…]