リービット
よみ方
りーびっと
英 語
Leavitt, Henrietta Swan
説 明
アメリカの女性天文学者(1868-1921)。セファイド変光星の周期-光度関係を発見した。ラドクリフ大学を卒業して、ハーバード大学天文台で恒星の写真測定に従事した。小マゼラン雲のなかの星の写真光度を測っていて、ある種の変光星(セファイド変光星)の周期と光度との間によい相関があることを見つけた。これはハーバード大学天文台が南米においた望遠鏡で写した多数の乾板を、the Harvard Women と呼ばれた女性のグループが測定するプロジェクトの一環であり、星のスペクトル分類によるカタログづくりと同じ手法だった。彼女の発見により、セファイドを見つければ周期-光度関係を利用して銀河の距離が決められるようになった。アンドロメダ銀河M31などに適用されて、宇宙論的な銀河の研究が進展した。
2018年08月15日更新
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