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地球温暖化

小

よみ方

ちきゅうおんだんか

英 語

global warming

説 明

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期で変化するエルニーニョ現象などは気候変動には含まれない)。気候変動の原因には、太陽活動の変化、火山噴火による大気中の微粒子の増加などの自然現象によるものと人間活動によるものがある。地球温暖化はほとんどの場合、このうちの人間活動に起因する20世紀以降の急速な平均気温の上昇を指す。
急速な地球温暖化の主な原因は、産業革命以降、人間の活動に伴って大気中の二酸化炭素やメタンなどのいわゆる温室効果ガスの濃度が急速に高まってきたためである。地球温暖化については、自然の影響が主な原因で、人間活動の影響(人為影響)はないか、あるとしても影響は少ないという人為影響への「懐疑論」もあったが、IPCCの第5次報告書では、複数の精密な気候モデルを用いた解析から、人為影響が支配的であると明確に述べられている。2018年10月発表された特別報告書では、将来の平均気温の上昇幅が産業革命以前の水準から1.5℃と2℃の場合の影響の違いは大きく、ここ数年で世界各国が何をすべきかがとても重要であることを指摘している。これに関する環境省の報道発表は以下にある。
https://www.env.go.jp/press/106052.html
地球温暖化とその対策に関する情報はたとえば以下のようなサイトで知ることができる。
環境省 http://www.env.go.jp/
国立環境研究所 http://www.nies.go.jp/
全国地球温暖化防止活動推進センター http://www.jccca.org/
一般社団法人 地球温暖化防止全国ネット https://www.zenkoku-net.org/
公益財団法人 日本環境協会 http://www.jeas.or.jp/
また地球温暖化に対する懐疑論もあるが、懐疑論の主な論点毎に科学的データに基づいた反論をまとめた資料が以下にある。
https://web.archive.org/web/20131202221617/http://www2.ir3s.u-tokyo.ac.jp/web_ir3s/sosho/all.pdf


世界気象機関(WMO):2050年の天気予報(NHK)

https://youtu.be/NCqVbJwmyuo

2019年07月14日更新

関連画像

地球温暖化
*自然影響のみでは観測されている急激な気温上昇を説明できず、人為影響を含めると説明できることを示す図。CMIPは気候モデルの名前。
住明正「地球温暖化」、シリーズ現代の天文学第1巻、岡村・池内・海部・永原編『人類の住む宇宙』第2版 6.5節 図6.39 (日本評論社)
(原図は IPCCの第5次報告書)
1400年以降の北半球の年平均気温の変化を示した図。1900年以降に平均気温が急速に上昇していることが分かる。ホッケーのスティックを横にした形に似ているので「ホッケースティック曲線」とよばれる事がある。
出典:Robustness of the Mann, Bradley, Hughes reconstruction of Northern Hemisphere surface temperatures: Examination of criticisms based on the nature and processing of proxy climate evidence, Eugene R. Wahl & Caspar M. Ammann 2007, Climatic Change, Volume 85, Issue 1-2, pp. 33-69