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すばる望遠鏡の第一期共同利用観測装置のひとつ。Coronagraphic Imager with Adaptive Opticsの略語で、チャオと呼ばれる。すばる望遠鏡用の初代コロナグラフであり、8m級望遠鏡用の専用コロ […]
天体ガンマ線の観測を高感度・高精度で行うために、ヨーロッパ諸国や日本・米国を含む31か国の国際協力により、北半球(カナリア諸島ラパルマ島、標高2200 m)と南半球(チリ・パラナル、標高2100 m)の高地に建設中(20 […]
陽子とともに原子核を構成する電気的に中性の粒子。中性子と陽子を合わせて核子ということがある。質量は約1.675×10-27 kgで陽子よりわずかに大きい。中性子は原子核中では安定であるが、自由な中性子は平均寿命約15分で […]
共通重心の周りを公転している二つの天体の一方または両方が、潮汐の影響により自転周期と公転周期が等しくなっている状態を指す言葉。同期自転とも言う。この状態では、天体が常に相手に同じ面を向けて回転する。もっとも身近な例は地球 […]
中性子星を含む連星系。両方の星が中性子星である二重中性子星連星も含むほか、片方が中性子星であって、もう一方がブラックホール、白色矮星、あるいは通常の恒星である連星を含む、幅広い連星系に対して用いられる。X線連星系も参照。
小惑星、彗星、流星体(流星を参照)など太陽系小天体のなかで、近日点距離が1.3au (au は天文単位)以下で地球軌道に接近する軌道を持つ天体の総称。地球近傍天体、近地球天体などと呼ばれることもある。また、英語の頭文字を […]
地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期 […]
水素は、陽子1個からなる原子核の周囲をもつ原子に対応する元素であり、質量は1.67353×10-27 kgである。元素記号はH。中性状態では原子核1個に電子1個が結合しており、これを、電離した水素原子に対して、中性水素原 […]
スブラマニアン・チャンドラセカール(Subrahmanyan Chandrasekhar: 1910-1995)はインド出身のアメリカ天体物理学者。 ラホール(パキスタン)で生れたが、マドラス(現在のチェンナイ)で育った […]
(Chandra X-ray Observatory) 1999年7月にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたX線天文学 衛星で、スペースシャトルにより軌道に投入されたグレートオブザーバトリーズ(Great Obse […]
協定世界時+9時間で定められる日本の標準時を法律上は中央標準時、一般には日本標準時(JST: Japan Standard Time)と呼ぶ。後者(JST)が広く用いられている。もともと時刻は平均太陽時に代表されるように […]
絶対温度が0度の電子の縮退圧により支えられる天体(白色矮星や大質量星中心の縮退した鉄のコアなど)が安定して存在できる質量の上限値。単にチャンドラセカール質量とも言う。チャンドラセカール限界質量の値は天体の化学組成による。 […]
古典力学における概念で、質点(質量のみを持ち大きさが無視できる仮想の物体)の受ける力が、常に一つの点(原点)を通る向きで、大きさが原点と質点の距離のみによって決まるような力をいう。中心力による運動では、力学的エネルギーと […]
極運動の代表的な成分。地球のような回転楕円体の理論的な自由回転運動は約300日周期のオイラー運動であるが、地球は完全な剛体でないため、実際に観測されるのは430日程度の周期(チャンドラー周期)のチャンドラー揺動となる。1 […]
まったく電離していない電気的に中性の鉄原子1個には26個の電子があるが、そのうち、最も原子核に近く最もエネルギー準位が低い電子軌道をK殻、次に近い2番目にエネルギー準位が低い電子軌道をL殻と呼ぶ。K殻には電子が2個まで、 […]
原子から構成される通常の恒星と異なり、中性子を主成分とする天体。 中性子星は、約 8$M_{\odot}$ 以上($M_{\odot}$ は太陽質量)の重い恒星が進化の最終段階で起こす超新星爆発の残骸として中心にできる高 […]
原子核が1個または複数の中性子を捕獲して、より重い原子核に変わる反応。熱核融合反応では作ることができない鉄より重い元素(超重核)は、恒星の内部のs過程や、重力崩壊型超新星爆発の際のr過程と呼ばれる中性子捕獲反応で合成され […]