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格子溝の断面が鋸歯状の形状を持つ回折格子を用いた分光器で、 分散光の強度が最も強くなる波長。入射角や回折の次数などの分光器の設定に依存する。回折格子単独の仕様として表記されるブレー ズ波長は、入射角と出射角が等しいリトロ […]
透明な材質からなる多面体光学素子で、光を分散、屈折、全反射、複屈折させるのに用いられる。頂角 A 、屈折率 n(λ) の三角プリズムによる、波長 λ の光の屈折角 ε は、薄いプリズムの場合 ε(λ) 〜 (n(λ)-1 […]
1814年にドイツのフラウンホーファー(J. von Fraunhofer)が発見した太陽の可視光スペクトル中に見られる多数の暗線。フラウンホーファーは、雨戸にあけた直線状のスリットから導いた太陽光をプリズムに当て、プリ […]
プラズマの放射する可視-紫外域やX線帯域のスペクトル中の輝線強度から、電子や窒素、酸素、ネオン、マグネシウム、シリコン、鉄などのさまざまなイオンの存在量や温度、電離状態、運動の視線速度を調べることをプラズマ診断と呼ぶ。 […]
結晶のような周期的な構造を持つ物質に対して、ある波長λ の光が入射するとき、結晶面となす角度をθ として、ブラッグ(W.L. Bragg)の条件 nλ=2d sin θ(n は次数と呼ばれる正の整数、d は結晶の格子間隔 […]
通常、天体観測においては、望遠鏡および観測装置の光学系や検出器そのものの特性により、観測装置の検出器上に光検出感度ムラが生じる。これを補正することをフラット補正、もしくはフラットフィールディングという。天体観測とは別に( […]
平面波が遮光板に設けられた開口部を通過するときに、開口部から 十分に離れた位置で観測される回折現象。波長が λ 、スリットのサ イズが D のとき、距離が D2/λ より遠い場合に適用できる。フレネル回折の距離が無限遠の […]
望遠鏡やカメラなどの焦点距離を短くし、口径比を明るくする光学系。レンズを用いることが多い。フィルムやCCDなど検出器のサイズが固定されている場合はフォーカルリデューサーを組み込むことにより、分解能は低下するが検出器に映る […]
赤道儀の一種。鏡筒を支えるU字型のアームがフォークに似ているのでこの名がある。カセグレン焦点の装置がフォークに当たるため、天の北極に近い天体の観測ができないことがある。架台(望遠鏡)も参照。
半導体光検出器の一つで、逆バイアスのダイオードに光子が入射する ことにより流れる電流や電荷を測定する。ダイオードはp型半導体と n型半導体を接合したもので、順方向に電圧をかけると電流が流れるが 逆方向の電圧(逆バイアス) […]
1 天の赤道と黄道が交わる場所で、春分点と秋分点のこと。 2 天球座標系の元期を表す年号。 春分点は、天球上の座標の原点として重要であるが、地球の歳差運動により移動していく。したがっていつの春分点に準拠しているのかを示す […]
力学平衡にあるような電磁流体で、磁気圧勾配力と、磁気張力による力とが圧倒的に強く、他の力を無視できる場合、見かけ上、ローレンツ力(磁気圧勾配力と磁気張力による力の和)がゼロとなる。そのような状態の磁場をフォースフリー磁場 […]
特定の結晶材料などを通した像が2重に見える現象で、光の偏光方向(電場の振動方向)によって材料の屈折率が異なっていると解釈される。方解石や水晶などの結晶材料や高分子材料に見られる。複屈折性を持つ材料には光学軸と呼ばれる特定 […]
原子同士の相互作用に基づいて原子の運動を直接時間積分して求めることで、さまざまな物質の物性を調べる手法。原子間相互作用を経験的モデルであるレナードジョーンズポテンシャルや原子間結合として近似的に表現し、原子の運動自体は古 […]
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