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降着円盤モデルのうちで、ガス降着に伴って解放された重力エネルギーが効率よく放射エネルギーに転化され、円盤は明るく光るとするのが標準円盤モデルである。放射でよく冷える(放射冷却)ため圧力が下がり、円盤は面に垂直方向に縮んで […]
恒星の振動(脈動)には種々のモード(形態)がある。振動による速度、温度等の変化が星の表面上均一の場合は動径振動(脈動)(radial pulsation)で、一方それらが分割された表面領域で異なる場合が非動径振動(脈動) […]
一様からのずれなどを表すゆらぎの進化において、ゆらぎの振幅が小さい場合にはゆらぎの高次項を無視することができるため、ゆらぎについて線形重ね合わせの原理が成り立つ。このため、ゆらぎをフーリエ分解すると、各フーリエモードは独 […]
中心天体の周りを公転する2天体について、2天体の相互重力が中心天体の重力より上回る領域をヒル圏と呼び、その領域の大きさをヒル半径と呼ぶ。質量 $M$ の中心天体の周りで軌道長半径 $a$ の軌道上を公転する2天体の質量を […]
空間的に無限大の大きさを持つ宇宙のことであるが、通常は、負の曲率パラメータ K = -1 を持つロバートソン-ウォーカー計量で表される宇宙のことを指すことが多い。
ある位置を中心にして、周期的な運動をすること。天体の動きとしては、月やラグランジュ点付近での運動で使われることが多い。 月はいつもほぼ同じ面を地球に向けているが、実際には上下左右に少しだけ振れて見える。これを月の秤動と呼 […]
宇宙が有限の年齢を持つとする宇宙モデルにおいて、宇宙が膨張を始めた時点のこと。ガモフ(G. Gamow)たちが提唱した有限年齢の宇宙モデルに対して、定常宇宙論の提唱者の一人であるホイル(F. Hoyle)がラジオの番組で […]
ガモフ(G. Gamow)らにより提唱された宇宙進化のモデルで、宇宙はビッグバンという大爆発により誕生し、高温高密度の「火の玉」状態から膨張とともに冷却し、その過程で恒星や銀河などの構造を作りながら、現在に至ったという理 […]
宇宙誕生直後の高温高密度期では、陽子や中性子は電子とニュートリノを交換しながら平衡状態(ベータ平衡)を保って存在しているが、平均エネルギーが0.1 MeV(温度にして10億度)くらいになると、陽子と中性子が反応し元素の合 […]
収縮しようとする力である自己重力を、ガスの圧力(勾配)で支えるために必要な天体内部のガスの温度のこと。恒星系の場合は、無秩序運動の速度分散が圧力に相当する。準平衡状態にある天体の力のつり合いの式から天体内部のさまざまなエ […]
ビリアル定理を基にして、天体の運動エネルギーから求められる質量のこと。ビリアル定理によれば有限の空間内を運動する多粒子系が(熱)力学平衡状態にあるとき、そのポテンシャルエネルギーは運動エネルギーの2倍となる。運動エネルギ […]
有限の範囲を運動する多粒子系においてポテンシャルエネルギーが座標の同次関数であるとき、定常状態において成り立つ運動エネルギー $K$ とポテンシャルエネルギー $W$ の関係。ポテンシャルがすべての粒子の位置座標 $(x […]
自己重力系において重力と圧力がつり合った平衡状態。このような状態に対してはビリアル定理が成り立つ。ビリアル定理から平衡状態にある半径 $R$ の球対称分布の質量を見積もることができる。系が多数の同質量の粒子からなるとして […]
物体の熱運動以外の原因で放出される放射。非熱放射ともいう。非熱的放射には、シンクロトロン放射、トムソン散乱、コンプトン散乱、逆コンプトン散乱、ラマン散乱、チェレンコフ光、メーザー放射などがある。熱放射も参照。
自発的対称性の破れを起こしてゼロでない真空期待値を持つことによって、結合している他の場(フェルミ粒子、ゲージ場)に質量を与える役割を果たすスカラー場のこと。素粒子の標準模型に出てくるヒッグス場は SU(2) の二重項を持 […]
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