天文学辞典 | 天文、宇宙、天体に関する用語を3000語以上収録。専門家がわかりやすく解説します。

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2020年01月14日 人名

平山信

日本の天文学者(1868-1945)。第2代東京天文台長(1919-1928)、第2・5・9代の日本天文学会長(1909-1919)を務めた。1888年東京帝国大学理科大学星学科の第1回の卒業生であり、その後イギリス・グ […]

2019年08月06日 太陽系

ヒルダ群小惑星

木星軌道の内側で、小惑星帯(メインベルト)の外側部分にあって、木星と2:3の軌道共鳴状態にある小惑星。このため、ヒルダ群の天体は、太陽を挟んで木星の反対側(木星-太陽-ヒルダ群の角度が180度)か、木星より約60度前か後 […]

2018年04月15日 理論

ヒッグス粒子

素粒子の質量は、電荷0、スピン0のボソンが真空に凝縮することによって現れる。この凝縮した状態を真空期待値を持つといい、このボソンをヒッグス粒子という。ヒッグス粒子によって素粒子が質量を獲得するメカニズムをヒッグス機構、あ […]

2018年01月13日 原子・分子過程

微細構造

電子のスピンと電子の軌道角運動量の間のスピン-軌道相互作用によってエネルギー準位が分裂すること。または、そのようなエネルギー準位の構造。微細構造線、超微細構造も参照。

2017年11月14日 観測技術

標本化定理

連続的に変化する信号を標本抽出する場合、抽出頻度をとした標本からは、元の信号のうちの周波数範囲だけは完全に再現可能であるという定理。ナイキスト-シャノンの定理ともいう。

2017年10月23日 観測技術

ビーム希釈

対象天体の見かけの大きさよりも角分解能が悪い望遠鏡で天体を観測すると、その真の輝度よりも暗い輝度で分解能程度の広がりを持つ天体と区別が付かない。この現象、あるいは、これによる輝度の過小評価の程度をビーム希釈という。英語の […]

2017年10月23日 観測技術

ビーム半値幅

電波望遠鏡の主ビームの半値全幅のこと。英語の頭文字を採ってHPBWと略記されることが多い。電波望遠鏡の角分解能として扱うことが多い。

2018年02月20日 恒星

P Cyg プロファイル

はくちょう座P星のスペクトルに見られるような輝線と吸収線が隣り合うスペクトル線の形状のこと。静止波長を中心とする強い輝線と短波長側にドップラー偏移した吸収線からなる。恒星からの高温ガスの流出(恒星風)があるときに観測され […]

2018年02月20日 理論

ppチェイン

4つの陽子(水素, p)から粒子(ヘリウム, He)を合成する一連の水素燃焼反応(図参照)。陽子-陽子連鎖反応とも呼ぶ。 小質量の主系列星の主要なエネルギー源。図に示すようにpp I, pp II, pp IIIの3つの […]

2017年09月25日 装置・施設・データベース

ひとみ衛星

2016年2月17日にH-IIAロケット30号機で打ち上げられた日本のX線天文学 衛星。打ち上げ前はASTRO-Hと呼ばれていた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と米国、欧州との共同で開発され、軟X線望遠鏡2台と、硬X線 […]

2017年08月26日 観測技術

PSF

点像分布関数を参照。

2017年08月26日 観測技術

P-V図

位置-速度図を参照。高校教育課程における気体の圧力と体積の関係を示すP-V図とは別のもの。

2017年08月26日 観測技術

PZT

写真天頂筒を参照。

2017年08月26日 星間物質と星形成

PDR

光解離領域を参照。

2017年08月26日 星間物質と星形成

PAH

多環式芳香族炭化水素を参照。

2017年08月26日 銀河・銀河団

B-M分類

バウツ-モルガン分類を参照。

2017年08月26日 恒星

Be型星

表面温度が1万度から3万度の恒星はB型星に分類されるが(スペクトル型(星の)を参照)、その中で水素輝線を示すものを特にBe型星(eはemission lineの意味)と呼ぶ。高速で自転し、遠心力によって放出されたガスが恒 […]

2017年08月26日 原子・分子過程

光励起

励起を参照。

2017年08月26日 原子・分子過程

微細構造線

微細構造で生じる準位の間で起こる遷移によって生じるスペクトル線。原子でも分子でも起きるが、たとえばOH分子のエネルギー準位の基底状態の重項は微細構造で、その間の遷移によって波長18 cmの電波を発生する。微細構造定数も参 […]

2017年08月26日 観測天文学

光化学反応

光エネルギーによって促進される化学反応。分子が光エネルギーを吸収した結果、電子が励起されて励起状態になり、分子間の反応が促進される。太陽系内では、地球大気でのオゾン生成や、タイタン大気中でのエタンや有機分子生成などが光化 […]

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