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ロバートソン-ウォーカー計量

 

よみ方

ろばーとそんうぉーかーけいりょう

英 語

Robertson-Walker metric

説 明

宇宙空間の各点は本質的に同等であり、宇宙には端も中心も特定の向きも存在しない、という宇宙原理を満たす一様等方宇宙の計量のこと。その計量での時空間隔 $ds$

$$
ds^2=-c^2dt^2+a^2(t)\Bigl[\frac{dr^2}{1-Kr^2}
+r^2(d\theta^2+\sin^2\theta d\varphi^2)\Bigr]
$$

と表すことができる。ここで、$t$ は時間、$(r, \theta, \varphi)$ は空間極座標、$K$ は空間の曲率の符号であり、±1 または 0 のいずれかの値をとる。$a(t)$スケール因子と呼ばれ、宇宙の大きさの時間変化を表す量である。

2023年04月18日更新

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