パワーリサイクリング(光の)
よみ方
ぱわーりさいくりんぐひかりの
英 語
power recycling
説 明
レーザー干渉計では、ショット雑音が最小になるように干渉縞が暗い状態で信号の検出を行うが、このとき入射したレーザー光は光源側に反射される(図(a)参照)。ここに図(b)のように鏡を挿入し、もう一度入射光と位相を合わせて干渉計に戻すことにすれば、干渉計に入射する光が等価的に増大する。これが光の(パワー)リサイクリングで、増幅率は干渉計の損失で制限されるが、数十倍の利得が得られ、必要なレーザーのパワーを小さくすることができる。
2018年12月10日更新