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太陽日 solar day

太陽日とはいわゆる「1日」のことである。太陽の動きに基づく時刻(太陽時)で測った1日、すなわち太陽が一度南中してから次に南中するまでの時間を視太陽日(あるいは真太陽日)と呼ぶ。黄道上の太陽の動きはケプラーの法則(第2法則[…]

太陽周期活動 solar cyclic activity

太陽の黒点や活動領域の出現、こうした領域で発生するフレアなどの磁気的な活動現象の頻度は約11年の周期で増減する。これを太陽周期活動という。活動が最も活発な時期を極大期、最も静かな時期を極小期という。ある周期と次の周期では[…]

太陽組成 solar abundance

分光観測により得られる太陽光球の元素組成を指す。コンドライトの分析値を合わせた、太陽系全体としての元素存在度(宇宙組成比)を指して、太陽組成ということもある。通常、Si の量を 106 としたときの相対量で表す。

太陽定数 solar constant

大気圏外の地球軌道上で単位面積が受ける太陽放射エネルギーのことで約1365 W m-2。1970年代後半から、太陽総放射計を搭載した人工衛星により精密な測定が行われている。太陽からの総放射量は、黒点が太陽表面に現れると瞬[…]

太陽同期軌道 sun synchronous orbit

人工衛星の軌道の一つで、北極と南極の上空を通過する極軌道のうち軌道面と太陽方向の角度が一定に保たれる軌道。 このうち、軌道面が太陽方向と垂直な軌道は常に明け方か夕方を通過するために衛星にとって同じ温度条件が保たれるので[…]

太陽年 tropical year

春分点を基準として、地球が太陽の周りを公転するのにかかる時間の平均値。約365.24219日。 地球の自転軸は歳差により約26,000年の周期で自転と反対方向に回転するため、太陽に対する地球の自転軸の向きは、空間に静止[…]

太陽風 solar wind

太陽から流出する超音速のプラズマ流。太陽と逆方向に延びた彗星の尾のイオンテイルを説明するために、1950年頃ドイツのビアマン(L. Biermann)により太陽から吹き出す高速の荷電粒子流の存在が推察された。理論的にその[…]

太陽フラックス単位 solar flux unit(SFU)

太陽の放射する電波の放射エネルギー流束(エネルギーフラックス)を測る際の単位で、 1 SFU = 10-22 W m-2 Hz-1 に相当する。たとえば、静穏時の太陽の17 GHz帯でのフラックスは約600 SFUで[…]

太陽フレア solar flare

フレアを参照。

太陽面通過 transit across the Sun

水星、金星が地球から見て太陽の前を通過し太陽を部分的に隠す現象のこと。日面経過とも呼ぶ。太陽系外惑星の探査法の一つであるトランジット法は、まさに太陽以外の恒星に対して起きるこの現象をとらえる手法である。掩蔽(えんぺい)も[…]

太陽暦 solar calendar

太陽の周りを回る地球の公転周期である太陽年(約365.24219日)を単位とした暦(れき)。季節を反映する。現在世界の多くの国で使われているグレゴリオ暦は太陽暦である。太陰暦、太陰太陽暦も参照。

対流層 convection zone

星の内部で対流によってエネルギーを輸送する領域のことを対流層という。 星は中心から表面に向けて温度が下がり、エネルギーは中心から外へと伝わる。エネルギーの伝わり方には、放射、伝導、対流という方法があるが、通常の星の内部で[…]

対流不安定 convective instability

下層に低密度の流体、上層に高密度の流体がある場合に発生する流体力学的不安定。圧縮性の気体では、圧力の増加に伴ってエントロピーが上昇する場合に不安定となる。恒星では、下層が暖められて密度が下がる(エントロピーが上がる)場合[…]

大論争 The Great Debate

1920年4月26日にアメリカの現スミソニアン自然史博物館の建物で行われたアメリカ国立科学院の年会で, シャプレーとカーチスが宇宙の大きさに関して当時の二つの考え方を代表して行った公開討論会。 後にその記録が両者が書いた[…]

タウニュートリノ tau neutrino

ニュートリノを参照。

ダウンサイジング downsizing

重い銀河ほど昔に星生成活動を終えたという現象。どの時代の銀河にも一貫して見られる。たとえば、現在の宇宙で活発に星生成を行なっているのは小質量の銀河だけであり、最も重い銀河である楕円銀河は星生成をほとんど行っていない。星生[…]

楕円銀河 elliptical galaxy

星が楕円体状に分布している銀河(絶対等級がおよそ-18等より暗い楕円銀河は矮小楕円銀河(矮小銀河参照)と呼ばれており、明るい楕円銀河とは別の種類に分類されている)。代表的な銀河の形態分類のハッブル分類では音叉図の最も左に[…]

楕円体種族 spheroidal population

銀河の楕円体成分を構成する星の種族のこと。古い星が多く、ランダム運動が卓越している。

楕円体成分(銀河の) spheroidal component

銀河の中心部分に存在する星でできた楕円体状の構造。円盤成分(ディスク)に対してバルジと呼ばれる。ハローとバルジを一緒にして楕円体成分ということもある。現在の銀河のバルジにはガスはほとんどなく、星生成活動もほとんどない。ま[…]

楕円偏光 elliptical polarization

偏光を参照。