天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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ダスト dust

0.001mm(1μm)程度の大きさの固体の微粒子のことであり、星などが発する光を効率的に吸収したり散乱したりする。塵微粒子あるいは単に塵とも言う。主に星間空間に存在している星間ダストのことを指すが、ダストの存在する場所[…]

ダストトレイル dust trail

彗星の軌道に沿って分布するダストの分布。赤外線天文衛星IRASによって観測されている。これが地球の公転軌道と交差する場合には流星群として観測される。 彗星は太陽系の内側の近日点付近でのダスト放出量が多い。周期彗星では回[…]

TAMA300 Tama 300m interferometer

1995年より国立天文台三鷹キャンパス内に設置された重力波検出器。基線長300 mのファブリー-ペロー型マイケルソン干渉計である。国立天文台三鷹キャンパスがある多摩地域にちなんで「TAMA」、基線長から「300」と名づけ[…]

炭素質隕石 carbonaceous meteorite

炭素質コンドライトを参照。

遅延(干渉計の) delay (interferometer)

天文観測で用いる干渉計で干渉させる2つの光路長に対応する時間のこと。時間は遡ることができないので信号を記録しない限り、遅延による表現の方が本質的といえる。干渉強度は光路差で変化するので、遅延量の絶対値よりも、遅延の違いや[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

超合成電波干渉計 supersynthesis radio interferometer

開口合成望遠鏡の素子アンテナは通常、地上に固定されている。しかし地球が自転しているため、天体から見ると、これらアンテナ対が作る投影基線ベクトルは時々刻々と変化する。このことを活用し、視野中心に対する遅延を随時合わせながら[…]

潮汐加熱 tidal heating

惑星の近傍を衛星が公転しているとき、衛星の各部分で惑星から受ける重力の強さが異なることが原因で、衛星の形状は球からずれた形に変形する(潮汐を参照)。衛星の軌道が楕円であるとき、この潮汐作用による変形の仕方が衛星の公転運動[…]

超対称性理論 supersymmetric theory

超対称変換とはボース粒子とフェルミ粒子を入れ替える変換であり、この変換に対する対称性を取り入れた理論のこと。素粒子の標準理論には、なぜ電弱エネルギースケールが量子補正に対して安定であるか、という階層性問題が存在するが、ボ[…]

超長基線電波干渉計 very long baseline interferometer(VLBI)

電波干渉計のうち、100 kmを越えるような、地理的に遠く離れているアンテナ同士を結合して基線を構成するものをいう。結合型の電波干渉計では、1つの標準周波数源からの基準信号を使って素子アンテナで受信した信号を、常設の専用[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

チョッパーホイール法 chopper-wheel method

電波天文学で用いられる、天体のアンテナ温度の代表的な強度校正法の一つ。「吸収体を用いた電波強度校正法」または「R-sky(アール・スカイ)法」ともいわれる。利得が十分な精度で安定しない受信機を天体からの微弱な信号強度の測[…]

月 Moon

月は地球を周回する衛星である。平均距離は38万 kmで、これは地球の重力圏の半径(ヒル半径)の約4分の1、太陽までの距離の400分の1である。月の半径は1738 km、扁平率は1/776で地球よりも球に近い。質量は7.3[…]

月の位相 lunar phase

新月から次の新月に至る月の満ち欠けの様相のこと。直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値を月齢といい、0 から約29.5までの値をとる。月齢のことを月の位相という場合もある。月と太陽の黄経の差が0°、90°、180[…]

月の満ち欠け waxing and waning of the moon

月の位相のこと。 2022年の元日から大晦日までの「月の満ち欠け」の様子を1時間間隔で再現した約5分間の動画。月までの距離(中央の横線)の単位は地球の直径(28と32はそれぞれ約356,400 kmと406,7[…]

ツリーPM法 tree-PM method

ツリー法と PM(Particle-Mesh)法を組み合わせ、重力相互作用の遠距離成分は高速フーリエ変換を使い、近距離成分はツリー法で求める方法である。基本的な考え方は P3M 法(Particle-Particle P[…]

ツリー法 tree method

粒子間の重力相互作用を計算する方法の一つ。粒子分布を立方体を再帰的に分割する8分木構造で表現し、ある粒子からみて遠くにある粒子グループからの力を対応する適当なサイズの立方体内の粒子の重心(あるいはその粒子群がつくるポテン[…]

TMT Thirty Meter Telescope (TMT)

カリフォルニア工科大学、カリフォルニア大学、カナダ天文学大学連合、日本の国立天文台、中国国家天文台、インドが、ハワイ島マウナケア山頂域に建設を構想している口径30 mの次世代超大型光赤外線望遠鏡。直径1.44mの六角形セ[…]

ティーエムティー TMT(Thirty Meter Telescope)

TMTを参照。