天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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電波銀河 radio galaxy

通常の銀河よりも強い電波を出している銀河。天の川銀河が出す電波強度がおよそ1037 erg s-1程度であるのに対して、電波銀河は1041~1046 erg s-1程度の電波を放射している。電波の放射源は活動銀河核(AG[…]

てんま衛星 Tenma X-ray satellite

日本で2番目のX線天文学 衛星。1983年2月にM-3Sロケット3号機で打ち上げられ、1988年12月まで観測を行った。蛍光比例計数管を搭載し、その高いエネルギー分解能を活かして、さまざまなX線天体の精密なエネルギースペ[…]

電離ポテンシャル ionization potential

電離エネルギーを参照。

等時線 isochrone

星団のように多数の恒星が同時に生まれた集団で、誕生後のある特定の時刻に、さまざまな質量の恒星がHR図上に存在する位置をつないだ線。質量の異なる星の進化の違いを反映する。等時曲線ともいう。誕生当初は零歳主系列に並んでいた星[…]

等ポテンシャル面 equipotential surface

空間の中で、ポテンシャルが一定の値となるような曲面。ロッシュモデルも参照。

土星 Saturn

土星は巨大ガス惑星の一つである。軌道長半径は約9.6 au、質量は地球質量の約95倍、自転周期は約10時間半である。平均密度は 690 kg m-3であり、惑星の中で最小である(常温常圧の水よりも小さい)。 内部構造は[…]

トモエゴゼン Tomo-e Gozen

東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センター木曽観測所が105cmシュミット望遠鏡用に開発した広視野動画カメラとデータ処理ソフトウエア群からなる観測統合システム。2019年10月より科学観測を開始した。地元にゆか[…]

トランジット法 transit method

太陽系外惑星検出方法の一つ。惑星の軌道面が観測者の視線方向とほぼ平行な場合、つまりその系をほぼ真横から見ているとき、惑星は公転のたびに中心星の前面を通過する(トランジット)。このとき惑星は恒星面の一部を隠すため、恒星の明[…]

二重星 double star

天球上で極めて接近して見える2つの星。天球上で接近して見える2つの星には、距離の大きく異なる2つの星がたまたま視線方向が近いために接近して見えるものと、実際に万有引力によってお互いの周りを回っているものがある。前者を見か[…]

日周運動 diurnal motion

地球が1日に1回、西から東に自転していることによって、天球が天の北極と南極を結ぶ軸を中心に、東から西に、ほぼ1日に1回転するように見える現象。日周運動の見え方は、地球上の緯度によって変わる。北半球の中緯度(北緯約35度)[…]

日食 solar eclipse

太陽-月-地球がこの順にほぼ一直線に並び、月が太陽の前を横切るときに太陽を隠す(月の影が地表に落ちる)現象。太陽は月より約400倍大きいが、平均距離も約400倍遠いので、地球から見ると両者はほぼ同じ大きさに見える。特定の[…]

日本天文学会 Astronomical Society of Japan

天文学の振興及び普及を目的とする公益社団法人で、100年を超える歴史を持つ学術団体である。2021年に「天文学のすすめ」を公開した。 日本天文学会は1908年(明治41年)1月19日に創立され、1935年(昭和10年)[…]

ニュートン焦点 Newtonian focus

反射望遠鏡の焦点の一つ。反射望遠鏡主鏡の焦点(=主焦点)の手前に、主鏡光軸に対して角度を持った反射鏡(斜鏡(副鏡))を置いて光路を曲げ、焦点面を望遠鏡の筒より外に出すようにした焦点のことをいう(右図参照)。一般に斜鏡は主[…]

年周視差 annual parallax

視差のうち、地球の公転運動のために、天球上の天体の位置が変化して見える現象とその大きさのこと。三角視差と呼ばれることもある。具体的には、1年間に恒星は天球上で視差楕円と呼ばれる楕円の上を運動するように見える(実際には、黄[…]

ハッブル宇宙望遠鏡 Hubble Space Telescope(HST)

アメリカ航空宇宙局(NASA)がヨーロッパ宇宙機関(ESA)との協力の下で開発し運用する口径2.4 mの宇宙望遠鏡。1990年4月24日にスペースシャトル「ディスカバリー」によって打ち上げられ、高度約600 kmを約10[…]

ハッブル定数の緊張 Hubble tension

宇宙初期、具体的には宇宙の晴れ上がり時点(宇宙誕生から約38万年後)、から我々に届く宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のデータを基に構築された宇宙モデルが与えるハッブル定数と、そこから138億年経過した現在の宇宙の観測から[…]

ハッブルテンション Hubble tension

ハッブル定数の緊張のこと。

ハビタブルゾーン habitable zone

地球と似た生命が存在できる惑星系の空間。生命居住可能領域、生存可能圏などとも呼ばれる。液体の水が天体表面に安定に存在できる条件(表面温度が0℃ー100℃の範囲)から求められる。恒星のまわりの惑星やその衛星で定義されること[…]

パラボラアンテナ parabolic antenna

放物面鏡を主鏡とするアンテナのこと。放物面アンテナともいわれる。放物面で反射した電波はその焦点に集められ、フィードホーンと呼ばれる1次放射器を通して受信機に入力される。電波が効率良く焦点に集まるためにはアンテナの鏡面誤差[…]

B型星 B-type star

ハーバード分類で表面温度の系列に属する高温の星。表面温度は~29,000(K)。質量は太陽の約2.5-12倍。水素のバルマー線は中間。主な吸収線は、中性ヘリウム線(HeI)、電離炭素(CII)、酸素(OII)、ケイ素(S[…]