天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"飞机机器人bot启动👉【SMMFS.COM】刷订阅秒开 低价,oBs"の検索結果(151件)

セロトロロ汎米天文台 Cerro Tololo Inter-American Observatory(CTIO)

アメリカ国立光学天文台が運用する南米の光学赤外線天文台。サンチャゴの北500 km、ラセレナの東南東約50 kmにある標高2200 mの山頂にある。近くにジェミニ望遠鏡のあるセロパッチョンがある。キットピーク国立天文台の[…]

測地観測 geodetic observation

経度、緯度、距離、方位、重力、地磁気、潮位、ジオイド、地殻変動など、地球に関するさまざまなデータを収集すること。衛星レーザー測距(SLR)、超長基線電波干渉計(VLBI)、全地球測位システム(GPS)など、宇宙測地技術の[…]

測光観測 photometric observation/ photometry

星(一般には星に限らない天体)の明るさを測って、その星の等級を決定するための観測。 星の明るさ(等級)を精度良く測定するための測光観測は1940年代から、光電子増倍管など画像が撮影できない1チャンネルの電子的光検出器([…]

SOFIA Stratospheric Observatory For Infrared Astronomy (SOFIA)

成層圏赤外線天文台を参照。

多天体分光器 multi-object spectrograph

一度に多数の天体を分光できるように工夫した分光器。分光だけでなく撮像観測機能も備えたものは多天体分光撮像装置などとも呼ばれる。望遠鏡の焦点面に天体位置に合わせた多数のスリットを通して分光するタイプ(マルチスリット型)と、[…]

タマン Tammann, Gustav

グスタフ・タマン(Gustav Tammann; 1932-2019)はドイツ生まれの天文学者。ゲッチンゲンに生まれ、第二次世界大戦中はババリア地方などに住んだが終戦後母親の生まれ故郷であるスイスのバーゼルに戻った。バー[…]

チェレンコフ望遠鏡アレイ Cherenkov Telescope Array

天体ガンマ線の観測を高感度・高精度で行うために、ヨーロッパ諸国や日本・米国を含む31か国の国際協力により、北半球(カナリア諸島ラパルマ島、標高2200 m)と南半球(チリ・パラナル、標高2100 m)の高地に建設中(20[…]

チャンドラ衛星 Chandra X-ray Observatory

(Chandra X-ray Observatory) 1999年7月にアメリカ航空宇宙局(NASA)が打ち上げたX線天文学 衛星で、スペースシャトルにより軌道に投入されたグレートオブザーバトリーズ(Great Obse[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]

ディザリング dithering

撮像観測において少しずつ撮像視野(写野)を変えながら撮像するテクニック。主に2つの目的に利用される。 一つは検出器の感度むらや光学系のけられを補正するフラット補正のための補正データ(フラットフィールド)を取得するためで[…]

デイビッドダンラップ天文台 David Dunlap Observatory(DDO)

カナダのトロント郊外リッチモンドヒルにある天文台。デイビッド・ダンラップの遺志によるトロント大学への寄附をもとに、グラブパーソンズ社製の74インチ(188 cm)望遠鏡を擁して1935年に開設された。当時この望遠鏡はウィ[…]

TESS衛星 TESS satellite

トランジット法によって宇宙から太陽系外惑星を探査するための人工衛星。英語名Transiting Exoplanet Survey Satelliteの頭文字をとってTESS(テス)あるいはTESS衛星と呼ばれる。マサチュ[…]

転向点 turnoff point

HR図ないしは色-等級図上で、主系列から赤色巨星分枝に移行する点。主系列星の中心核で水素が燃え尽き、ヘリウム中心核の周辺の殻で水素の殻燃焼が始まる段階に対応する。散開星団や球状星団の転向点から年齢が推定できる。

ドーム(望遠鏡の) dome

  望遠鏡ドームは、地上望遠鏡およびその観測装置を、太陽光、風、雨、湿気、雷、大気中の塵やゴミなどから保護する役目を持つ。観測時には望遠鏡の駆動を妨げず、観測可能なあらゆる天域に望遠鏡が向くことが可能なよ[…]

東京大学アタカマ天文台 The University of Tokyo Atacama Observatory(TAO)

チリ共和国・アタカマ地方にある標高5640 mのチャナントール山の山頂におかれる口径6.5 mの大型光学赤外線望遠鏡(TAO望遠鏡)と、山麓のサンペドロ・デ・アタカマ市にある山麓研究施設を中心とする天文台。東京大学大学院[…]

塔望遠鏡 tower telescope

高い塔を立てて、その上に天体追尾の機構を設置し、塔の中に設けられた光学系によって集光する形式の望遠鏡のこと。主に太陽観測に用いられる。塔を用いるのは、長い焦点距離を取るためと望遠鏡を固定して安定化させるため、さらには地表[…]

特別天体物理天文台 Special Astrophysical Observatory

黒海とカスピ海の間のコーカサス山脈北側斜面、チェレンチュクスカヤ村近くの標高約2000mの地点に、旧ソ連によって1966年に開設された天文台。現在はロシア科学アカデミーに属する。1975年に建設された経緯台式の口径6m望[…]

ドブソニアン望遠鏡 Dobsonian telescope

安価かつ軽量な工夫が凝らされたアマチュア向け大口径望遠鏡およびその形式のこと。1950年代にこの方式を考案したアメリカのアマチュア天文家ドブソン(J. Dobson)にちなんだ名前。アマチュア界では単に「ドブソニアン」あ[…]

ドミニオン天文台 Dominion Astrophysical Observatory(DAO)

カナダのブリティッシュコロンビア州のビクトリア市郊外にある天文台。1918年に開設され1995年以降はヘルツベルグ天体物理学研究所の本部でもある。1918年に完成した口径1.85mのプラスケット望遠鏡と1961年完成のグ[…]

二色図 two-color diagram

2組の異なる色指数を縦軸と横軸にして表した図。右図は色指数 U-B と色指数 B-V を用いた標準的な例、どちらの色指数とも数値が大きいほど「赤い」と表現する。スペクトルエネルギー分布のおおまかな形状を判断する際に用いら[…]