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小惑星 asteroids

太陽の周りを公転する天体のうち、惑星と準惑星およびそれらの衛星を除いた小天体を太陽系小天体と呼び、それらのうちおもに木星の軌道周辺より内側にあるものを小惑星と呼ぶ。小惑星は軌道長半径によって、小惑星帯(メインベルト)の小[…]

ジョセフソン接合 Josephson junction

ジョセフソン接合は、薄い絶縁膜(Insulator)を超伝導膜(Superconductor)ではさんだ3層から構成され、頭文字をとってSIS接合とも呼ばれる。ジョセフソン接合には電子または超伝導電子対(Cooper p[…]

スターバースト銀河 starburst galaxy

スターバーストが起きている銀河。2種類に大別される。中心部でスターバーストが起きている円盤銀河や合体銀河と、全域あるいは一部の領域でスターバーストが起きている青色コンパクト矮小銀河がある。後者は形態の観点から矮小銀河に分[…]

スニヤエフ-ゼルドビッチ効果 Sunyaev-Zel'dovich effect

宇宙マイクロ波背景放射(CMB)からの光が、銀河団のプラズマ中にある大量の高温電子の中を通るときに、逆コンプトン散乱を受けその黒体放射のスペクトルに歪みが生じる効果を指す。略してSZ効果とも呼ばれる。このとき、エネルギー[…]

スパイダー spider

反射望遠鏡の副鏡を支えるために、副鏡支持部から外側に放射状に望遠鏡筒部分(主に鏡筒先の筒頂環)に渡された梁構造。望遠鏡光路をできるだけ妨げないように、薄板かワイヤで構成される。スパイダーを構成する薄板やワイヤは、望遠鏡の[…]

スプレイ spray

H𝛂線で観測される、太陽フレアから細く絞られたジェット状の形にガスが加速される現象。その発生から数分で500-1200 km s-1まで加速され、多くは太陽の脱出速度(約600 km s-1)を越え、より低速のサージと区[…]

スペクトル型(小惑星の) spectral type

可視光域から近赤外域までの反射スペクトルから小惑星を分類したもの。スペクトル型、すなわち小惑星の色は、表層物質の組成や宇宙風化度を反映している。基本的な分類は、Cタイプ、Dタイプ、Sタイプ、Vタイプ、Xタイプの5種類に分[…]

星間赤化 interstellar reddening

星の光が星間物質中のダストにより吸収や散乱を受け、本来の色よりも赤くなること。一般に波長の短い光ほど吸収や散乱の影響を強く受けるため、色指数が大きくなる。その量はBバンドとVバンドでの星間減光の差、E(B-V)= A(B[…]

青色コンパクト矮小銀河 blue compact dwarf galaxy

矮小不規則銀河の一種。BCDと省略されることもある。大きさは数キロパーセク(数kpc=1万光年)程度と小さいが、矮小銀河としては例外的に表面輝度が高い。ガスを豊富に持ち、活発な星生成活動をしている。重元素量は通常の不規則[…]

セイファート銀河 Seyfert galaxy

活動銀河核を持つ銀河の一種で、1943年にセイファート(C. Seyfert)によって発見された。明るい核と、通常の銀河とは明らかに異なるスペクトルを持つ。セイファート銀河のスペクトルは、可視光から紫外線にわたる青い連続[…]

赤方偏移 redshift

一般に天体の発する光の波長が伸びて観測されることを、赤い側にずれるという意味で赤方偏移という。赤方偏移が起きる原因は三種類あり、それぞれ異なる名前で呼ばれている。 第1は、相手の天体が相対的に観測者から遠ざかってい[…]

セファイド Cepheid

脈動変光星の一種。セファイド変光星あるいはケフェウス座𝛅型変光星ともいう。中質量星がヘリウム燃焼段階にセファイド不安定帯を横切る際に起こる外層の脈動により変光する。多くは星全体が膨張、収縮する基準振動をしているが、なかに[…]

双極子磁場 dipole magnetic field

磁気双極子(大きさが同じで符号が逆の磁荷の対)、または円電流の作る磁場。太陽の磁場は、小さなスケールで見れば特に活動領域などで細かい複雑な構造があるが、大局的には双極子磁場となっている。

双極星雲 bipolar nebula

中心星からほぼ反対向きの方向(北極と南極方向)に放出されているように見える星雲のことであり、そのほとんどは惑星状星雲である。星雲の根元はアルファベットの大文字のXに似た形に見えるものもある。

双極分子流 bipolar molecular outflow

生まれたての若い星からほぼ反対向き(南極方向と北極方向)に放出される分子ガスの高速の流れ。単に、分子流とも呼ばれる。電波領域の分子輝線により観測され、速度は100 km/sを越すものもある。理論的には、形成途中の原始星近[…]

相互作用銀河 interacting galaxies

衝突ないしは近傍を通過することにより、重力を及ぼしあって形態に特徴的なパターンを示す複数の銀河。強い潮汐力によって昆虫の触角(アンテナ)のように伸びた細い紐状の構造、くっきりとした渦巻腕、車輪のような形、シェル構造などが[…]

ダーティーマップ dirty map

開口合成型電波干渉計で得られる画像の1つで、最終的な画像とする前に得られる。天体画像の空間周波数成分に当たるビジビリティのうち、実際に測定した空間周波数成分のみを用い、他を0として、それをフーリエ変換することで得られた画[…]

大気分散補正光学系 atmospheric dispersion corrector

地球大気の屈折率にはわずかながら波長依存性があるため、恒星からの光を結像すると色分散を生じてしまう。これを大気分散といい、その大きさは天頂距離に依存する。レンズ光学系にこの大気分散を打ち消すような反対の色分散を生じさせる[…]

太陽定数 solar constant

大気圏外の地球軌道上で単位面積が受ける太陽放射エネルギーのことで約1365 W m-2。1970年代後半から、太陽総放射計を搭載した人工衛星により精密な測定が行われている。太陽からの総放射量は、黒点が太陽表面に現れると瞬[…]

楕円体種族 spheroidal population

銀河の楕円体成分を構成する星の種族のこと。古い星が多く、ランダム運動が卓越している。