天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

New

「画像説明文」に含まれる"Telegram加粉丝➡️【SMMFS.COM】飞机拉人飞机会员,ERn"の検索結果(76件)

シュミット Schmidt, Bernhard Voldemar

シュミット(Bernhard Voldemar Schmidt;1879-1935)はドイツの天文光学技術者。エストニア系のドイツ人で、15歳の少年時代に事故で右腕を失った。スウェーデンのイェーテボリ、ドイツのミッテワイ[…]

春分 spring equinox (northern hemisphere), vernal equinox

黄道上で太陽の黄経(黄道座標系を参照)が0度になる、すなわち太陽が春分点にある時刻。二十四節気の一つである。3月21日頃。春分の日には、太陽は真東から昇り真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。二至二分も参照。

春分点 vernal equinox

天の赤道と黄道の交点の一つ。天の赤道を基準に考えれば、太陽が南から北へ移る点である。春分点は赤道座標系と黄道座標系の原点になっており、歳差まで考慮した春分点を平均春分点、章動までを考慮した春分点を真春分点と呼んでいる。春[…]

照射パターン illumination pattern

電波望遠鏡の主鏡面に対する感度分布。主として給電系の設計で調整する。一般に、光学系は電磁波の進行方向を逆向きにすれば受信と送信とが対称になる(光学の相反定理)ので、電波望遠鏡では送信用の用語を受信用に転用することが多く、[…]

スーフィ al-Sufi, Abd al-Rahman

スーフィ(Abd al-Rahman al-Sufi;903-86)はペルシャの天文学者。アブドゥル・ラフマーン・スーフィーまたはアゾフィとも記される。テヘラン郊外で生れ、ブワイフ朝時代に宮廷天文学者として活躍した。プト[…]

西矩 western quadrature

矩を参照。

接触連星 contact binary

連星のうちで、二つの星の距離が星の直径程度より小さいものを近接連星というが、その中でも距離が極めて近く、お互いの表面が接触しているもののこと。ロッシュモデルも参照。

CERN CERN (European Organization for Nuclear Research)

欧州原子核研究機構のこと。

SOAR SOuthern Astrophysical Research Telescope (SOAR) 

チリのセロトロロ汎米天文台に2003年に設置された口径4.1 mの光学赤外線望遠鏡。アメリカ(国立天文台、ノースカロライナ大学、ミシガン州立大学)とブラジルが共同で建設した。 セロトロロ汎米天文台は2019年にアメリカ[…]

速度場 velocity field

一般に連続体内部で個々の部分が異なった運動をするとき、その速度の分布を場所の関数として表現したもの。たとえば、銀河内部では恒星や星間ガスがさまざまな運動をしている場合、これを場所の関数として表現すれば、銀河内部運動の速度[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

超新星 supernova

大質量星や中質量の近接連星が起こす大爆発により突然明るく輝きだす天体。夜空でそれまで星の見えなかった所に突然明るく輝く星は新星と呼ばれているが、新星のなかで特別に明るいものが「超新星」と分類されるようになった。その後の研[…]

超新星1987A supernova 1987A

SN1987Aを参照。

超新星残骸 supernova remnant

超新星爆発の後に残された星雲状の天体。英語名から作った略語のSNRと表記されることもある。爆発時に吹き飛ばされた恒星の外層は高速で膨張して、周囲の星間物質(星間ガス)との間に衝撃波を形成し、ガスが高温に加熱されて、数万年[…]

超新星爆発 supernova explosion

超新星を参照。

ツェルニケ展開 Zernike expansion

円盤に対する完全直交関数系としてツェルニケ(F. Zernike)が導入した円形多項式。任意の光学系の波面収差(波面誤差を参照)を、ティルト、球面収差、非点収差、コマ収差、三角収差などの基本成分の重ね合わせとして、記述す[…]

月 Moon

月は地球を周回する衛星である。平均距離は38万 kmで、これは地球の重力圏の半径(ヒル半径)の約4分の1、太陽までの距離の400分の1である。月の半径は1738 km、扁平率は1/776で地球よりも球に近い。質量は7.3[…]

月の位相 lunar phase

新月から次の新月に至る月の満ち欠けの様相のこと。直前の新月からの経過時間を日の単位で表した数値を月齢といい、0 から約29.5までの値をとる。月齢のことを月の位相という場合もある。月と太陽の黄経の差が0°、90°、180[…]

月の満ち欠け waxing and waning of the moon

月の位相のこと。 2022年の元日から大晦日までの「月の満ち欠け」の様子を1時間間隔で再現した約5分間の動画。月までの距離(中央の横線)の単位は地球の直径(28と32はそれぞれ約356,400 kmと406,7[…]

等輝度線 isophote

単位表面積あたりの光度(表面輝度)が一定のところを結んだ線のこと。天体の表面輝度分布を等輝度線で表した図を等輝度線図、あるいはアイソフォトという。