天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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可干渉性 coherence

2つ以上の波動が同一地点に同時に到達する場合に、それらの間で干渉現象が見られる場合、これらの波の間には可干渉性があるという。単に干渉性という場合もある。英語のコヒーレンスをそのまま用いることも多い。定量的には、周波数ない[…]

火球 fireball

流星のなかでも極めて明るいもの。流星と火球の境界にはさまざまな定義が使われてきたが、2017年に国際天文学連合のF1委員会(流星、隕石、惑星間ダスト)が、関連分野の基本用語の定義や解説を採択し公表した。そこでは100 k[…]

核宇宙年代学 nucleocosmochronology

宇宙年齢に匹敵するほど長い半減期を持つ放射性元素を核時計として用い、古い世代の星における元素組成から宇宙・銀河・恒星などさまざまな天体の進化史を研究する学問分野。トリウム232(232Th; 半減期140.5億年)やウラ[…]

角運動量保存則 law of the conservation of angular momentum

外力が働かないか、外力が中心力の場合、角運動量の値が一定のまま変化しないことを述べた法則。角運動量とは、天体の位置ベクトルを $\boldsymbol {r}$、運動量を $\boldsymbol {p}$ とすると、$[…]

核ガンマ線 nuclear gamma-ray

原子核が放射性崩壊を起こす際に発生するガンマ線のこと。天文学では 26Al (アルミニウム26)が半減期約100万年で逆ベータ崩壊するときや軌道電子捕獲する際に生じる1.8 MeVのガンマ線が有名。大質量星の中には 26[…]

角距離 angular distance

角度で表した2点間の距離のこと。2つの天体A, Bがあり、観測者をOとすると、$\angle$AOBが角距離である。 天文学では普通、天球上で測った2天体間の角距離を指す。

角径距離 angular diameter distance

角径距離(角度距離、角直径距離ともいう)は、天体の実際の大きさと見かけの大きさの比にもとづいて定義される距離である。座標距離 $r$(赤方偏移 $z$)に大きさ $D$ の天体があり、その見かけの広がりが現在角度 $\D[…]

拡散近似 diffusion approximation

光学的に厚い媒質中を光子が進む過程を拡散過程と近似し、媒質中の放射エネルギー流束を評価する近似法。光学的に厚い媒質中を光子が移動する場合、光子は媒質中をまっすぐに進むことができず、吸収・再放射・拡散を何度も繰り返し、媒質[…]

拡散係数 diffusion constant

衝突が確率的に起こるとき、その粒子の運動は拡散過程で表現される。 一般に粒子の速度を $v$ とすると、 平均自由行程 $\lambda$ に対応する拡散係数 $D$ は と書ける。 磁場 $B$ 中の宇宙線粒[…]

核子 nucleon

原子核を構成する陽子と中性子の総称。

核種 nuclide

同位体の区別を含めて元素をより正確に原子と区別する概念。原子番号(陽子の数)と質量数(陽子と中性子の数の和)で表現される。核図表を用いればすべての核種を見やすい形に表せる。 現在知られている物質はすべて原子からできてい[…]

郭守敬 Guo Shoujing

郭守敬(Guo Shoujing;1231 –1316)は、元朝時代に活躍した河北省出身の天文暦学者、水利事業家。元朝では従来から大明暦(だいめいれき)が使用されていたが、日月食の予報ははずれることが多くなり、世祖クビラ[…]

核図表 nuclear chart

縦軸に陽子数(原子番号)、横軸に中性子数をとってさまざまな原子核(元素)を示した図。この図の1つのマス目で指定される原子核の種類を核種と呼ぶ。 元素の化学的性質の理解に役立つ周期表に対して、核図表は原子核中の陽子と中性[…]

核スピン nuclear spin

原子核が持つ量子力学的な角運動量のこと。原子核を構成する陽子と中性子の持つスピン角運動量と、それらが原子核内部で運動することに対応する角運動量とを合成した角運動量になる。電子などが磁気モーメントを持つのと同様に、原子核も[…]

角直径 angular diameter

視直径を参照。

角度表示 expression of angle

天文学では角度を精密に測定することがとても重要になる。天球上での天体の見かけの位置は天球座標系で表されるが、その座標は角度である。それに対応して、天球上での天体の見かけの大きさおよび二点間の距離(角距離)も角度で表す。 […]

殻燃焼 shell burning

恒星の中心核周辺で、殻状の層で起こる核融合反応(燃焼も参照)。主系列段階で中心部の水素を使い果たした小質量星ではヘリウム中心核の周辺の殻(シェル)状の領域で水素の核融合が起こり、赤色巨星に進化する。また、漸近巨星分枝段階[…]

殻フラッシュ shell flash

ヘリウム殻フラッシュを参照。

角分解能 angular resolution

天体を観測するとき、2つの近接した天体を識別できる最小の角度。角度分解能ともいう。大気ゆらぎを含む観測システムの点像分布関数の半値幅またはレイリーの解像限界で表される。 角分解能を決める要因には、 1. 大気ゆらぎ […]

核分裂 nuclear fission

原子核は陽子と中性子の集合体であるが、これらは必ずしもすべてが安定ではない。 不安定核が安定な核種になる過程には以下のものがある。 1.原子核中の中性子が電子と反電子ニュートリノを放出して陽子になる(ベータ崩壊)[…]