天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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「画像説明文」に含まれる"魁北克大学里穆斯基分校毕业证成绩单教育部留学服务留信认证QQ微信1989 88881(Université du Québec à Rimouski毕业证degree offer diploma Transcript)62356372"の検索結果(3342件)

開口能率 aperture efficiency

アンテナ開口能率を参照。

回折 diffraction

波が障害物の背後に回りこむ現象を回折という。電磁波、音波、表面波や量子力学的波動などすべての波に見られる。回折効果は障害物の大きさと波長が同程度のときに著しく観察される。障害物の形状や配置により、回折された波が干渉して回[…]

回折環 diffraction ring

エアリーパターンを参照。

回折限界 diffraction limit

点光源からの光が真空中で無収差の光学系により、幾何光学的には焦点の一点に集中するときでも、光の波動の性質に伴い実際にはある大きさに拡がる。その大きさは光の波長を $\lambda$、望遠鏡の口径を $D$ とすると、 […]

回折格子 diffraction grating

光の回折と干渉の性質を利用した分光素子。平面基板上に溝を刻線した平面回折格子が多用されるが、ローランド凹球面に刻線した凹面回折格子もある。反射で使うものと透過で使うものにより、反射型と透過型がある。また、透過型の一種とし[…]

回折スパイク diffraction spike

反射望遠鏡で撮影された明るい星の像から放射状に伸びる複数の線条のこと。反射望遠鏡の副鏡(シュミット望遠鏡では写真乾板ホルダーあるいはカメラ)を支える筋交い(スパイダーと通称されることが多い)により、入射する平行光線が回折[…]

階層的集団化モデル hierarchical clustering model

軽い銀河が最初に生まれ、それらが集合合体を繰り返して重い銀河や銀河の集団ができたとするモデル。われわれの宇宙のように冷たいダークマターが物質の大部分を占める宇宙では、銀河は必然的にこのように進化する。このモデルにおいて本[…]

階段くさび step wedge

光学くさびを参照。

改訂ハッブル分類 revised Hubble classification

ドゥ・ボークルール分類を参照。ハッブル分類も参照。

解適合格子 solution adaptive grid

適合格子細分化法を参照。

回転拡幅 rotational broadening

星の自転によるスペクトル線幅の拡大。星が自転していると、観測者に近づく成分と遠ざかる成分が存在し、ドップラー効果によりスペクトル線の幅が広がる。回転拡幅関数は一般に、一様回転する球対称の星を仮定し、周辺減光(観測者から見[…]

回転曲線(銀河の) rotation curve

円盤銀河において、銀河円盤の星やガスは銀河中心の周りを同じ方向に回転している。回転速度を銀河中心からの距離の関数として描いたものを回転曲線という。多くの円盤銀河では、回転曲線は銀河中心から剛体回転のように立ち上がって数 […]

回転準位 rotational level

分子の量子力学的な回転状態を表す言葉。量子力学によると粒子の微視的状態は離散的な多数のレベルに分かれる(エネルギー準位を参照)。分子の回転運動についてもその各レベルは対応するエネルギーで区別され、それを回転準位と呼ぶ。量[…]

回転遷移 rotational transition

分子の回転準位間の遷移のこと。分子の回転のエネルギーは量子力学では量子化され、エネルギー固有値は回転量子数(角運動量の量子数)J やそれの回転対称軸への射影である K などで表される。これらの量子数の値によって異なるエネ[…]

回転楕円体 spheroid

楕円をその軸の周りに回転させてできる立体形状のこと。楕円をその長軸周りに回転してできる葉巻状の楕円体をプロレート(扁長楕円体)、短軸周りに回転してできる饅頭状の楕円体をオブレート(扁平楕円体)と呼ぶ。概略形状が自己重力で[…]

回転量子数 rotational quantum number

分子の回転エネルギーは量子力学では量子化されるが、そのエネルギー固有値である角運動量量子数のこと。記号 J で表す。一般には、その回転対称軸への射影を表す量子数 K と合わせて離散的なエネルギー準位が決まる。2つの異なる[…]

回転量度 rotation measure

対応する英語をそのまま読む「ローテーションメジャー」も広く用いられている。ファラデー回転を参照。

回転励起 rotational excitation

回転準位が励起されること。励起を参照。

ガイド(天体追尾) guiding

天体を観測するときに望遠鏡の追尾誤差を改善する手法。望遠鏡は駆動系などの不完全さから天体を完全にとらえ続けることができない場合が多い。その際に、目的の天体、もしくはその近くにある天体(ガイド星)からの光を利用して望遠鏡の[…]

ガイド望遠鏡 guiding telescope

観測に用いる望遠鏡に同架してガイドのために用いる口径の小さい望遠鏡。一般に口径が小さい望遠鏡は写野が広いため、ガイド星(案内星)を探しやすいというメリットがある。しかし、大型望遠鏡ではほとんどガイド望遠鏡を用いない。望遠[…]