天文学辞典 :ASJ glossary of astronomy | 天文、宇宙、天体に関する用語を3300語以上収録。随時追加・更新中!専門家がわかりやすく解説します。(すべて無料)

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遅延(干渉計の) delay (interferometer)

天文観測で用いる干渉計で干渉させる2つの光路長に対応する時間のこと。時間は遡ることができないので信号を記録しない限り、遅延による表現の方が本質的といえる。干渉強度は光路差で変化するので、遅延量の絶対値よりも、遅延の違いや[…]

地球 Earth

太陽系の惑星のなかでは唯一、液体の水が表面で安定に存在できる、ハビタブルゾーン(生存可能圏)にある天体である。太陽系第3惑星である地球は今のところ生命活動が確認されている唯一の天体である。質量5.97×1024 kg、赤[…]

地球温暖化 global warming

地球の平均気温が長期的に上昇すること。地球全体として、気温、降水量、地表の氷の量、気圧配置、海流や海水温度などはさまざまな時間スケールで変化している。そのうち比較的に長い時間スケールの変化を気候変動という(数年以下の周期[…]

地球型惑星 terrestrial planet

ケイ酸塩鉱物が主体の岩石と鉄を主成分とする金属から構成される惑星を指す。固体惑星、岩石惑星ということもある。太陽系では、地球型惑星には、水星、金星、地球、火星が含まれる。地球型惑星の内部構造は、中心に金属からなる中心核、[…]

地球シミュレータ Earth Simulator

1998年に当時の科学技術庁が開発を計画し、NEC社が2002年に完成した日本のスーパーコンピュータ。横浜市の海洋研究開発機構(JAMSTEC)横浜研究所に設置されている。理論ピーク性能40 Tflops(テラフロップス[…]

置閏法 formula for leap years and/or leap months

暦(カレンダー)と季節がずれないように、うるう(閏)と呼ばれる余分な日や月を挿入するための規則。太陰太陽暦では、13か月からなるうるう年を19年に7回置く章法が有名である。現在最も広く用いられているのは、グレゴリオ暦で採[…]

地心視差 geocentric parallax

ある天体について、地球の中心から見た方向と地上の観測地から見た方向の差。天体暦などに掲載されている天体の位置は、一般的には地球中心から見た方向であるので、観測者から見た方向と微妙に異なることがある。したがって、観測を行う[…]

チチウス-ボーデの法則 Titius-Bode's law

太陽系惑星の軌道長半径の規則性に関する法則。1766年にドイツの天文学者チチウス(J.D. Titius)が発表したがあまり日の目を見ず、1772年にボーデ(J.E. Bode)が自著で紹介して有名になったため、ボーデの[…]

地平視差 horizontal parallax

地心視差を参照。

チャープ波形 chirp waveform

周波数が時間的に変化するような波の形。特に重力波天文学においては、中性子星あるいはブラックホールからなる連星が衝突して合体する際に、振幅と周波数が徐々に大きくなっていき、合体直前に急上昇するような重力波が発生されることが[…]

中心核(銀河の) galactic nucleus

銀河の中心にあるブラックホールとその周囲の構造のこと。銀河の中には中心が点状に強く輝いているものがあり、観測的にはこの点状天体を銀河中心核と呼ぶ。特に、広がりに比べて明るさが通常の恒星の集積では説明できないほど明るい場合[…]

中心分子雲帯 central molecular zone(CMZ)

天の川銀河の中心付近にある分子ガス雲の複合体。英語の頭文字からCMZ(しーえむぜっと)と呼ぶことも多い。銀河面に沿って、中心から半径200~300パーセク(200~300 pc=1000光年)程度の範囲に数十pcの厚さで[…]

超大型望遠鏡 Very Large Telescope(VLT)

ヨーロッパ南天天文台がチリのセロ・パラナル山に建設した4基の有効口径8.1 mの光学赤外線望遠鏡につけられた固有名称。1998年に最初の望遠鏡が完成。各望遠鏡には3つの焦点があり、全体で12台の観測装置が装備され、さまざ[…]

超銀河座標系 supergalactic coordinate

局所銀河群とおとめ座銀河団を含む局所超銀河団の研究に適した3次元直交座標系。 天球上の大円に沿って明るい銀河が分布する(図1)ことから、天の川と銀河系の類推に基づいて、それらの銀河は扁平な形状をした集団になっていること[…]

超銀河団 supercluster of galaxies

銀河の集団である銀河団や銀河群が、複数個以上連なった大構造のこと。およそ1億光年程度以上の大きさを持つ。フィラメントと呼ばれるブリッジ構造を介して連なっている。大規模な銀河の赤方偏移サーベイなどによってその存在が明らかに[…]

超高光度赤外線銀河 ultra luminous infrared galaxy(ULIRG)

エネルギーの大半を赤外線で放射していてその光度が太陽の1兆倍を超える銀河のこと。英語の省略形ULIRGがそのまま使われることもある。それより一桁小さい1千億倍以上の光度をもつ銀河を高光度赤外線銀河(LIRG)と呼ぶ。これ[…]

超光速運動 superluminal motion

みかけ上、光速度を超えた速度で運動しているように見える現象。ある天体が、光速度に近い速度でわれわれの視線に対して斜め方向に近づきながら、電磁波を放射している場合、視線に垂直な天球面上で、その物体があたかも光速を超えて運動[…]

超コンパクト矮小銀河 ultracompact dwarf galaxy

天の川銀河(銀河系)の最大の球状星団より大きいきわめて表面輝度の高い矮小銀河。典型的な大きさは、球状星団が2-3パーセク(約10光年)であるのに対し数10パーセク(約100光年)、また明るさは、球状星団が太陽の100万倍[…]

超大光度X線源 ultraluminous X-ray source

非常に強いX線を放射するコンパクト天体。超高輝度X線源とも言う。近傍の渦巻銀河の腕の部分には、異常に強いX線の点源がしばしば存在することが、1979年に打ち上げられたアメリカのアインシュタイン衛星で発見された。それらは連[…]

直接撮像法 direct-imaging method

太陽系外惑星の検出方法の一つ。惑星よりも数桁明るい恒星の光をマスクで覆い隠して恒星のすぐ近くにある暗い惑星を撮像観測または分光観測する。一般に、明るい天体のすぐ近くの暗い天体を観測可能にする技術を高コントラスト(あるいは[…]